204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[ラルフの視線は逃げないから、彼の肩を叩いた。 大丈夫だと示すように。]
そう……? ありがとう。
[フィリップが嘘をつくことはないと、頷いた。 すると、温泉――いや、貯蔵庫かとその方角を見やり。変わらぬ警戒の色が、今はありがたい。]
……シメオン。隣に座ってもよい?
(203) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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うん ……いいよ
[もう少しはじっこに寄ってスペースを空ける。 一人でいたくない、と思いながら一人になりに飛び出してきたのに いつの間にか人が沢山で 沢山なのは大変だ、と思ったのはついこの間なのに 今は何故だか、暖かかった]
何か、用があるみたいだったけれど…
[誰か、探してたんじゃなかったっけ、と首を傾げた]
(204) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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そうしたら 満月でも 新月でも どんなに寒い冬でも
ラルフと ずっと ずっと一緒に
[子供染みた発想 けれど 彼にとって 真剣 こんな暖かさは初めてだったから ……絶対に 守らないといけないものだと 強く強く思う 己とのことを考えてくれるラルフと]
(*45) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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/* おれずっとドナルドについてないかな ドナルドだいじょうぶなのかな すいませんねますねます……
(-65) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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………………ーー
[シメオンの前にいたから ノックスが シメオンの前に座れば 自然位置が近くなる
ここで立ち上がって 遠ざかるのも 明らかに 異質な状況と シメオンとラルフ 気を揉ませたくないから 警戒しながら……ラルフの肩に触れた時 猫が全身毛を逆立てるように 敵意を向けたことは多めに見て欲しい]
(205) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[そらされた視線が、瞳があうことに、ほっとしたように肩から力が抜ける。
ノックス>>203が肩をたたくのに、小さく笑みを返し。 シメオンと話がある様子なのをみて、ゆるりと瞬く。
トレイルを探していた様子とは違って、 保護者としての姿なのだろうかと思う]
……
[それはきいてもいいものか迷い。 フィリップの警戒を見て、そわり、おちつかなげに瞳を伏せた]
(206) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[音のないトレイルを探すのは、気配でも読めない限り 移動する可能性があるだけ、失せモノ探しより難しい。 今は貯蔵庫を出ることなど思い浮かばない。 胸の内にあるのは
生成りの布から、埃のにおい。 持ってきた紙は真っ黒に染まって もう、トレイルの声を読み取れはしない 瓶をあけて、ペン先でつつく。 インクがついたかどうか、うす暗くてわからない。
芋の入っていた箱の横で、座り込んだまま 床に広げた紙に、文字を綴る]
(207) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[シメオンに伝えようとしたことは、全て無駄になってしまった。彼に伝えていれば、何か変わっていただろうか。
空けられたスペースに腰を下ろす。 脚と脚が触れる。]
あぁ、シメオンにこれだけは、と思って。
[頭を撫でようと腕を伸ばした。 ただ、謝る為に。]
……ごめん、ね。僕は 無力だった。
[短い言葉。けれどこれで、伝わるだろう。]
(208) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[読み取れはしまい。
”ノックスは、過保護な兄 きっと、二人が一番大事
ニコラは、大きな子供 可愛くて手のかかる、残酷な”
――――弟 と、続けようとして 止めた。
じわ、と視界がかすんで、鼻がつんと痛い。 ぐしゃりと紙を握りつぶした。
よく懐いた飼い犬が突然他人にじゃれはじめた時 きっとこんな気分になるんだろう]
(209) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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――寒い夜でも、フィリップと一緒だったら。 暖かい、ね。
[届く思いに、ほわり、また暖かくなる。
けれど、ノックスが傍にいて、少し落ち着かない。 そわり、と瞳が揺れて]
…………
[傍にいたいけど、離れたいような。 そんな矛盾を抱えている]
(*46) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[動揺と混乱。 足は床に縫い付けられたかのように、その場に立ち尽くしていたが、バーナバスに強引に部屋に連れて行かれた>>194。 バーナバスが二人に向かって何か言っていた気もする。 覚えていない。
疲れた顔をしているバーナバスを見て、何と声をかければ良いのか分からない。 困ったように眉を下げ、その顔をじっと見た。]
(210) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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――俺、温泉、見てくる。
[どうしても、落ち着かなくて。 二人の会話も、聞いていたいような、聞くのが怖いような。
そんな気持ちに突き動かされて。
階段から離れる言い訳を口にして、一階奥へと向かう]
(211) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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―2F 炊事場― ……、―― 焦げたら、大変、だし ね
[>>201 冗談めかした声に、 小さく笑みを、浮かべて視線を上げる]
―― おれ?
[フランシスは緑の眼を、瞬かせる。 一瞬、息が止まったかと思ったのは、何故だ。 満月のときに感じる、背中を逆撫でするような、感覚が]
……ごめ、 ……いや、えっと……――ありがとう、 ……すっかり、大人みたいなこと、謂って。 ……いけない、な 大人なんだから、しっかりしないといけない のに
[自戒の言葉を呟く。鼻先がよるのを感じて少し首を竦めた]
……湯、使ってないから、――その
(212) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[ラルフの瞳を伏せる様子 彼は これ以上警戒を滲ませないよう 息を潜めて…………立ち上がり ラルフのそばに 一歩 近づいた
なにか プライベートな話題だったから
ふと 居間の方を見る 何か関係があることが あったのだろうか?]
