155 楼夢館
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/* おはよう、おやすみ おまかせにしたんだがゆんゆんになった
(-1) 2013/12/08(Sun) 07時頃
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―キッチン―
[飢えをしのぎ、渇きを癒す。 口にするものの優劣は問題ではない。 問題があるとすれば――]
僕が此処に留められているということだ。
[使った皿とカップを申し訳程度に流しに置くと、...はトレンチコートの裾を翻し廊下へと踊り出た。
独力では其れが叶うことはないことは重々体験していた。 屋敷から外に出ようものなら即座に追っ手が掛かる]
(1) 2013/12/08(Sun) 07時頃
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ぼーくが何をしたと言ーうのだぁ?
[自問するが答えはない。
現状を打破するには協力者が必要だった。 しかし、誰が協力してくれると言うのか]
若しくは、協力させるのか……
[くつりとした笑みを浮かべながら、...は廊下を闊歩していた**]
(2) 2013/12/08(Sun) 07時半頃
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そう、協力者が必要 だ。 誰が適任だろうか……
(!0) 2013/12/08(Sun) 07時半頃
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おやぁ、…………
[声を掛けられれば暫し旬順する。 目の前の男を頭に天辺から足の先までまじまじと見つめ、最期に再び視線を顔へと移した]
……そう、トレイル君だ。
[普段部屋からあまり出ないので人の名前を忘れてしまうのは悪い癖だった]
こんなところで出逢うなんて奇遇だねぇ。 今は時間はあるかい?
[果たして彼は協力者となってくれるのだろうか。 首を傾げながら問い掛ける言葉は探りの色が見えたかもしれない]
(!2) 2013/12/08(Sun) 11時半頃
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/* さて、戻ったが時間軸を合わせないといけないな。
(-23) 2013/12/08(Sun) 18時半頃
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―回想・昨日―
[キッチンを出て廊下を徘徊しながら人を物色……もとい協力者を探しまわるが目ぼしい人物は見つからなかった。 それもそうだろう。 今でこそ大人しくなっているが戻った当時は毎日の様に脱走を繰り返していたのだ。 自分を見る眼差しに不信の色が浮かぶのも無理はないと思っていた。
部屋に戻り、密約のために衣装を選ぶ……とは言っても部屋は常闇。 仕方なく蝋燭を灯して選んでいたがどれかは分からなかった。 そして時間になってもドリベリは来ず、嘆きの声を上げて一夜を過ごしたのだった]
(40) 2013/12/08(Sun) 18時半頃
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―現在・廊下―
[今日も今日とて廊下を歩いていた。 昨日とは違い今日は良い予感がする。 昨日と同じように……ほぼ毎日キッチンで朝食を物色しては朝の散歩をのうのうと行う]
しかし、足りぬのだよ。
[人が見れば羨ましがるような生活も刺激に足りない。 そうしていると>>32 クラリッサと邂逅した]
おや、おや、クラリッサ君。 どーうかしたのかね?
[何時もと同じ使用人に話しかける口調で尋ねれば、彼女は他の使用人と同じように立ち去るだろうかと首を傾げていた]
(42) 2013/12/08(Sun) 18時半頃
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おーうはようー 今日は雲一つなく……いや、あっちの方に浮かんでいるな、忌々しい
[額に手のひらを当てながら、小さく項垂れる。 項垂れた首はすぐに起きあがり、トレイルに再び視線を向けた]
時間があるのはすーばらすぃーことだ。 一つ、お願い、いや、聞きたいことがあってね? 何、そんなに難しいことではないよ
[一拍の間を置き、はて、どう切り出そうかと思案するが良い案もなく、ストレートに聞いてみることにした]
君はお母様、つーまり当主のゼルダ様をどう思っているかね? いや、いや、何も疚しいことはないんだ。 ちょっと、そろそろ、私も"外"に出たくてねぇ
(!4) 2013/12/08(Sun) 18時半頃
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ぐっどもーーにんぐ、だ。
[垂れ下がるクラリッサの髪にまるで舐めるような視線を這わせ挨拶を返す。 視線すら合わせようとしない者が多い中、この子は中々どうして素晴らしいと感じていた。 >>45 伝えられた言葉にふむりと頷く]
ほう……それはそれは、それで私は待ちぼうけだったわけか
[ほうほうと頷いていると、やがてピタリと動きを止めた。 ぬぃぃとクラリッサの顔を覗きこむように顔を近付け、首を傾げる]
"昨晩"? 君はどうしてすぐに私に教えてくれなかったのかねぇ?
