88 吸血鬼の城 殲滅篇
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……あー。
[鋼糸は漆黒の血が剥がれ落ち、 元の銀色を取り戻している。
聖術によるものだろう。 武器を駄目にされた事に気づき 思い切り眉を顰める]
(149) 2012/05/03(Thu) 22時半頃
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いや…、間に合って良かった。
悪ィ、ワイヤー駄目になっちまった。 ちょい武器調達するわ。
[ヒューが無事だったことに安堵の息をついて、 その間頼む、と軽い笑みをむける]
(*39) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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私が生きている理由……? むすめ……を最初に斬ったから……?
[それは、どういうことなのだろう。 物理的なことで、自分の知らないなにかがあるのだろうか。 それとも精神的なことなのか―― 恐らく後者なのだろう。
と、何かを蹴り飛ばす音。 確かめるように床のあちこちを触っていると ヘクターの血が僅かについた長剣に指が触れた。 必死に手繰りよせると、杖がわりにして身を起こす]
(150) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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[これから結ぶは親子のような関係。 けれどクラリッサが望むとすれば 他愛ない日常を語らえる友のような関係。 そうなるには先ず互いを知ってゆかねばならぬだろう。 自然とそうなれるよう時間を積み重ねたいと思う]
さま、は付けなくていいのに
[垂れるエリアスの頭に手を伸ばし、そと撫で遣る]
少しだけ、此処で待っていて すぐに、あなたを迎えにゆくから――…
(+29) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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/* あれ。 ちがったっけ?
[どうやら適当言ったらしい]
[いや。だめだろそれは]
(-78) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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/* いや、でも確かそうだった気がする。
[ログを遡る気は無いらしい。]
(-79) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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── !!
[聖光に打たれて倒れたドナルドを見るや、足を引きながらその前へと回り込んで護りの陣形をとる。]
(151) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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死んで……たまるか。
[やれることは、恐らくあまり残されていない。 今の一撃を防がれるようでは、他の攻撃がどれほどになるのか。
考えてもわからないから―― 力を振り絞ってヘクターに、もう一度肉薄し。 心臓をめがけて突き出した]
(152) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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動けるか、ドナルド。
ああ── 護衛は任せろ。
[それこそ本領発揮だと奮起する。]
(*40) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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[修道士に回復呪文を使う時間は与えたくない。 だが、クラリッサに血を与えて吸血鬼になったドナルドを護るのも己に望まれたこと。
飛び道具をもたない身で両方は無理だった。 ならば、迷わない。]
(153) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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/* なんかこう、 もっとおもしろいことできないかな。
考えろ、おれさま。
(-80) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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…容赦なんてしていたら…私が、貴方の立場になってしまいます。 [言葉だけは強気に返すが、呼吸は乱れ立っているのもやっとの状態。それでも、術が効いていることを心の支えに吸血鬼二人を睨み付ける。]
(154) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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更新まで後1時間です。
【投票ベネット】セット確認してください。(返答不要)
(#0) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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……。サンキュ、ヒュー。
[自分を護るように前に立つヒューを そう見上げ、笑った。
暫く思案して服を止めるサッシュを引き抜いた。 口に咥えて噛み裂くと、細く縄の様に編む。]
(155) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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……血なら有り余ってんだよ。
[ぼたぼたと左眼から流れる血を、注いだ。
1メートル程の即席の鞭。 ワイヤーに比べればだいぶ短い其れを軽く振り、 立ち上がる。]
(156) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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「全知全能の創造主」などという、幼稚で愚昧な暴君が世界を支配していると考える方が愚かでしょう? この不完全な世界を創造し支配する存在がもしあるとするなら、それは不完全な造物主に過ぎない。
[眼鏡のレンズが蝋燭の光を反射したようにギラリと光る。]
それとも、被造物に苦痛に満ちた生と残酷な死を与え、悪のはびこる世を肯定する「神」が、実在したほうが良いとでも? そんなものが存在するとしたら、それは「邪神」と呼ぶ方が相応しい!
