25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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>>@36
[そして近寄ればわかる。 その手が指が、透けている。
それは、ありえない。 生きている人間ではありえない。]
――……明?
[でも、名前を呼ぶ。一回じゃ足りなくて何度か呼んだ。答えるまで。]
お前……まさか……。
[その先、つむげず、止まる。]
(243) 2010/08/07(Sat) 20時半頃
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/* あ。きえちゃった。どうしようかな。
一寸無理繰りだけど、狼2COで別々の場所で殺せば 行けなくもない気がするんですよ。 霞んが大丈夫であれば夜光表で喰って貰って、 そのあとに私が遠慮なく邦夜を喰うというですね。
どうだろう。ちょっと霞たんにご相談。
(-87) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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手妻師 華月斎は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 21時頃
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……はい。
[扇が置かれる音がする。 青年は己が今太刀を抱えているのもあり頷いてから 寝台の淵に座りなおす。]
………記憶に、ない……
[傷の様子を言われれば、先ほど触れた感触から そのような傷だろうと思いつつ 傷をおった経緯がわからず零して]
…………主が居るところに花はある… あの人が、いるなら例え生き穢くても、生きる…
……すまん
[零れ耳に届く嘆息に、 居た堪れなくて一つ謝罪を落とした]
(244) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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/* >>@36 日本語がおかしかった。 本郷様とイアン殿は本当に殴り愛ですね(*ノノ)
私も泥沼怨霊化するつもりだったんだけど、 セシルは泥沼りたくないっぽいみたいだしなー。
(-88) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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[袖に指先を仕舞い込む、 幾度も呼ばれる名に、目蓋を伏せる]
―――……、
[こちらから呼ぶ声に、 ゆらぐ気配は引き戻されて]
主様――…、 いえ、少しばかり暑気にあたりまして……
[伸ばした指先はもう、揺らぎはない。 けれど、先ほどのそれが幻ではないこと、主に確信は出来ただろう]
(@37) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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/* こんな時に私は何で葉っぱ隊の動画見てるんだろ…
(-89) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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[りん、と。 聴こえた音は華月の言葉に同意を示すのか それとも――…]
…ここまで己は小さくはないと。 華月に文句を言いそうでもあるな。
[そう言って笑う。 頑固な花達だと。其処を好ましく思い選んだから。 譲らぬ華月に主は愚痴れど、叱ることはなく。]
(245) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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―――…、
[僥倖、その言葉には黒檀は大きく開かれて。 花主の顔で笑もうとして、上手くいかなかった。 困ったものを見るように、笑む花を見つめて]
お前が刀を持参するのが一番賢い。 腰にでも巻きつけて来るといい。
―――…行け。
[送り出す顔は何かを堪えるように伏せられる。 浮かぶのは哀しみだったのかもしれないし、 喜びだったのかもしれなかった。]
(246) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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―庭―
[>>@16大丈夫かという虎鉄には無言で頷いた。 了を得てありがとうと横を抜けようとした所に届く虚の声]
虎鉄殿、何…?
[ざあと風が吹いてゆく。 その後には誰も居ない。最初から誰もいなかったのように。 振り向いても木の下で一葉が舞っていただけ。
虚ろの風にあてられたか。 記憶は途切れて今、視線の先には邦夜の姿。 笛を構え、昨夜と同じ曲を吹いた。息が途切れるまで一気に]
(247) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 21時頃
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[黒い上着をもテーブルの上に置くと太刀を恐れることなく近づき、 腰かけたイアンにゆっくりと近づくと傷の見聞をする。 明らかに引っ掻き傷、蚯蚓腫れ。呆れたように溜息が出た]
…これだけ派手にやっておいて記憶にないとは、まったく。
[血の匂いに、眩暈がする。 昨日は喰らうことを選ばなかったので、酷く餓えていた。 緩く頭を横にふって堪えると薬箱のようなものはないのかと尋ねる]
それが、お前の答えか。
[傷口を見ていた指先をそっと自分のほうへと引き寄せる]
そう、か。 其れがお前の答えなら、……私は、花主を廃業することにする。
…迷惑をかけたな。すまなかった。
[そう告げて、男は花から一歩距離を置いた]
(248) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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―B棟側渡り廊下― [服の代えを取りに戻る途中。 ふと、立ち止まる場所が在った。 窓から見詰める青。漂う鳥の色は今日も白。]
……死んで唯の胡蝶になったら、一緒に飛んでくれへん?
