162 絶望と後悔と懺悔と
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― 修行の日々 ― [サミュエルの頬に貼られた絆創膏>>1:328に自分がつけてしまったものかと、謝罪して。 傍にいていてくれたことと人参ジュースに礼を言った。
試練で噛み付いてしまった場所は見せられることはなかった為>>1:329、知ることもなく。
出された人参ジュースの甘みに、不意に涙が出た。 その涙が意味することは何だろう。 試練を乗り越えたことの安堵か、サミュエルへの感謝か。 それとも、戦えるスタートラインに立てたことに対する喜びか。
おそらくそれら全てが混ざった涙を拳で、ぐい、と拭う。]
(70) 2014/02/10(Mon) 13時半頃
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[周に初めて組み手の稽古を願った時>>1:344は、まさに胸を貸してもらう、と言っても良かったかもしれない。 剣を向け合い、全力でぶつかるように打ち込む。
サミュエルに指摘されたように、背も低く体もできていない。 肉体差ははっきりしている。 だからと全力でぶつかったが、結局は直ぐに体力がなくなっただけだった。
それから何度も周に稽古を頼んだ。
苦しくても辛くても、全て言葉は飲み込んだ。]
(71) 2014/02/10(Mon) 13時半頃
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[そんな日々の中。 精神的に落ち着かなくなっていた円のこと>>1:396、変わらず、否、以前にも増して気に掛けていた。
隣の温もりで目を覚まし、それが円だと気付いた時は。 心臓の音で円が起きてしまうのかと思うくらい、驚いた。 驚きに咄嗟に声を上げられなかったのは、幸いだった。 何が起きたのか分からず、そのままの格好で固まっていたが。
昔を思い出して、ポンポンと頭を撫でた。 懐かしさとそれが戻れない過去だと改めて思い出して、涙が零れそうになり、唇を噛み締める。 それを、気付かれないように、円かサミュエルが起き出すまで、動けずにいた。]
(72) 2014/02/10(Mon) 13時半頃
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― 波羅宿 ― [自分の背と変わらない大きさの長巻を携えて其処に居た。 人参色の髪を一つに結んで其処に居た。
髪を纏めるのは色あせた緑のスカーフ。 懐には渡せなかった贈り物と鶯笛を入れていた。
実戦に出るようになってから、命令がない限りはついて行っていた。 絢矢のように智もない。 できることは、全身で長巻を振るうことだけだ。]
(73) 2014/02/10(Mon) 13時半頃
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[筋力は鍛えてはいたが、周たちには叶わず。 背はこの5年で伸びたが、同年代よりは低いまま。
「聖水銀」によって顕現する武器。 武器に大太刀をと思ったが、長時間振り回せる体力と腕力がなかった。 背の低さを槍や薙刀のような長物でカバーしようとも思ったが、上手く扱えなかった。
代わりにと選んだのが、長巻。
太刀にも薙刀にもなれない、中途半端な武器だとそう思ったこともある。 それでもそんなところが、まるで自分のようだと思って、気に入っていた。]
(74) 2014/02/10(Mon) 13時半頃
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─ 陸軍駐屯地 ─ [皆と戻り。
其処で見たのは、今日出る時に見た物とは違う風景。 その瞬間、意識が昔へと戻った。
血の匂い、揺れる炎、叫び声、焦げる匂い。
それは、目の前のものなのか。 それとも5年前のものなのか。
唇を噛み締め、手にした武器を握り締めた。**]
(75) 2014/02/10(Mon) 13時半頃
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/* 重くて表示されなくて困っていた(o・ω・o)
(-79) 2014/02/10(Mon) 22時頃
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/* (>>2:153 明之進) これ。個人的に、これ、あの。 クリスナイフは、良いものですよ、ね……。
(-82) 2014/02/10(Mon) 22時半頃
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/* なんでだろう。 重くて更新できないぞ??? 表示できてもCSS切れてるから、怖い(ノ)ω(ヾ)ムイムイ
(-84) 2014/02/10(Mon) 23時頃
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─ 陸軍駐屯地 ─ [長巻を構えたまま、走る。 速度はサミュエルには叶わない。 それでも走り、走る勢いと共に向かってくる敵を切り上げる。