[問いかける唇の端はにぃと上がっていた]
(49) 2013/12/08(Sun) 19時半頃
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そーう、お母様はすんばらすぃー! しかし、どうにも神に赦されないことも存在してしまうものだ。
[握った拳を掲げ、指を一つ立てた]
そう、大きなことはひとーつだけだぁ。 私達は"お母様"という大きな籠に飼われた鳥なーのだよ。 しかーし、神は言っている。 人は皆生まれながらにして自由なのだ、とね。
[一気にまくしたてるかのように言を発すると、伸ばした指を折り拳を下ろした]
君が手伝ってくれるのなら、私は"籠"を壊したいと思う。 いや、籠の意味を、かな?
(!6) 2013/12/08(Sun) 20時頃
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[少し嚇しが効き過ぎただろうか。 しかし、>>50 委縮しているクラリッサを見ると妙な気分に駆られてしまいそうになっていた]
私はずーっと待っていたのだよ。 夜も眠れずに、ね?
[正確には眠れずに、ではなく眠らなかっただけなのだがそれは部屋の前まで来ていなければ分かることはないだろう]
さて、私はどうしたら良いと思うかね? 寛容に君の失敗を赦せば良いだろうか?
[言葉を紡ぎながら、腕を伸ばしクラリッサの肩に手をのせようとした]
(52) 2013/12/08(Sun) 20時頃
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/* ジャニスは何がしたいのだろう。 籠から外に出たい。 外の世界を知った小鳥だから。 でも籠のデカさも知っている。
するとできることは籠の隙間を大きくすること。 つまり次期党首となる人物を傀儡にする
(-32) 2013/12/08(Sun) 20時半頃
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そうですね……小さい子どもがいけないことをしたら罰を与えるものです。 クラリッサ……君に罰を与えようと思いますが……
[そう告げながら、>>55 縮こまるクラリッサの肩に置いた手を動かそうとした瞬間に>>57 制止の声が聞こえてきた]
…………
[動かそうとした手を止めるとぴくりと動く。 それだけの動きで留めた自分を誉め讃えながら、首から上だけをギギギと声の主へとゆっくりと向けた]
やあ、メアリー。ぐっもーにん。 "また"……ということは良くやるのかい?
[にこり、笑みを作るのは慣れたものだった]
(63) 2013/12/08(Sun) 21時半頃
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[トレイルの返答ににんまりと満足そうに笑みを浮かべた。 零よりも壱は必ずしも大きい。 腹の内に何を抱えているにしても、この屋敷の中で約束を結べることはとても大きなことだと思っていた]
問題は籠の強度となーるわけだ。 今の籠はとても強く、大きく、繊細だ……。 しかし、次の籠は? その次の籠は?
[ゼルダお母様の力の強大さは絶対であるが、その次の器は家名という猿山の大将に過ぎない]
クックッ、誰を狙い、堕とせばいいか、わかりますね?
(!8) 2013/12/08(Sun) 21時半頃
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[>>66 クラリッサの肩が跳ねれば、まるでそれを窘めるかのように肩の筋で堅くなっているところを少し強めに押した。 所謂肩揉みと同じだが急にツボを押され其れと分かるだろうか。 クラリッサの動きを制止ながら、視線はメアリーへと向けたままだった。 自分が作っていれば相手の其れも自ずと分かるというものだった]
それは、それは……クラリッサ君はいけない子のようだねぇ。 しかし、しかしだ、メアリーー君。 其れこそ当主様のお手を煩わせてはいけないだろう?
