162 絶望と後悔と懺悔と
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
……明之進くん。
[直円自身がネガティブな方なので、独特の感覚の間に 臆病風にでも吹かれていたのだろう。]
僕が読書会に参加する前は、一緒に遊んでたのにね。 ああ、マユミくんの言う通りだったのやもしれない。 明之進くん、僕はやっぱり頼りないかい?
[重ねた手を強く握り返し、もう直接尋ねた。]
(*57) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
|
|
―昔話―
[直円自身は大人しい方だった。 絢矢とマユミから散々的役にされても、「とほほ」と 言いつつも、嫌な顔せずに引き受けていた。 実際、嫌ではなかったのだろう。穏やかに微笑んでいたし。 喧嘩の仲裁役なりがまわってくることもあったか。 それも嫌ではなかったし、進んでやることにしていた。
実際、あまり怒りの感情を見せることもなかったが、 一度だけ、マユミに対して激昂にも似た言葉を投げかけたことがあったか……]
(171) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
|
|
―回想・春雨の降る日―
[養母さんに寝室へと運ばれた幼子が目を覚ました時、 黒檀のような眼が、僅かばかり細まった。
潤んだ菫色の瞳に穏やかではない色が過ぎったから。
それは何かに例えようのない――]
……だあれ?
[問う声。 弱弱しい唇から繊細な二音が浮かぶ。>>110 少年は口許をもぞりと不慣れそうに動かしてから]
『あや』。
[初めて、幼子を呼び表した。]
(172) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
|
|
[熱にうなされる額を、自分が病の時のように撫でる。 すると、幼子は微かに表情を緩める引き換えに、 切々としたものを浮かべるように思われた。>>111
やがて熱が下がり、雪に後戻りしたかのような すっかり真っ新になった笑顔に、手を握り返して―― 霧のように微笑み返して、そっと首を傾げた*]
(173) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
|
|
− 城の外 − [守護部隊の者達でも踏み込む事の出来ない深淵。 そこにも家畜達は生きていた。 痩せ細った身体の彼らは、家畜と呼べる活力も 逃げようとする気力も無く、 ただ己の運命と吸血鬼への憎悪を滾らせていた。 彼らが生きていけるのは単純だ。 吸血鬼達が労働を与え、対価として辛うじて 生きていける食事を与えられていたからだ。
彼らの労働……それは家畜達の後始末。
ただの干からびた残骸を、立てた十字架に磔に。 使い魔となった烏や猫達に喰われ骨となって 漸く土に還す事を許された。
無謀にも吸血鬼達に挑んだ者達も同様に磔刑にされ。 誰も自分達を助ける者はいないのだと教え込まれた底辺の生き物。
彼らにもその伝令は広がった]
(174) 2014/02/08(Sat) 18時半頃
|
|
[そう、それは『読書会に行くのやめた方がいい』と言われたときだ。
『マユミくん!君はわかっていない!実にわかっていないよ! 某国では労働者たちが王制を打破して革命を成し遂げたんだ。 我が国ではなんだ、こういう情報は隠ぺいされているじゃないか。 陰謀だ、そう陰謀があるんだよ!
……それに、僕たちは孤児じゃないか。 将来偉くなるためには、正攻法じゃ叶わないんだよ。 人一倍勉強して、人一倍努力しなきゃ。』
まぁ、最後には『すまない、言い過ぎた』とも付け加えたが。]
(175) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
―むかしばなし―
[>>146自分の腕っ節を再確認し、何故、安吾に勝てないのか? などと考えていると、ふいに上着の裾を掴まれた。>>168
不意の行動に怪訝そうに眉を顰める。 安吾との喧嘩は、既に孤児院の皆の知るところだ。 それなのに、何故、この子は縋るように自分なんかの上着の裾を掴む?]
……何だよお前。 俺が怖くないのか?