足りない腕力は、走る勢いと遠心力で補う戦い方だ。]
(181) 2014/02/10(Mon) 23時半頃
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/* みんながどこにいるのかわからん
(-90) 2014/02/11(Tue) 00時頃
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[白い軍服に敵の血が飛び、染みを作る。
白い色。 包み紙で真弓と>>1:430折り紙遊びをしていた子らが、百合の花の折り方をおしえてくれと言ってきた。 マユミに聞けば良いのにと思ったが、その真弓にあげたいからだったらしい。 皆で作って驚かせたいから、と。
幼い子らと作った百合の花の花束。 一緒に作ったあの折り紙の白を、ふと思い出したのは何故だろう。]
(210) 2014/02/11(Tue) 00時半頃
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[焼けた孤児院から見つけることができた、蒼い色ガラスの欠片>1:339。 元は綺麗だったステンドグラス。 壊れてしまった絵は、過去の思い出のようで。
怪我をしてしまった時に、天使様の衣なら、きっと綺麗だろうなと笑った。 真弓なら、そんな衣が似合うだろうと続けたんだった。
神様の家らしい教会を飾っていたガラスなら、きっと神様が傍にいてくれるだろう。 そんな思いと共に、お礼として作ったのは髪飾り。 真弓の黒い髪にきっと似合うだろう。
いつか渡せたら良いと思っていて。 だからあの試練も乗り越えた。 皆とまた、一緒に。暮らす為に。]
(217) 2014/02/11(Tue) 00時半頃
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/* 場所分からんからソロールすみません。
(-100) 2014/02/11(Tue) 00時半頃
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/* 始祖様が霧の多さに負けてしまわれた……恐るべし霧……
(-106) 2014/02/11(Tue) 01時頃
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[また一人、敵を倒す。 倒すのは、敵、なのだ。 刃を向けるのは敵。
人参色の髪を揺らして走り。 前方に見えた影>>229に足を緩める。 その赤い影は、今まで倒した敵と違う雰囲気を感じていた。
武器を握り直し、その顔を見る。]
(239) 2014/02/11(Tue) 01時頃
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[その影の向こうに、もう一つ>>231。 此方は一人。対する影は二つ。
一人で対峙して大丈夫だろうか。 少し迷い、しかし背を向けることはしない。]
は、大丈夫、だ。 俺は、あの頃よりも、強くなったんだ、から。
[息を吐き、自分に言い聞かせるように呟いた。]
(242) 2014/02/11(Tue) 01時半頃
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[一つの影が、もう一つのそれを庇うような動き>>237に。 庇う、という動き、に。 僅か動揺した。 それが隙になったかもしれない。
敵と対峙している時に隙を見せるなど、あるまじき行為。 それでも動揺してしまったのは、5年前のことを思い出したからだ。 守ろうとして、守れなかったこと。
だから、一人が地面を蹴ったこと>>246に反応が遅れた。]
(255) 2014/02/11(Tue) 02時頃
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くっ、
[一歩、後ろに飛んだが距離を取るまでは間に合わず。 致命傷は避けた。 が、相手の左手の爪が首を掠る。
見えたフードの下。口元の笑みに、相手を敵と認識して武器を握る。]
(256) 2014/02/11(Tue) 02時頃
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[揺れる髪は、5年前より伸びた。 背も少し伸びた。 顔つきも、年相応に見えるようになって。
しかし、髪の色は変わらない。 リカルダが、「嫌いじゃない」と言ってくれた髪の色は、変わらないまま。
成長して変わった自分を見てもらいたいと思いながらも、久し振りに会うなら気付かないかもしれない。 遠くからでも見つけられるように、と。 願掛けを兼ねて。切らずに伸ばしている髪。
(257) 2014/02/11(Tue) 02時頃
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[目の前の敵。 爪先が掠った傷口から、血が滲む。 これだけで済んだのは日頃の鍛錬のおかげだろう。 周との稽古のおかげ、と。息を吐いて。
気を抜いていた心算はない。 ただ、今までの敵よりも早い動きに少し反応が遅れた。
足を狙い沈んだ敵の顔>>266が、ちらりと見えて。]
……え?
