22 共犯者
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 16時半頃
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 16時半頃
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―昼・親方の家→午後遅く・村のどこか―
[戻ってきた若者の、出て行くときよりはましになった顔を見て、親方は何も言わずに飲み物だけを出した。 それにありがと、と小さく笑って口をつけて。
枕元に放置していた鉈を取りにもどる。 今迄は用心のため、だったけれど。 今度はきちんと守るという意志を持って、人を傷つける凶器を手にした]
今夜は、間違えない。
[小さな呟きをひとつ。 誰が、なんてまだわからないし。 儀式が必要なのか、続けるべきなのか、それともやめさせるべきなのかも決まってないけれど。
それでも――もう、こんな哀しいことがおこってほしくないと、思っている。
そして午後も遅くなった頃、また村のどこかをふらふらと歩いている]
(194) 2010/08/05(Thu) 16時半頃
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――決心はついたか。
[ 昨日、ラトルの娘――マーゴを生贄に捧げることに躊躇いを見せた同胞に、彼は一日の猶予を認めた。>>3:*35 その決意が出来たか、と同胞に問うているのだ。]
(*16) 2010/08/05(Thu) 17時半頃
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─ 翌日午後・広場周辺 ─ [一人、ぶらぶらと歩く。 誰を当てにというでもなく、でも誰かと話がしたくて。]
みんな、ちょっとは眠れたのかなあ。 オスカー、どうしてるのかなあ。
─ →回想・前夜の森 ─
(195) 2010/08/05(Thu) 17時半頃
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お前がどうしても殺せぬと言うのならば、俺がやってもよい。 だが、もう待てぬ。
[ 声の底に冷たい刃を秘めて、同胞に選択を迫った。]
(*17) 2010/08/05(Thu) 17時半頃
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─ 回想・前夜の森 ─
ニール?
[道連れの壮年の男に思わずそう声をかけた。 身を隠すのに使った木にもたれた彼のついたため息が 吐息とともに紡がれた言葉が 本当に辛そうに見えたのだ。]
(196) 2010/08/05(Thu) 17時半頃
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「……ん、どうかしたか、トニー」
[答えたニールの顔は、「自分は大丈夫だ」、そう言っているように見えた。]
うん……。ピッパが「見えた」んだけど。ピッパは普通にピッパに見えたんだけど。 もしピッパが「ミツカイサマ」だったら、お話聞き損ねてたんだなぁって。
お話を聞くためのいい手を考えとかなくちゃいけないや。
[大丈夫かとは、聞けなかった。]
(197) 2010/08/05(Thu) 18時頃
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[ >>183にふと遠くを見つめて、少し歪んだ笑みを顔に浮かべた ]
後悔か。そうか。
[ 続く言葉に虚を突かれたように ]
俺が、優しい? ……そりゃあ、思わぬ褒め言葉だ。ありがたく頂いておくよ。
俺は……俺も志願した身だしなァ。見届けることについての約束は出来んよ。 そもそも志願者でなくても、自由に振舞っていたい方だしなァ。約束は、どうも。肩がこってねェ…
[ 茶化すように答え、悪戯っぽい笑みを向ける ]
(198) 2010/08/05(Thu) 18時頃
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しりたい…? うん?どういうことかな。
[ 顎鬚をさすり ]
こういう状況でなければ、悩み相談くらいはお手の物だったんだがなァ。
俺の理由か。 多分、そのうち分かるか…それともわからなければ、それはお前さんには必要のない情報なんだよ。捨てちまえ。
[ からからと笑って娘の話を聞く ]
(199) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
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―自宅― [ もう来ない友の代わりに、彼が待つのは誰だろうか。 稚(いとけな)い幼子のように孤独と不安を瞳に宿して見詰めていた同胞か。 恐怖と陶酔の間で引き裂かれながら、それでも決して逃げようとしないイアンか。
やがて身仕度を終えた彼は、自宅を出て広場へと歩き始めた。]
(200) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
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[ マーゴのもつ力について納得いけば、少し考えた末に 手相を見せるように手を差し出した ]
こうかね? それとも今は無理なのか。 まぁ、必要な時に呼ぶといい。 ……生きてる間に頼むよ。
[ 今は無理だと答えられれば、少し話をしたい人間がいると 言ってその場を後にするだろう ]
