人狼議事


226 【突発誰歓】君の瞳に花咲く日【RP村】

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【人】 トレーサー キルロイ

[シーシャが記録を止めてしまった想いの全てを、
知ることは無いけれど。
―――続きがない絵本は、悲しいから。
>>45一冊完成すれば、プレゼントする心算だったんだ]

 ………あれ?

[そうして、漸く男は気づく。
ケイトの台詞>>215とその本の表紙を見て、漸く。
彼女が借りていたのが、彼の"絵本"だということに]


 す、捨てるなら俺が貰う!


[元の持ち主の手に渡った本>>220が、
果たしてどうなるのか分からなかったけれど。
彼の言葉>>221を聞けば、反射的に慌てた様に立ち上がった]

(225) 2015/06/08(Mon) 22時頃

【人】 トレーサー キルロイ


 …ゴミだし駄目、絶対。

[何処までが本気の会話か分からなかったが、
今のメルヤの言葉>>228には妙な力があった。
狼狽しながら、必死の表情で首を横に振っていると。

逆に助け舟>>229を出して貰って、
ほっと安堵したように表情が緩んだ。
後は祈るような眼差しをシーシャへ向けて、
彼の返答を待っている]

(230) 2015/06/08(Mon) 22時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

[日記を渡すかはシーシャが決めることだ、
というケイトの言葉>>232はもっともだと思った。
無理強いは出来ないと、思っていた。
だから意思を示した後は、ひたすら祈って―――]


 ……………ありがとう。


[本を手渡してくれた相手の顔が酷く苦しそうだったから、
喜びに笑顔を浮かべるようなことは出来ず。
それでも捨てずに本をくれたことに、心から感謝した]

 分かった。絶対、持ってこない。
 
[低い囁きに、真剣な表情のままで頷く。
大事にする、とはとても相手の前では言えなかった。
ただ、上手く動かない両手の指先で、
大切そうに本を支えていた]

(241) 2015/06/08(Mon) 23時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[纏わり付くような緊張感を振り払うように。
一度小さく、息を吐いた]

 そろそろ俺、自分の部屋に戻るよ。

[シーシャへの宣言通り、
本を置いてこなくてはという思いもあり。
それから表情を崩して、にこりと笑みを浮かべた]

 二人とも、ありがと。
 騒ぎは驚いたけど、久しぶりにちょっと楽しかった。
 もう一回同じこと、は勘弁だけど。

[口に出した言葉に嘘はない。
ケイトリンはどうするかと問うような視線を向けた後、
いずれにせよ自分は一度場を辞するだろう**]

(246) 2015/06/08(Mon) 23時頃

トレーサー キルロイは、メモを貼った。

2015/06/08(Mon) 23時半頃


【人】 トレーサー キルロイ

[記録を"ゴミ"だというシーシャ>>250に苦笑しつつ、
少し苦労しながらその本を上着のポケットへ仕舞った]

 ――――…分かった、"また"な。

[手を振って去っていく彼>>251を仰ぎ見て、
少し休んでから行くというケイトリンへ>>253と頷いて。
…彼女の身体は心配だったが、
メルヤ>>256が傍に居るなら大丈夫だろうと。

短く別れの言葉を"また"と告げて、自室へと戻って行く*]

(267) 2015/06/09(Tue) 00時半頃

【人】 トレーサー キルロイ

―自室―

 …………つッ。

[自室に戻って扉を閉めるなり、
寝台へ辿り着くことすらなく床に座り込む。
だらだらと冷や汗が頬と背を伝っていく。

帰り道、一人になった頃から痛みは自己主張を増して。
昼間に多目に薬を飲んだのは、正解だった。
たかが痛みだ。…たかが痛みじゃないか。
自分に言い聞かせようとしているにも拘らず、
それに抗うことのできない自分が、酷く情けない。

――無駄にできる時間なんて、もう無いのに]

(309) 2015/06/09(Tue) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[床に転がったままのアレキサンドライト>>99が、
電灯の光を受けて深緑色に揺らめく]

『記憶が形として残るのは少しだけ、
 羨ましい気もするわ』

[脳裏に過るのは、先ほどのケイトリンの言葉。
――彼女の記憶だって、煌く欠片達として残っている。
其処に文字や記号はないけれど、
その思い出をずっと忘れなければ、永遠に。

……先程伝えようとして、伝え損ねてしまった。
また次に会う時に、言えるだろうか。
次に―――…、そう、"次"に、逢うときに]

(310) 2015/06/09(Tue) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[緩慢な動きで立ち上がる。
睨むように棚を見つめつつ、覚束ない足取りで近づき]

 っが、頑張れ、俺……。

[ポケットから絵本を取り出すと、
自分の描きかけの絵本の隣に丁寧に並べた。
それからケースから多目の量の薬を取り出して、
水もなしに飲みこんだ]

 はー……。
 さて、問題は、此処からなんだが―――…

[痛みによる消耗を感じつつも、
このまま横になってしまおうとは思わない。
まだ白い頁の残るスケッチブックを手に取ってから、
仕舞い込んでいた絵具を取り出して。

がたん、と半ば重力任せに椅子に腰かけた]

(311) 2015/06/09(Tue) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[分かってはいたことではあるが。
筆を持とうとしても、二本の指先では震えが治まらず。
特に痛みが引き切らないままでは、線すら描けそうもなく]

 ……こ、これで、どーだ。

[だから指先に絵具を付けて、直接紙に色を乗せる。
どうやら先程までよりは少しマシそうだ。
ゆっくりと、ゆっくりと、描き進めていく。
冷や汗は止まらないし、
痛みに腕が乗っ取られているような感覚はあるけれど、
それでも不思議と、頭の芯は冴えていた。

描きたいんだ。
絵を描くのは好き。
それで誰かが喜んでくれるのは、もっと好き。
――"君"が喜んでくれるのならば、其れは]

(312) 2015/06/09(Tue) 02時頃

【人】 トレーサー キルロイ

[次第に輪郭を持っていく、白い頁の上に乗った色。
彼女の姿なら、瞼を閉じればいつだって思い出せる。

次第に痛みは、麻痺したように遠く。
代わりに腕が酷く重くなってくるけれど、手は止めない。
速く。少しでも速く。
完成した絵を、君に見て貰いたいから**]

(322) 2015/06/09(Tue) 02時頃

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