[零れる、間の抜けた声。]
(271) 2014/02/11(Tue) 03時頃
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[5年前のあの日から、探していた一人。 大事な家族の、一人。]
まゆ、み……?
[想像していた、彼女の姿よりも僅か幼い顔ではあったが。 しかし見間違うはずもない。
やっと会えたと思う心がここにあった。 まさか、と思う心がそこにあった。
武器を向けていた手が、緩む。 それは、油断とは違う、戸惑いと混乱の証拠。]
(272) 2014/02/11(Tue) 03時頃
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[武器を向ける相手は、「敵」だ。 でも、真弓は家族だ。「敵」ではない。
敵ではないのに。 なのに、どうして彼女>>274は攻撃してくるのだろう?]
……なん、で、だよ。お前、は。まゆみ、だろ?
[甘い、と言われたことがある。 言われてから、甘さを捨てようと思ったけれど、できなくて。
それが、こんなところで出てしまうなんて。]
(281) 2014/02/11(Tue) 03時半頃
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[容赦なく繰り出される銀の爪。 一撃、辛うじて避ける。早い。気を抜いたら致命傷を負うだろう。]
俺は!家族は殺さない! 家族は、
[叫ぶように、感情のない声>>275に答える。 それは、自ら弱点を晒すようなもの。
本人ではないかもしれない。 ただ偶然、似ているだけの「敵」なのかもしれない。
しかし、それでも攻撃できずにいる。 武器を取り落とさないだけましだ。]
(282) 2014/02/11(Tue) 03時半頃
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[たまたま、「敵」が真弓と似ている顔だった。 そう思おうとしたのに、見てしまった。 後ろにいる、もう一つの影。
何故確認してしまったのだろう。 しなければ、気付かないで済んだ。
気付かなければ、良かった。 気付いてしまった。]
リッキィ……。
[懐かしい姿>>277。 あの時追いかけられなかった、彼女の姿。]
(285) 2014/02/11(Tue) 04時半頃
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[たまたま。 たまたま、真弓やリカルダと似た敵がいるのだと。 そう思いこもうとした。 偶然だと。
――そんな偶然など、ありえないと分かっているのに。
彼女が告げた名前>>283に、言葉はなくとも肯定の意味だと知る。]
(286) 2014/02/11(Tue) 04時半頃
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なんでだよ。なんでだよぉぉぉぉ!!!!!
[叫ぶ声は悲鳴だ。
吸血鬼を殺す。
そう。 殺すことを使命としてこの白い軍服を着ている。 でもそれは、家族を取り戻す為に、だ。
吸血鬼は殺すべき対象。 家族は守るべき、取り戻すべき対象。
家族を取り戻す為に、辛い訓練をした。 あの試練を乗り越えた。]
(290) 2014/02/11(Tue) 05時頃
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[では家族が吸血鬼になっていたら?
考えたくなくて、考えたこともなかった。 だから甘いと言われるのだろうけれど。]
皆、探してたんだ、よ。 サミュエルも、周も、円も……皆、皆、探してた。
[呟く声には力はない。]
(291) 2014/02/11(Tue) 05時頃
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俺、は。 家族を殺さない、って、言った、だろ。
……俺、は。 お前らと、家族だって、
[思っているのに。 何故、そんなことを言うのだろう。]
(292) 2014/02/11(Tue) 05時頃
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[ずっと探していた。 会えれば、また一緒に暮らせると思っていた。 なのにどうしてなんだろう。
見た目は変わっても、そんなことは関係ないと思っていた。 なのにどうしてなんだろう。
渡せなかった贈り物。 手当てのお礼の髪飾り。 渡せると思っていたのに。 なのにどうしてなんだろう。
また今年も人参が入った蒸しパンを作ろうって相談していた。 色は好きだと言っていたリカルダも、きっと食べてくれると思っていた。 なのに。
その場から離れることもできず、武器も構えることもできないまま、そこに立ち尽くしていた。**]
(294) 2014/02/11(Tue) 05時半頃
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