[不思議そうに尋ねる周に答えるように、少女の裾を握る小さな手には力がこもるだろう]
(176) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
『吸血鬼の長に気に入られた人間がいる』 『家畜達とは一線を画す彼らに非礼無き様に』
[伝える吸血鬼達も家畜から自分達より優遇される 家畜の雛の存在を、気に入っていないのは明白だった]
どう言う手段を使ったか知らないが、上手く取り入ったみたいだ。
[吐き捨てる吸血鬼の言葉に、 家畜にもなれなかった者達に憎悪が生まれる。 雛達が城から逃亡する事があっても。 彼らは雛達に石を投げ付け捕えるのだろう。 人間を裏切った悪魔と呼んで*]
(177) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[わざとらしく空を仰ぎ、頭をひとしきり掻いて表情を隠し]
お前、名前は? ……そっちの二人もだ。 俺は周ってんだ。 [改めて、三人に名を尋ねる。 そうしてから、少女達を連れて孤児院に戻った。
粗暴な周が年少組と共に戻り、あまつさえ絢矢に"お兄ちゃん"などと呼ばれる姿に困惑した者もいただろう。 事情を問うような視線に、不快そうに眉根を寄せる。
――それは兎も角、この日以来 周の敵意や怒りの向かい方は少しづつ方向を変えていくことになる*]
(178) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
サミュエルは、>>122から、頭を出すとキャロの姿を眺め、でも、声は出せない。
2014/02/08(Sat) 19時頃
|
…やめろ。
[周の自責>>170を制する言葉は、安吾の常のトーンよりずっと暗く鋭く、或いは彼を驚かせたかもしれない。 自分の口調の激しさに気付き、しまったと思う。
元の柔らかさを思い出しながら、周の握られた拳に手を置き話し続ける。]
周は、何も悪くねぇよ。 自分を責めるのはよせ。
…悔しかったら。家族を奪われたことが悔しいんなら。 ――強くなれ。もっと。 今よりも、もっと、ずっと。 おまえの護りたいもんを、護れるように。
教えてやる。…おまえが望むのなら。 強くなる方法を、俺が――俺達、守護部隊が。
[あぁ、自分は何を言っているのだろう。 それは、14の少年に告げるには、あまりに重い言葉。]
(179) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[声を掛けられた家畜>>*55は大袈裟に身体を震わせて 少女を見つめて頭を下げる。 既に始祖のお気に入りの話は伝わっていた]
は、はい…何でしょう……私に何かご用でしょうか…。
[子供相手に怯えた様子を隠しもしない]
(*58) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
― 養成所自室 ―
[同室のキャロが自身の手を見つめている。 それを少し眺めてから、窓をみる。 空はあの夜とは違い、穏やかだ。
火に、鮮血、そして、黒羽の少女。 ホリーとマユミは最後、なにを話していたか? そして、気を失いかけた時、聞こえたような気がするリーの声。>>101
それらは、朦朧とする意識の中できいていて、 もう、現実か夢かもよく、わからない]
(180) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[感覚的な怖ろしさはない、 多分自分たちよりも、少し年嵩の女性だろう。 とはいえ、得体の知れぬ城の中だ、緊張は滲む]
あの……、 水がほしくて、厨房はどちらかご存知ありませんか? 兄弟が熱を出して、それで……。
[問いかけに応えは無い、ただ近づけばわかった。 覆われた首筋、精気のない眼差し、少しふらつくような足取り。 眉根を寄せた、この人は吸血鬼に血を差し出している人だ。
“家畜”という言葉の意味を知る]
(*59) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[ただ、確かなことがある。 吸血鬼を、
あのホリー・ニルヴァーナを孤児院に連れていってしまったのは、自分だ]
(181) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[手が強く握り返される。>>*57
彼の中で曖昧なままにしておけなくなった問いに、 いくつか瞬きをして、眼鏡の目を見上げた。]
……ううん。
[直円の掌は、広くてしっかりとしている。]
(*60) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[女には手を出すなと厳命が下っていた。 雛は殺すなと命令が下っていた。
自分と同じ人間で。 自分より遥かに子供で。 自分より薄汚れた存在なのに。
始祖のお気に入りの肩を掴んだ家畜>>*56の瞳は 酷くぎらついていた]
お前、どんな方法で化け物に取り入ったんだ。
(*61) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[昔話 サミィより遅れて孤児院へ入ってからのこと。 周に目を付けられていたとか、 入所後も暫く繰り返していたスリに、零瑠が難しそうな顔をしていたのも知っている。
皆に対して平等で、良く言えば特別は作らない感じで。 けれどサミィや彼に関わるものに対しては特に心を砕いていたことは傍目にもよくわかったはずだ]
(182) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
―回想・直円について―
[直円が穏和で、明之進もそうであったから、 活発に庭を駆けまわる子供達とは別に、 彼に遊んでもらう事も、他より多かった。
初めて昔話を読み聞かせてもらった時は、 冒頭から結末までぴっとりと傍にくっついて離れず、 微笑んでその声に聴き入っていたものだ。
ただし、『おしまい、おしまい。』と告げる声がして、 やや時間が経過してから、そのままの表情で 深く首を傾げたのだが。
――直円が初めて選んでくれたそれは、 聡明でない少年には難し過ぎたのだ。
以降、彼はもっとやさしい物語を選んでくれるようになった。 読書会に行くようになるまでは*]
