65 In Vitro Veritas
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[>>370 面に現われている感情は、酷く素直なもの。 鏡のようだ、と思ってしまう。 少しだけ、奏でたことを後悔、した。]
……大体、 君の聞きたいことは答えたかな?
俺にとっては仕事だけど、 他の人にとっては遊びみたいだものだから。
そろそろ下の様子を見てくるべきかな。
[大丈夫か、とでも言うように、 その硬直したままの顔の前で、ひらり、と手を振る。 白くしなやかな――“コーダ”とは違う指先]
(376) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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>>376
――……はい
[聞きたいことに、にはそう答える。 聞けてないこともあるけれど、今は、そんなことより、 自身に襲いくる、重い空気に押しつぶされそうになっている。
俯いて、でも、それでも、と礼をする。]
ありがとうございました。
[心に溜まるのは、相反した想い。 身体中、巡り、それは、頭を最後に何度も殴るよう。 そう、
苦しい。]
(377) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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セシルは、コーダは、そのまま、くらりと、身体傾ぐ。
2011/09/30(Fri) 01時半頃
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[もう一人の人影には気づいていなかった。 ヤニクのクローンであろう、ニックの顔をはっと見上げる]
とりあえず、14にわけちゃおう。 まとめるのは簡単だから。
[少しの沈黙の後そう言って、黙々と食料を分け始めた**]
(378) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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/(^o^)\みんなオフてしもてる。
しろさああああああああああ ぺろぺろ
(-97) 2011/09/30(Fri) 01時半頃
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セシルは、傾ぐ体に、驚いて腕を伸ばす。
2011/09/30(Fri) 02時頃
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――……あ
[伸ばされた手、それは、肩に触れた。 心が重くて、くらり世界が回ったなど、それまでに経験したことはなく…。 セシルと同じ飴色の髪、偶然にも長さは同じくらいのそれも小刻みに揺れて、動揺を表していただろう。]
(ペナルティはいけない)
[結果、少しだけ、その手に体重はかかったかもしれないが、反射的に膝を曲げて、 酷く身体を打たないように、そして、セシルにも負担をかけないように、彼は床に沈み込む。]
す、すみません……。
[掠れた声は謝罪を告げる。]
(379) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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[しばし、階上から聞こえてくるらしき旋律にぽかんとした後。]
なんだコレ、すげェ。
[音楽など知らないから、感想を述べる言葉は持たず、それでも何やら圧倒される気が、した。 誰が演奏しているかも知らないが、口を開けたままで、終わるまでそれを聴いていた。
それから、とりあえずは、非常食料を十四の小袋に分け終えて。]
そんで、コレをどうやって分けっか、だよなァ……。 つっても、我慢しろったって、腹ァ減るのはそういうワケにもいかねェだろ。
[蛯江のクローンの方を見やる。 持ちきれないため、黒田や蛯江にも持ってくれるように頼むと]
……ま、他のヤツらとも話し合おうぜ。
[誰かオリジナルの姿はないかと、きょろきょろ辺りを*見回した*]
(380) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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>>363 美味しいなら良かったわ。 ……これはね、チョコレートって言う嗜好品。
[そこまで言いかけて、嗜好品をどう説明したものかと一瞬悩み。 悩んだ末に、抱き寄せるようにすると唇を合わせた。]
こんな行為にさ、意味は薄いかもしれないけど。 これはこれで気持ち良いじゃない? チョコレートもさ、他の固形の食べ物よりもお腹の持ちは悪いけれど。美味しいでしょう?
[上手く説明は出来なかったが、彼女にはなんとか伝わるだろうかと目を見ながらそんな事を話し]
(381) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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[触れた肩、腕に体重はほとんど伝わらぬまま、 “コーダ”はその場に膝を曲げて沈み込んだ。 小さな震えは見えたけれど、それが何を意味するのか]
……気分が悪いのか? なら、少し座って休んでろ。 病院だから、横になる所もいくらでもあるしな。
[とりあえず今度は立ち上がらせる為に、手を差し伸べた。 震えは――単純に身体的なものと解釈された、 彼の中で何かが起こっていることなど、知らない]
(382) 2011/09/30(Fri) 02時頃
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セシルは、コーダは差し出された腕に、顔をあげる。
2011/09/30(Fri) 02時半頃
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>>382 [ひどく、衝撃を受けた心に、 その手は、
また誰かを思わせながらも、 でも、おそるおそる、伸ばしてしまう。]
(383) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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ああ
[交錯する。]
(*32) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[羨望と嫉妬]
(*33) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[それは、歪んでいく。]
[そう、こんな目に合うのは、 こんなオリジナルに激しい劣等感を持つクローンは自分だけで十分だ。]
(*34) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[そう、規則正しい生活。 何も知らずに仕事をして、
そして、話して、食べて、眠って…。]
(*35) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[それはとても幸せだった。]
(*36) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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(ニック
自分も彼らを壊すよ
そう、オリジナルを知ることは、
クローンには絶望だ。)
(*37) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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(心を壊される前に、
壊そう……。)
(*38) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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(自分はもう、壊れてしまったから)
(*39) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[ゆっくり伸ばされた腕をとりあえず引き上げる。 雨宮セシルにとっては、ごく普通の行動だ。 それから、誘うようにスタッフルームの奥へと視線をやる。 どこでもいいから座ってればいい、と]
――………、
[視線を巡らせれば、いつの間にか。 牧野とリーネの姿があった、隣合って座る。 今はそこに穏やかな空気があるのを知れば、 双子のように見えて――自分と彼もそんな風に見えるのかとふと思った。]
じゃあ、俺は下見て来るから。 あ、……あれには触るなよ?