(201) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
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―夕方:教会にて―
[青年記者は、ひとりで書物を読んでいた。 教会にある書庫から借りた、月の暦に関する本を。 取材ノートの横には、この村の伝承に関する本が置いてある。もう既にメモを取り終えたのか、その本の上には愛用の万年筆が置いてあった。]
……そう、か。
[何かを咀嚼するような口調で呟き、本を閉じる。 教会を去る頃、老司祭に礼をすると、]
「もし多くの資料が欲しければ、此処よりもアレクサンデル家に頼むといいだろう。あそこの家は、代々村長の遠縁だ。村の歴史に関する資料もあるだろう。」
はい……ありがとうございます。 ちょうど今日からアレクサンデル家にお世話になる予定でしたし、家主さんにお願いして、資料をお借りするつもりです。
それでは……また生きてお会いできましたら。
[小さく一礼すると、青年記者は広場へと向かった。]
(202) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
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「森を歩くのは十二人 祠へ行くのは十一人 帰ってくるのは十人 次の夜には十人 柱を廻って九人 帰ってくる八人 又の夜に八人 泉を汲む七人 帰るのは六人 寂しい夜は六人で出かけ 門をくぐる五人の中から 帰っていく四人を選んだ 最後の夜は四人 満月近づく三人 終しまいは二人 二人はお別れを言い 一人は長い永い旅に 夜明けは誰もいない」
(203) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
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「……ぼちぼち行くか。」
[そう言ったニールは、ぽんと肩を叩いてくれた。にやりと笑うと、もたれかかっていた木から離れ、歩き出す。]
うん。柊のとこまでいかなくちゃね。
[月が沈んでしばらくした頃、柊の葉を摘んだ二人は帰途についた。]
(204) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
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/* 次はオスカーを煽ってこようかなあ(・ω・。)
『ヘクターはミツカイサマなんだよ!』
(-75) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 18時半頃
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[言葉少なく、森から村への戻り道を辿る。]
そういえばさ、何十年ぶりかぐらいなんだよね、巡礼になる誰かが──いなくなっちゃうのは。 [ならば、ニールもこんなお祭は初めてなのか。]
[そんな事を考えていて]
?誰?
[視界の隅に人影がよぎったように見えた。立ち止まって、視線を向ける。]
……。 ねえ、ホリーがオスカーと離れて、別々に森の中を歩くなんて事、あるのかな。
(205) 2010/08/05(Thu) 18時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 19時頃
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[誰かを捜しているような足取りで、森の奥に入っていった。 あの横顔は、ホリーだ。 ]
──葉っぱが9枚、広場に集まるといいな。集まるよね?
[ニールはなんと答えたにせよ、柊の葉は8枚しか集まらないだろう。そう思えてならなかった。]
─ 回想・了 ─
(206) 2010/08/05(Thu) 19時頃
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―広場― [ 今日は彼が一番乗りであったようだ。 長老達や見送りの村人たちは既に広場に集まっていたが、巡礼たちの姿は見当たらなかった。 彼は、それらの人々の目を避けるように隅に座って、夕暮れ時の空を眺めていた。]
(207) 2010/08/05(Thu) 19時頃
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― 回想 >>188 ― [送っていくと言ったらテッドは妙に驚いた。 大丈夫だと強がりまでする。]
まだ少し心配だし… わたしの家も方向は同じだから。 迷惑じゃなかったら一緒に戻ろう?
[笑顔を浮かべて誘えばテッドは断らなかった。 押しには弱いよね、と内心でくすりと笑う。 良くも悪くも裏表はないし、一緒にいて疲れはしない。]
…少し物足りない気はするかもしれませんけど。
[思わず口に出た言葉を追求されれば適当に。何でもないよと誤魔化しておきます。 当り障りのない話で時間を潰し家が見えてくる頃に儀式について振ってみる。 どうやら吹っ切ることはできたようできちんとした応えを返してくるのは聞けた。]
(208) 2010/08/05(Thu) 19時頃
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お礼を言われるようなことはしてないです。 テッドが元気がないと何か変ですから?