(183) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
あ、……、
[>>*58 少し遅れて返事があった。 どうしてか深く頭など下げられて、酷く困惑する。 しかもなんだか早口で、怯えているらしかった]
(*62) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
/* あ、マユミごめん。 ソロールばかりで申し訳なくてつい。
(-67) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
み、水でございますか……。
[『水』と言う単語に瞳は定まらず、右往左往するが。 意を決したように、首に巻いたスカーフをするりと外す]
どうかどうか…ほんの少しだけ…ほんの少しだけにして下さい…お願いしますお願いしますお願いします。
[ガタガタと震え、何かを乞いながらそれでも首筋を差し出す姿。 よく調教された家畜にとって、喉を潤す水とは他ならぬ 家畜自身の血液しかなかった]
(*63) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[ベッドの横の物入れの上、 綺麗に折りたたまれているのは、>>115マユミのスカーフだ。 発見されたとき、手に巻いてあったという。
今、その右手は身体に密着するように折り曲げられ、身体は縛られている。 他に受けた傷は腹。その奥から沸き上がってくる鈍い痛みは、残念ながら、痛み止めを飲んでいないと耐え切れない。
子どもであるから、治りは早いなどと言われてみても、 それよりも、救出されなかった面々を考えると、また目が熱くなってきた。
そう、聞かずとも、マユミとリーがいない、こと、 感じていたから]
(184) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[今の少年に、自分の人生を選べと迫るのは酷だ。
だが、自分がこの部隊に志願したのはいつだったか。 それを思えば、彼にはこの選択をする自由があるとも言える。
――その先に待ち受けるモノを、告げるか否か。 恐らく問題は、そこだろう。
自分が当時、話に聞いていても実感できなかった事実を。 守護部隊の隊員として生きることの辛さを、覚悟を。
…復讐に生きる恐ろしさを。 自分らのやっていることは、吸血鬼と同じ人殺しであると、知ってしまったあの日の絶望を。
全ての元凶を叩く、それだけを目標にしていても。 あぁ、そこに立ちはだかるたくさんの壁役、 切り捨てねばならない命の、吸血鬼達の、その正体は――]*
(185) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
そう……か…。
[明之進の答えに、眼鏡の奥の瞳がやや綻んだ。 軽く彼の頭を撫でてやった。]
今は油断はならぬまでも、事態が逼迫しているということは ないやもしれん。事実、僕らの待遇は不当に良きものだ。 明之進くん、熱があるのであれば、障ることもあろう。 ゆるりとご自愛なされよ。
………あぁ。 どうも僕たちは悪くはされていないようだよ。 安心はできないけど、熱があるなら少し休んでいるくらいなら 大丈夫……のような気がするよ。
[ふ、と口の端も綻ばせながら言い直した。]
(*64) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
…冷静になってから、もう一度よく考えろ。 守護部隊の一員となることが、どういうことか。
急ぐことはないから。 ちゃんと、自分で考えて答えを出せ。
[周に、自分と同じモノになれと、そう強要してしまったような気がして。 その道を否定するように首を振って、彼の肩を一つ叩くと部屋を後にした。]*
(186) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
[安吾には、もしくは、あの時いたジャニスにはこう言っただろう]
――……ホリー・ニルヴァーナ それが、おでの標的です。
[吸血鬼の名前、 それが非常に強い純潔の吸血鬼であること、まだ知らない。 けれど、ホリーをみつければ、
きっと、孤児院のいなくなった面子は、みつかると、思ったから]
――……あいつを、おでは倒します。
[きっぱりと言い放つ。 そう、そのためなら、
なんでも、するのだと……*]
(187) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
/* >>*64 wwwwwwww使用前→使用後 振りにガチノリしてくれる直円いいひと */
(-68) 2014/02/08(Sat) 19時頃
|
|
え……ぁ……
[「取り入った」という言葉にとっさに返せず、 暫くは口を魚のようにぱくぱくさせるのみ。 やっと我に返って、つかまれた手から逃げるように体をひねり]
取り入ったって…どういう……ってか、はなせよ! 約束だっていってだけだろ!
(*65) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
|
|
[瞳の様子が緩んだのを見て取ると、 頭を撫でられるのをおとなしく受け入れる。>>*64
続く話に一度は首を傾げたものの、 言い直された二度目に、こくりと頷いた。]
うん……
[再び、そっと寝台に座る。 熱い手で巾着と手鏡を包み持って目を閉じた。 これで休んでいるつもりなのだ。 横になると背中が痛む気がしていた]
(*66) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
|
|
―帝都・守護部隊養成所内、病室―
安吾兄――?
[>>179いつもの陽気な兄貴分のものとは思えない、暗く厳しい声音に床に落としていた視線を上げる。
強く握り締めた拳に手を置き、語りかける安吾の言葉は、 自分の弱さに心折れ、愚かさに後悔していた周に福音のように響いた]
本当に、強くなれるんだな。 ……俺も、安吾兄みたいに。
(188) 2014/02/08(Sat) 19時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
7日目
8日目
9日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る