[ヴァイオリンケースを示してから、背を向けた]
(384) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[心に渦巻いている、それは 打ち砕かれたガラスの山にも似ている。
そう、それは、炉に入れてしまわないと、 溶かして、わからなくしてしまわないと……。]
(385) 2011/09/30(Fri) 02時半頃
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[引き上げられた腕、 その体温は、自分のものか。
その腕は、手は、指は、
この一時にいろんなことを教えてくれた。]
はい………。
[言われたことには従順に返事をする。
でも、もう、その心は、 身体より先に壊れてしまったけれど。]
(386) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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[わたしとおなじかおが、こちらを見る。>>350 赤毛とニックのそっくりさんもいる。
ぐう、とおなかが鳴って気づいた。 ああ、あのひとたちは、わたしたちに食べさせない気なのね。
――元より、まだチャイムが鳴ってないから、わたしたちは食べることを許されてないんだろうけど。]
(387) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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[おなかすいた。
ちゃんとしごとしたのに。
おなかすいた。
しごとで失敗したことなんてないのに。
おなかすいた。
ああ、わたしも。 動かなくなっちゃうんだろうか……――?]
(388) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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― B1階・スタッフルーム ―
[そして、セシルが去ったあと、見つめているのは、そのバイオリンケース。 そこにしまわれた旋律は、鮮烈に心に刻まれている。
きっと、それは、雨宮セシルとしての才能の欠片なのだろう。
心の中で、寸分たがわず、一度しか聴いてないメロディが再生し続けている。 一本の弦が織りなした、その旋律は、コーダの中で繰り返される。終わろうとしたときには、また戻り、また戻り、また戻り、反芻していく。]
(389) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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[そして、去りゆくセシルの背中が消えたあと立ち上がる。 そこに見えたマキノセンセイとリーネにも、礼をしたあと……。
ふらりと…どこかへ。]
(390) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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[心の旋律に最終節のマークはつかないまま**]
(391) 2011/09/30(Fri) 03時頃
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セシルは、そのまま階下に下りれば倉庫の方へと向かって
2011/09/30(Fri) 03時頃
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音楽……?
[いつものとは違ってゆっくりだけど、確かに音楽。 ごはんもまだなのに、運動の時間なのかな。 動いたら、余計おなかがすくってわたし知ってる。 でも、音楽は、運動の時間だから。
手を伸ばす。 爪の先までぴんと伸ばす。 足を蹴り上げる。高く、高く。 つま先立ちして回る。 1回、2回、3回……
ぐちゃぐちゃになったヨルのそっくりさんの横で、音楽が終わるまで、わたしは踊った。
おなかがすいて、「くるしい」。 あのひとたちの食べ物をほしいと思ったら、「ばつ」が来るのかな。
おなか、すいた――――――**]
(392) 2011/09/30(Fri) 03時半頃
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[ここに飛ばされてから、どれくらい経ったのだろう。 アナログの時計のことを思い出したけれど、 時間を見るのを忘れていたから、役にはたたない。 午前か午後か、外が見えなければそれもわからず。
地下2階に降りれば、 漂う血臭のことを――彼女の亡骸を思い出す。 時を意識して、感じたような気がした空腹は、 胸につかえるような気分の悪さに飲み込まれる。
うつくしい音の世界から、 現実は酷くかけ離れている。
―――これが罰であるのなら、 裁かれるべき罪人はヨーランダの他にもいるのだろう。 ぼんやりと、そんな思考が過ぎった**]
(393) 2011/09/30(Fri) 03時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/09/30(Fri) 03時半頃
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/* ホリーペアはただでさえ出現時間少ないのだから現在軸絡みを優先させたほうがいいんじゃ……。 注意をするべきか微妙なラインだなあ。一応現在軸に顔出してないわけじゃないし。
あとボツ。
思えば、こんな風に他者から触れられるのは随分と久しい。性の葛藤のせいで男友達も女友達もいなかった。中学はスカートが嫌いで半不登校のような状態で、高校は私服可の学校に行ったけれど常に男の格好をしていた青年はやはり周囲から浮いていた。
(-98) 2011/09/30(Fri) 04時頃
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―回想・B2生ごみ処理機前→現在― [いつの間にか牧野のクローンもやってきていて。 当たり前だが似ているなと思っていた矢先。
二人のクローンが"ロボットが来ない"と口にする>>314>>315。 その言葉に漠然と嫌な予感はしたが、牧野は手を洗いに行ってしまった。
医者ではない青年は手洗いと言われてスタッフルームではなく洗面所――B1にある女性用トイレを思い浮かべていた。 B2にもトイレがあることはまだ知らないので、トイレで手を洗うのだろうと。 つまり、"男"の自分には入れない領域に行くのだろうと。 そう思ったが故に、見送ってしまう]
(394) 2011/09/30(Fri) 04時頃
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――っ、ああ、検死は終わったみたいだ。 ……話?
[ネクが話があると、青年の肩に触れる。 反射的に振り向いてしまい、彼女の顔を視界に入れてしまって。やはり女の顔をしていることに生理的な拒絶感が浮かぶ。 が、青年自身少し慣れてきたのか初めて見た時よりはその嫌悪は少し和らいでいた。
それは、ネクに好感を抱き始めたというよりは、この状況でいつまでも自らのクローンに嫌悪を持ち続けてもいられないのだろうという諦観だったが]
話なら、此処でも。
[いいんじゃないか? ……ああ、でも、ちょっとだけ椅子に座って休みたいかもしれない。 いつまでも遺体の傍にいるのも気が滅入るだけだ。
そんな曖昧な態度を取っていれば、>>338彼女に腕を取られただろう]
(395) 2011/09/30(Fri) 04時頃
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