204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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……――……いや。 此方こそ、……すまなかった
[ 短く詫び――]
多分、手遅れだ
[ 希望的観測は抱けない。 ]
(=8) 2014/11/25(Tue) 20時半頃
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……あなたがたに…… 手は出さないのではないかな……
それは、彼には、まったく意味が――ないもの
[見解を静かに述べて ポケットの硬さを想う。 ラルフに突き刺さっていたナイフが一振り。
気を付けてとドナルドが声かけるのを聞きながら、可能性について、考えて、いた。]
(169) 2014/11/25(Tue) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2014/11/25(Tue) 21時頃
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[フィリップの気持ちは、好きだという気持ちだと、 ドナルドが言っているのを聞いて首をかしげる]
それなら、俺も、フィリップが好きだって言うことなのかな……
[ゆるりと瞬く。 おなじような気持ちを抱いているフィリップを見やり]
……よく、わかんないけど。
[それで、フィリップが落ち着くのならいいと思う]
(-59) 2014/11/25(Tue) 21時頃
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[バーナバスが、ノックスの名前を出す。 それに対するフランシスたちの反応にゆるりと瞬き]
……フランシスたちに危険がなければいいけど。
[ニコラやトレイルを失ったノックスがどう動くのかなんてわからず。
喪失の痛みを抱えているであろうノックスを思う。 けれど、嘆いている彼はみたくはないから、居間に向かうことはせず。
彼もまた、どこかで幸せになれればいいのに、と思う]
(+53) 2014/11/25(Tue) 21時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/25(Tue) 21時頃
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―立ち去る前― [ドナルドの憤りや蟠り。>>166 それはノックスが悔いなかったもの。
殺されただけでなく、尊厳を貶められたことを悔しがっている姿に、どこかほっとした。 数日という短い時間に、異常な同族の姿を見続けたからかもしれない。]
お前らも、気をつけてな。
[指摘のとおり>>169、男とその連れよりも牙が向けられる可能性が高いのは――。]
(170) 2014/11/25(Tue) 21時半頃
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[過ぎた感情が、歯止めや抑制をものともせずに暴れまわる惨劇は、浸り続けていたいものではない。
どうか、このまま雪が止むまでの平穏を、と願う。
真白の雪で隠せない、赤の世界の終りを。*]
(171) 2014/11/25(Tue) 21時半頃
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[眠っていたのはどれくらいか。 目を開け、真っ先にバーナバスの姿を探す。
長くはなかったはずなのに、探す姿はそこにはない。 直ぐに戻ると言った声は眠りの世界には届いてなく、不安に包まれる。
置いていかないでと。]
……言ったのに。
[呟いて、掛布の上に置かれた外套>>129を掴んだ。]
(172) 2014/11/25(Tue) 21時半頃
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博徒 プリシラは、メモを貼った。
2014/11/25(Tue) 21時半頃
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[フランシスの言葉に、掠れた吐息だけ零す。 肯定するようなため息にも似たそれ。]
もうこれ以上はごめんだな。
[失うことも。失う姿を見ることも。 我が身に直接降りかかったことでないとはいえ、平気でいられるわけではない。
次に失うのは自分ではないかという恐怖は、胸を締め付け続けている。]
(=9) 2014/11/25(Tue) 21時半頃
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[醜いものは捨て去った 汚いものは、置いてきた
美しいものだけに囲まれて 光の中で、美麗な音を奏でる]
(+54) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[フランシスの見解>>169が聞こえる。 確かに、と思いながら微か目を伏せる。
バーナバスが去り際に返してくれた声>>170が聞こえ 顔を上げてから、ゆる、とひとつ頷いた。]
(173) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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―居間― [扉を叩く。>>160 血の匂いが薄くなった中からの返事を待って、扉を開けた。]
…よぉ。片付けたのか。
[ソファに腰かける幼馴染の姿。 その傍らには毛布に包まれた誰か。 問うまでもないそれには触れず、ニコラが自らを貫いた血の痕跡が拭き取られていることに僅かに緊張がゆるめられた。
さすがに血だまりがそのままであれば、平静ではいられなかったろう。]
(174) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[音はいつしか、Requiemに変わっていた**]
(+55) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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/* ノックスは、ラルフにも合わせて謝ったつもりになってたよ。 ……というか、ラルフに嫌われて殺してしまったのか、どうなのかが気になる……
(-60) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[馬鹿が、とか。 もっと連れの手綱を握っておけ、だとか。