[向けられたいつもの笑顔に微笑み返し軽い冗談とともに手を振ってその場を立ち去りました**]
(209) 2010/08/05(Thu) 19時頃
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─ 広場・夕刻 ─
[昼間には誰にも会えぬままだったので、少し早めに来たつもりだったのだが]
あれ、ヴェスだ。
[にんまり笑って、手を振りながら、長髪の青年のところに駆け寄った。何故だか、布包みを抱えて。]
(210) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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/* つまりこれはミッシェルとテッドのえrgフラグですね(黙れ)
(-76) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2010/08/05(Thu) 19時半頃
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これ、食べない?
[言って布袋の口から手を突っ込むと、取り出したのは黒パンが一つ。]
ブルーノ様が、巡礼にいった人たちにって礼拝堂に用意してるんだけど、みんなあんまり来ないから、おいらに「配ってきなさい」って持たせてくれたの。 だから食べて。
(211) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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靴磨き トニーは、ランタン職人 ヴェスパタインに黒パンを半ば無理矢理握らせた。
2010/08/05(Thu) 19時半頃
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/* >>205 トニー アレ…私、オスカーと分かれて入ったっけ…? アレ、見えてる…? 今日のことを昨日と勘違いしてるのかも? でも、霊能には透けなかったはず…アレ、何処か勘違いされてるのかも? ちょっときになるっ。
(-77) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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靴磨き トニーは、長老の孫 マーゴの分はこれ、と黒パンを一個取り出した。
2010/08/05(Thu) 19時半頃
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―夕方・村のどこか→広場―
[どこにいくとも定めずに歩いていた。 親方の家の前でわかれたミッシェル>>209の冗談を思い返して、からかわれたことを怒るべきかいつも通りなのを感謝するべきか、複雑な思いにとらわれたりもしながら。
教会のほうから広場へと向かうイアン>>202の姿が見える。 昨夜の森>>89で逃げ帰る直前に言われた言葉を思い出した]
足元や背中やら……気をつけろとか言ってたけど…… 何か知ってるのか?
[ようやく考えることができるようになって不思議そうにイアンが歩く姿を見ていた]
(212) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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/* みっせるにはカスタードパンをください(・ω・。)
[ねーよ]
(-78) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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―広場>>211― [ 急に掛けられた声に顔を上げると、よく日に焼けた小柄な少年が手を振っていた。 駆け寄ってきた少年から、差し出された黒パンを受け取る。]
ありがとう。いただくよ。
[ 唇に自然な笑いがのぼった。]
(213) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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靴磨き トニーは、若者 テッドの分もあるしねー。
2010/08/05(Thu) 19時半頃
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―夕刻の広場― [そんなことをつれづれと考えながら広場にやってきたところで、トニーの声が聞こえた]
ん? なにが俺の分もあるって?
[きょとりと首をかしげて、トニーとヴェスパタインのほうへと近づいていく]
(214) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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そうか。用意してくれてたんだ。 ブルーノ司祭にもあとでお礼を言わないとね。
[ 手に持った黒パンを一口齧った。]
(215) 2010/08/05(Thu) 19時半頃
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飾り職 ミッシェルは、広場でオスカーを探している。
2010/08/05(Thu) 20時頃
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―夕刻の広場―
……ふう。
[久しぶりに紫煙を肺に入れる。 肺から心臓、そして血管を廻り、紫煙はゆるやかに身体中を走り回る。]
今宵は8人……柊の葉が戻れば、祭は終わる……
生贄は12人…… されど……巡礼者は……
[ブルーノから貰ったパンを配るトニーの様子と、パンを手にする「生贄」の様子を観察している。]
(216) 2010/08/05(Thu) 20時頃
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[やって来たテッドにも一つ渡して、自分も一口黒パンをかじる。]
ブルーノ様は具合がこの頃あんまりよくないから、出歩くのも控えてるんだ。 みんな元気かなって。
よかったら、みんな明日は礼拝堂にきてくれる?
[お茶もあるし、と付け加えたのは、自分が飲み込む時に水気が欲しいと思ったせいもある。]
(217) 2010/08/05(Thu) 20時頃
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