[いつも笑んだような穏やかな表情を浮かべていた錬金術師は、今や悪霊と呼ぶほうが相応しい邪悪な知を湛え、高らかに叫んだ。]
(+30) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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――く… [体は痛み、血は流れ、動くと足元の床に赤が落ちる。 それでも、急所を避けていた為に意識は薄れていない。]
[衣服の内側に隠してあった回復と防魔の小瓶は、服を裂かれた時に転がり落ちたのか、手さぐりに探しても見つけることができなかった。]
二人そろって…一気に…術を…… [杖に再び意識を向ける。回復の為に余計な力を割いている余裕はなかった。]
(157) 2012/05/03(Thu) 23時頃
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[剣士が得物を掴み、再び立ち上がって駆けてくるのを、 歓迎するように迎える。
狙いは、こちらの心臓。 軌跡も、勢いも絶妙なその一撃に対し、 僅かに身をひねって、急所から逸れさせる。
逆に言えば、完全には躱しきれなかったのだ。]
(158) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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……ん。 俺もアンタは、誰かを護ってる姿が似合うと思うよ。
[やわらかく喉を鳴らす気配。]
ま、俺は護らなくても大丈夫だけどな。 当座のものは出来た。
(*41) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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良い一撃じゃねぇか。
[背中から剣の切っ先を生やしたまま、 血の泡で口角を汚しながら笑い、 剣士を抱きすくめるように牙を剥く。
無防備な首筋が、目の前にあった。]
(159) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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/* か、噛まれるの?ドキドキ。 続きがあるのか、ここでとまるのかどっちだ!
(-81) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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/* ああ、あった。 ここ、ここ。
>>1:120 ジェフ だが、彼女がこちらの動きを封じようとしたことが 却って仇になり、 長剣は深々と彼女の心臓に突き刺さる
多分、これが最初の傷だったと思ったけど、 それ以前にあったなら、こちらの思い違いだなぁ。
[一応気になったので、ログ漁ってみた。]
(-82) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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隙を見てラルフのレイピアを拾いにいくが、 ……それまで、ジェフリーが持つかは…、…
[主らの戦いに目を向け―― 息を、呑む。]
っ、おい…!
[最後の声は、貫かれた主にむけてのもの。]
(*42) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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[足を負傷している自分は敏捷性が劣る。 ならば、修道士の術をあえて受けて、その間にドナルドに決着をつけてもらうのがよい気がした。]
──行ってこい。
(160) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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[くつくつと嗤い声を上げながら、ゆらりと影のように振り向き、クラリッサを見遣る。]
人間ごっこ、ですか。 あなたはまだ自分が人間だという自己欺瞞を演じ続けるつもりなのですか? 無垢で純真で、弱くて無知のまま、自分からは何ひとつ引き受けようとしない。 可哀想な存在のまま、慈悲を垂れたつもりですか?
[にたりと口の端を三日月のように吊り上げた。]
(+31) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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後ろは、構うな。
[ヘクターであろうと自分であろうと、と含みを持たせて送り出す。]
(*43) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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魔性に「神」を論じるのも妙ね 苦痛に満ちた生と残酷な死…… 貴方はその「神」とやらに絶望したの ? それともこの世界に絶望したの ?
[レオナルドの高らかな叫びを聞けど 向ける声は相変わらず穏やかで静かな響き]
(+32) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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[ヘクターは直前でまたも、素早く体勢をひねり逃れようとする。 その身体を追うように剣の軌跡をほんの少しずらし――。 それでも狙った場所には届かなかったが、 突き刺したとという手応えは確かにあった
筋肉の鎧を突き破ろうと、左手に力を籠める。 右手は剣に添えているのがやっとだった]
ヘクター……。 もう一度……死ね!
[痛みで意識は飛びそうになり、目の前のことしか考えられなかった]
(161) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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人間だとは思っていないわ だって、私は既に二度も死んでいるのだから
[自らの弱さも知っている。 レオナルドの言う事にはずれでありあたりである]
慈悲――… そう、貴方にはそんな風にみえるのね 私の為す事は慈悲でなく欲 私は自らの欲の為に動いている
(+33) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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[鞭を撓らせ、其れが自在に動くことを確かめる。 まだ馴染まぬ感触に眉を寄せるが、 即席のものとしては充分だった]
……ッ。
[ヘクターを貫く刃に息を呑み、 ――其れから、顔を歪めて目を逸らす。
『声』の言うとおりだった。 ムパムピスの様子を見れば、 気にしている余裕はない]
(162) 2012/05/03(Thu) 23時半頃
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