[生前鵠にかけた言葉。それによく似た言葉。 紡いだ場所は、初めて唇を合わせたその場所で。]
やけど、生きているうちは、わては花でもあるから。 鵠さんと一緒に、朧様の双花であろう思う。
[華月として、鵠が花であった証に。]
鵠……―――
[それでも2人になれば、胡蝶が強く。 情重ねた人の名を呼び、彼の人の代わりに鈴に唇を寄せた。 近くに人あらば、その様を見ることもあるかもしれない。]
(249) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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懐刀 朧は、紙の蓮の花に触れ―――…鈴の音は、華月と共に消え聴こえない。
2010/08/07(Sat) 21時頃
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私の声が……聴こえるのなら 其れは生者としてはおかしな事
[白い鳥の視線はあちらへ。 答えが無くとも冬も花も気に留めず 現世留まる亡者を見る。 己の投げかけた言の葉は、 思うよりも随分広がったようだった。 主の傍にありながら、彼らの様子が手にとるように見える ここは、狭間]
黄泉が手折りた 花ひとつ うつつの月に 迷い染まる
(+69) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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あちらの虎鉄と謂う花も ……同じ?
[呟きはあやふや 彼については、人食いの花は聞いて居らず]
(+70) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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―庭―
[笛の音は舞台で鳴らすようには響かない。 ただ風と共に流れて。邦夜の周囲を回って。 昼の光の中では目立たない、光の欠片を残す]
…っ。
[眩暈と耳鳴り。笛を下ろして肩で大きく息をした]
(250) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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[目覆う青年には何故衣擦れの音が?と思っても それが上着の置かれる音とはわからない]
……ないものは、ない、のだからしょうがあるまい
[耳に触れられるくすぐったさに、微か肩を震わせ ただ、問われたことには、返答に窮しつつ零す
薬箱は獣を狩る最中怪我することも考え 簡単な者が荷物の中にあると答えた]
……あの人が、ある、とわかった以上は
……花主、廃業………? 本郷?
[己の血の臭いがそのような効果を 本郷に与えるとは知らぬまま、 様子のおかしい本郷の言葉に、 声のするほうに首をかしげた]
(251) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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/* だから。紙の蓮って何やねんくそう。 絶対今日部屋いったる。何なのか問い詰めてやる。
でもその前に華月に先越されr
(-90) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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懐刀 朧は、憂い色は何か思い耽るように、常と同じく窓縁に頬杖着いて外を仰ぐ。**
2010/08/07(Sat) 21時頃
懐刀 朧は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 21時半頃
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[主に何もできなかった己は―――なんて、無様な生贄だと。 すまない、と幾度目か謂って。
ふいに、聞こえたのは蝶の声]
――――…飛ぶ
[俯いていた鵠が 少しだけ、顔を上げる。]
…飛びたい…な…
[鈴の音に、重なる。]
(+71) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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>>@37
明……そうか暑かったか。 じゃ、戻るぞ。
[そして、倒れ付した明を抱えようと手をかける。 それは、幻、そう思わないように、そう思わないように手を伸ばす。]
明…来い。
(252) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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手妻師 華月斎は、庭より聴こえ止んだ笛の音に、ふと気が付き様子をうかがう。
2010/08/07(Sat) 21時半頃
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……ん。
[いつの間にか転寝をしてしまっていたらしい。笛の音に目を覚ます。]
……夜光?