(213) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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―貯蔵庫―
[きっと、 ニコラはトレイルを忘れてしまった。
もう、いなくなっても 嘆かれない。
あとは、ノックス。 彼がトレイルを忘れたなら
その時は、フィリップにお願いしよう 食事の際に発した あの声をもう一度、聞かせてほしいと。
あつい滴がほとほとと、紙におちていく。 ペンを握ったまま、膝をかかえた]
(214) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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うん…………暖炉がなくても きっと凍えないね
[同意する思いかえして
ただ ノックスが現れてから ラルフが落ち着かない ざわり 彼も 胸の奥 焦燥]
ラルフ…………一緒にいたい
[場を離れたラルフにそう思う]
(*47) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[衝動を散らす、別の方法を伝えたフランシスの言葉がよみがえる。
それを、するわけではないけれど。
まだ、衝動は、そこまで強く感じはしないけれど。 それでも、それを覚えた相手を前にして、平然としていられるわけもなくて。
階段から離れようとして]
……フィリップ。
[一歩近づいた彼を見やり]
一緒に、来る?
[居間であったことはよくわかっていないけれど。 わかる範囲ではならはなせるからと、誘ってみた]
(215) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[脚が触れてびくりと震えるが避けはしない。 それでも次の言葉を聞こうと耳を傾けていたけれど]
………何が、できたっていうの
[頭に伸びる手から逃れようと身をよじる。 凪ぎ始めていた心がまたざわめくのを感じた]
俺が無力なのは、知ってる けど ノックスさんに、何が出来たっていうんだ
[何に対して怒っているのかわからない。 もう諦めていたはずなのに、謝罪の言葉に 感情が、溢れて 慌てて俯く。 きっと今は、上手く表情を作れない]
(216) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[彼が死ななくて済むなら、食べて貰えるはず。 でも、彼の衝動は起こりやすいから
例えば、あれがトレイルでなくても 食べようとしたんだろう
――――雫の落ちる音 テンポが、上がった]
(217) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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うん。 二人でなら、きっと凍えることも、ないね。
[落ち着かない胸の奥。 それがさらに強くなる前に、と離れようとして。
フィリップの声に、視線を向けた]
――……一緒に、いてくれると嬉しい。
[声をかけられて、すこし、気持ちが落ち着く。 それでも、無理に誘うことはせず]
(*48) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[安堵し微笑み返すラルフの様子と>>206、 今にも噛み付きそうなフィリップと>>205。
不自然にならない程度に、ラルフからはすぐに手を離した。 悪い大人を増やしては、いけない。]
……あぁ、いってらっしゃい。ラルフ。
[遠ざかる姿とフィリップを見て。彼等二人だけにするのもと口を開く。]
……扉は、開けておくんだよ?
(218) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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/* 出る所ねぇな。 これ
どうしたもんか。 折角人がいるのになぁ ラルフとかシメオンとか、面と向かって色々できてないや
(-66) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[落ち着かないラルフがきになって 立ち上がって 近づきかけた時 ラルフが宣言した …………焦燥 胸騒ぎ ざわめく
けれど ラルフは 彼の名を呼んだ こちらを見た、だからーーーー]
ーーー………………うん
[迷いなく 一つ頷いて 同行の許可に目を細め 決めた ]
(219) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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今は焦げない位置に置いてるから大丈夫。
[宛がわれた額の温度が離れるを少しだけ名残惜しく思う。 上がる視線認めればゆるく目を細めてフランシスを見詰め 尋ねるような確かめるような上がる語尾に首肯する。]
――…血族の、本能さえなければ 一般的にはもう大人の、年齢だし。 支えて貰うばかりじゃ、なくて、 フランシスを支えられるようにもなりたい、から。
[子供のまま保護者と共にある優しい時間を大事に思いながら 大人となりフランシスと対等の立場になりたいとそんな欲が芽生えて]
それは俺も同じだし。
[首竦める彼の髪へと鼻先を埋める。]
フランシスのにおい、俺は好きだよ。
(220) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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一階は……防寒着なしでは寒いから
二人で居たら 凍えない
[ラルフの胸騒ぎは伝わっていて それに いてくれたら嬉しいと 言われたら………………]
一緒に行こう…………
[そうと笑わずには いられない]
(*49) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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[疲れているのは何故なのだろう。 どうして何も言わないのだろう。
呆れられたのだろうか。 もう面倒をみたくないと思われたのだろうか。 邪魔になってしまったのだろうか。
混乱する頭では、嫌な考えしか浮かんでこない。]
(221) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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[宙に残された手を膝の上に置いた。>>216 握り締めると傷が傷んだ。]
……そう、だね。 嫌われても良いから、ニコラを閉じ込めることは、出来たかも知れない。
[責める言葉に返していく。]
ディーンを殴ってでも、引き剥がすことも、出来たかも知れない。
……けど、僕はどれも、出来なかった。
(222) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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[見捨てられたくない。 置いていかれたくない。
「置いていかれたくないなら、連れて行けば良いのに」
胸の内で誰かが言う。
違う、そうじゃない。 必死になって、否定する。
ああ。 もう、どうして良いのか。 分からない。**]
(223) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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[フィリップと、ノックスの間の出来事は知らないまま。
ノックスの注意>>218にこくりと頷きを返す]
……うん。
[そんな心配は要らないとは思っているけれど、素直に頷いて。
一緒にきてくれるフィリップと、温泉へと向かった]
(224) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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たしかに……寒い、ね。
でも、フィリップとなら、大丈夫……
[笑みを返して、二人、並んで歩く。 一緒にきてくれるのが、嬉しくて。
ざわめくものがまたひとつ、落ち着いた]
(*50) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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