思うことは山のようにあったはずなのに、いざ顔を合わせるとノックスの喪失の痛みに何を言えばいいのかが分からない。
ニコラが最後に詠った声を教えても>>5:505>>5:506、やはり傷つくのではないかと思えて。 メモリアルジュエリーを手掛けたことはあっても、悲しみを形に残しておけだなんて言えるはずもないまま。
湯を沸かして、茶を淹れる。
四人分。 男と、ノックスと。寝ている彼の愛し子の分。]
(175) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[ルーツが狩るだ 守るだ聞こえれば ちょっと ルーツの足の爪を見る 嘴をみる
……流石に無理じゃないかと 真剣に ルーツの足を捕まえ 指でもんでみた 嘴でつつかれた]
……ドナルドも フランシスも 素敵な歌
[上手いのだろう けれど良し悪しは 彼には図りかねるのでそうとだけこぼす ドナルドが照れ臭そうにするのは目を細めて
自分の声に関しては むしろ拙すぎるを 聞かれたのだと 今更自覚し フランシスの笑み ちらとみた後 またにルーツの羽に顔を埋め 蚊の鳴くような声が「ありがとう」と告げた]
(176) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2014/11/25(Tue) 22時頃
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―― 三階/個室 ――
[ドナルドの憤りは当初当然のようにノックスへと向いていた。 牙が疼き、喰い殺してやりたい、とそんな風にも思っていた。 けれど、それを嫌がる者がいると知れば その時は、抑える以外の道は考えられなかった。]
――…フランシス、フィリップ。 俺、さ、……ノックスが、二人に殺意向けたら この手で殺してしまうと思う。
[フランシスの見解を聞いてから考えていたことをぽつと呟く。 殺意向けれど彼に牙を向ける気はなく牙の行方はまだ知れず。]
(177) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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山を下りるんだったら、きちんと食って寝とけ。
[湯気の合間に、そんな他愛のないことを。
ニコラにずるいと言われたことも、 こんな事態にならなければフランシスがラルフの大事な思い出としてノックスを扱ったことも。 何も言う気にはなれなかった。]
(178) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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ホレーショーだったら 伝手 あったかな……
[さよならをした ホレーショーをおもいだし 寂しげに笑みながら目を伏せて ……見世物商売の最中 動物使いに 出くわしていてもおかしくないだろうと 思う けれど それを彼は学ぼうとしなくって …………今更の後悔 一つ 羽に重さ続きで暴れるルーツを両腕で抱えつ思う]
ーー…………うん
[フランシスの笑顔に見守られ ドナルドの言葉 >>156に まだ涙は残るまま こくりと頷いた 生きているのだから まだ 人であることにしたのだから]
(179) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[フランシスからジャムの音が聞こえれば そわと 夏から秋の果物の季節を過ぎれば なかなか食べられぬ甘いものに 軽く浮き足立って
ただ 場所が 場所なので近づきたくないので 貯蔵庫に行くのは任せる所存 香辛料にもこくりと頷いた]
(180) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[舌を出してこちらを見上げる彼は、どう見ても捨てイヌなのに捨てイヌじゃないらしい。 零れた唾液を指と舌の隙間に絡ませながら、ふうん?と首を傾ぐ。
赤い舌を、離して。
銀の糸の切れたとき、聴こえたのは子供みたいな謝罪の言葉だった。>>+51]
……怒ってるわけじゃないよ。
[嘘です。 でも本当です。
けど、言いたいのは。 僕が置いていったらそんな顔するくせに、自分は置いてったのは、ずるいなあ。 って、それだけ]
(+56) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[ーーーーけれど穏やかな時間はそこまで ノックとともに現れた姿 ……その言葉 >>134に警戒心露わになる
ナイフをいつでも出せるよう 下がるてと 姿勢と 復讐を遂げたのに どろりとした感情が渦巻く じっと 涙が残る孔雀石が 帽子姿に怒りを向け続けた
が >>162の言葉には ふっと背筋が凍った 始めてノックスをみた時の 十分育ったトレイルを幼子同然に扱う あの異常なまでの過保護にはじまり 様々を思い出せば ぐと 口元を引き締める]
(181) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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―ローズタンドル/居間―
[扉が開いた。
プリシラが来たら、水なりなんなり用件を叶えてやって、早くバーニィの所にお戻りと追い払うつもりだった。
あの3人が来たら、何事もなかったかのように笑ってやろうと思っていた。悲しませるのが目的なら、報復のつもりなら、そんなものに意味はなかったと。無駄にトレイルの命を奪ったのだと突き付けようとした。
けれど。]
………っ
[バーニィ。くしゃと顔が歪んで、込み上げるものがあったから。顔を両手で塞いで背を丸めた。]
(182) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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[>>+51手が取られて。 瞬きを、ひとつ、ふたつする間に感じたのは、口内の空気と舌の柔らかさ。 後、固いエナメル質に挟まれる感触]
わ、わ……っ
[キョトンとしていれば後ろに押し倒されて上に乗られて。 押し退けるまでもなく、煙のように抜け出すこともできたのだけども。 彼の見下ろす目が、あんまり苦しそうだったからやめておいた]
ん……
[首に当たる、犬歯。 歯形も残さない捕食は、一度、食らいついただけ。 ゆる、と離れる体の代わりに、ぽたりと雨垂れが落ちてきた]
なんで泣くの?