(253) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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まったく…都合が悪い事は忘れるなんて子供じみたことを。
[荷物の中、と聞けば断りを入れてから荷物を探る。 水でぬらした手拭いで軽く傷口を吹き、薬を塗り付け 其処に綿紗を当てて包帯で止めてテープで止める。 男が離れたのは、その一通りの作業を終えてからだった]
獅蓮を失って、五年経って。漸く欲しいと思えた。
でもそれがお前の答えなら私は───僕は、これ以上お前を望まない。 きっとこの先、今以上花として迎えたいと思う者もいないだろう。 だから。花主を辞める。
…だから、さよならだ。
[首を傾げるイアンの頭を一つ撫ぜて テーブルに置いたものを手にし、袖に腕を通せば今まで通り。 そして靴は扉へ向かおうと踵を返した]
(254) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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[元々住む世界が違う] [彼は狼を憎んでいる]
[きっと、これで良かった]
(-91) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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[伸ばされた手に、手を重ねるを躊躇う。 存在が揺らがぬようにと、願う。 この身を縛るが妄執であったとしても、 ――いま少しだけ、と]
……はい、お傍に。
[その手に引き寄せられて、現世に立つ。 うたがきこえる、狭間の歌を、振り切って]
すみません、大丈夫ですから。 主様こそ、お疲れでしょう? 暇なきことはわかりますが、少し休まれては――……
[笑みかけて、耳を掠めるそれに止まる。 鈴の音――眉根を寄せて曇る表情]
(@38) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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[漸く眸が常世と現世の狭間を映す。 ロビンの声が聞こえ]
…己たちの、こえが 聞こえる…?
[呟く。 そういえば、虎鉄は――最早あるはずのない場所で鵠の名を呼んだ]
どうして、…
(+72) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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[大人しく治療を受け、また新たな包帯が増える。 傷口に消毒液がしみた。]
……花は一人の主の元でしか咲かない
[それは例えほつれた心が惑わす幻聴でも。 青年があると思えばあるから。
優しく撫ぜる手に包帯の奥、紅を細めて]
そこまで、欲してくれたのは、嬉しかったよ ……今から、舞うところだった 結局本郷にはきちんと舞い姿を見せていなかった ………礼も兼ねて、最後に見ていってはくれぬか?
[離れる感触に青年も寝台から立ち上がって 靴の音にそう声をかけた]
(255) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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>>@38
ああ、そうだな。 休めればよいが……。
[手をとれて安心する。 そう、でも、わかってしまう。
この少年は、きっともう………。]
いや、休まぬ。 狼を探さねばならない。 でないとお前やセシルを危険な目にあわせてしまう。
明…お前は俺の傍にいろ。 頼りにしてるぞ。
[逝かぬように、 そう、今は一時でも逝かぬように、と思った。]
(256) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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簡単なことじゃないか。
[素っ気無い少年の硬質な声]
彼は…… 多分もう一人も 生者に非ず
……そう謂う事。
(+73) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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嗚呼、この声も届いてしまうかな。 ボクは少し喋りすぎだ。
(+74) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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―本邸・廊下―
[笛の音に、少し庭を伺うように見るも、そちらに向かうことはなく。 華月の脚は、本邸の廊下に差し掛かる。
と、視界に入るのは2つの影。]
[主の言葉を思い出す、刀を腰にでも巻き付けておけと。 刀を借りるとすれば、2つの影のうちの1人にだろう。
―――鵠を屠ったその人に。]
すまへん。 お取り込み中みたいやけど、ちいと宜しいやろか?
[間を計りながら話しかける。 ふと、明之進の影が薄い気がして、首を傾げた。]
(257) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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[―――触れたときの冷たい手。 思い出す。生けるものではあり得ない。]
…――――死んでいる、…
[そっけない声に対する答えは、殆ど吐息混じりで]
(+75) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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/*断られるに100げると
(-92) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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