[手を伸ばして、濡れた頬を親指で擦って。小首を傾ぎ、問いかける]
(+57) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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フィリップと歌うのは楽しかった。
[ひとの声>>178に意識で返す。 素敵などと言われて照れ臭いのもあり]
フィリップもルーツも そのうち楽しく歌えるようになるよ。
(*35) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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ゆっくりした釣りだと 俺も初心者
[人間らしい釣り方に和むこと 食事の準備を手早く行わないでいいこと 何と無く贅沢な 狩の仕方だと ぼんやり思う]
…………ラルフと 早く大人になりたいね……って いってたんだけど…………
そう思うと まだまだ、きっと遠い
(*36) 2014/11/25(Tue) 22時頃
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―3F― 平穏無事に、……っていうのは 願わくば――だけれど……
[口元、手で覆って考える仕草。伏せた眼に影が生まれる。 “――もう手遅れだ。” フランシスは、ノックスとの関係性を、そう断じた。]
……――ドナルド。
[>>177 思案に暮れる視線を、ドナルドの横顔へと注ぐ]
……そう。守ってくれようと、するんだね。……ありがとう。 ――でも、それは、おれも……同じだから
[密やかにポケットに手を触れる。ラルフの命を絶つのに使われたナイフ。 ぬき去ってから、持ってきてしまっていた。 血に酔いにくい大人だからこそ、敵意を向けてくるならばかのひとの命を絶つことを、考えて、今。]
(183) 2014/11/25(Tue) 22時半頃
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[――ああ、ずいぶんな 人でなしであることだ と、
胸の内を引っ掻く獣が、 わらうのだ。]
(184) 2014/11/25(Tue) 22時半頃
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[ややあって、顔をあげる。]
――トン
[返事の代わりに、テーブルを1度、叩いた。>>174
炊事場に向かうバーニィの姿を視線で追う。 ラルフと同じ場所に立つものだから、視線を落としてしまう。
彼の居た証に、確かな好意があった証に。 何か造りたいとは思ったが、きっと彼等は爪のひとつだって、髪の毛1本だって許してくれないのだろうと思うと溜息が出そうだ。]
…… …………。
[数が、多いと始めは思った。4つ。 あの時も、よそったスープは4つだった。]
(185) 2014/11/25(Tue) 22時半頃
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慰めねーぞ。
[奪われたように、奪ったのだ。 誰かの、大事に思い思われていた命を。
それでも、ドナルドに告げたように情が枯れ切ったわけではなくて。
まだ、それでも、どうにかして生きて欲しいと思えるから。]
(=10) 2014/11/25(Tue) 22時半頃
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それは……俺も同じだよ…………
むしろ あんな奴のせいで 二人の手が 汚れるのもーーーいや
[帽子姿が立ち去る 息を吐いて 警戒姿勢を解くと 泣いてばかりの場合じゃない と 拳で自分の目元を拭う
険しい表情は ドナルドの声 >>177に さらに深まり ……いまは荷物にほおりこんだ弓 準備しておくべきか迷う
トレイルに手をかけた そのことに悔いる気持ちはなく きっとそれは ノックスに刃を向けても同様だろうと
トレイルの血の臭いで 憎悪対象の血は 悪臭だと知っているのもあり ノックスに向けるのは 獣の衝動ではなく 人間としての憎悪]
(186) 2014/11/25(Tue) 22時半頃
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