[首を傾げ、問いかける。 その様な些細なことで本当に行くのだろうか。 行ってもどうせ許されるだろう。 自分の母の事はよぅく分かっていた]
上手くできないのであれば、それを教えてあげるのも使う者の責務だ。 ……故にこれからクラリッサ君に罰を与えようと思っていたのだが……。
[にぃ、と口角を上げる。]
一緒に、どうかね?
(73) 2013/12/08(Sun) 22時半頃
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ジャニスは、クラリッサを横目でちらりと見ている
2013/12/08(Sun) 22時半頃
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ええ、宜しく頼みますよ…… それと、周囲の者の歯車も狂わせておく必要があります。
[それは例えばドリベルやメアリー……]
私は警戒されているのでね。 弱み……と言わないが何か欲しい…… 可能であれば掴んでおいて貰えますか。
(!10) 2013/12/08(Sun) 22時半頃
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クックッ――
[>>77 メアリーの言に低く、低く嗤う]
メアリー君、君はこれまでクラリッサ君の行動を正そうとしてきましたか? その上で現状というのであれば、其れは己の無能を晒していることになる。 "外"では注意した方が良いでしょう。
[まるで坊主の説法のように説くと言葉を続けた]
ええ、趣味ですね。 これでも一応聖職者でしたので、迷える子羊を導くのは責務なのですよ。 路頭に迷おうとしている、子羊は、ね?
[にこりと、メアリーの浮かべた嘲笑に返すように柔和な笑みを浮かべた]
(86) 2013/12/08(Sun) 23時頃
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さて――
[メアリーから視線を外し、クラリッサに視線を向ける。 浮かべるのは柔和な笑み]
クラリッサ君、このままでは君はカーイコされてしまうようだ。
[首を傾げ、優しい口調を心がける――]
どうするかね?
[肩に載せた手をクラリッサの頭へと移し、優しく頭を撫でようとしながら問いかけた]
(88) 2013/12/08(Sun) 23時頃
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そう、嫌、だろう
[>>90 柔和な笑みを浮かべながら、やんわりとクラリッサの頭を撫でる。 ぽむり、ぽむりと其れはまるで赤子をあやすような手つきだった。
"外"で見た貧困者たちもそうだった。 職を失えば路頭に迷い、寒さに身を震えあがらせ、空腹に身体を縮こまらせてしまう。 それはとても不幸なことだ]
(104) 2013/12/08(Sun) 23時半頃
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おや、そうなのかい? 其れは大変だなぁ。
[>>92 メアリーの言に首を傾げて心底不思議そうな表情を作る]
しかし、だ。 お母様……メアリー君のお祖母様に話を持ちかけても無駄だとは思うがね。
[入る者は選び、出る者は逃さぬお人だと...は考えていた。 稀に例外はあるだろうがクラリッサはそうではあるまい]
(105) 2013/12/08(Sun) 23時半頃
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ククッ――
[小さく笑い声を漏らす。 さてはて、中々に面白い。 >>93 クラリッサの瞳に映る迷いの色は酷く深いものに見える。 対するメアリーから感じる殺気にも似た感覚も素晴らしい]
安心すると良い。 君は、私が、辞めさせられることがないようにしてあげよう。
[>>101 泣きそうな表情を浮かべるクラリッサの頭をまた一撫でした]
(108) 2013/12/09(Mon) 00時頃
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/* どうやってまとめよう……
(-54) 2013/12/09(Mon) 00時頃
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クックッ――なぁーるほど、なぁるほど
[>>110 其れは一理あると頷いた。 話し合いというものはどこかで折をつけなければならぬものだ]
では、お祖母様には私が話をしてきてあげよう。 そちらの方がクラリッサ君も安心だろう? 丁度用事もある、のでね。
[メアリーににこりと笑みを向けてそう告げる。 「此処」は折れよう。 しかし――]
嗚呼、そうだクラリッサ君。 頼みたいことがあるんだ。 "後で"私の部屋まで来てくれるかな?
(114) 2013/12/09(Mon) 00時頃
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なぁに、簡単なことだよ。
[>>113 メアリーの笑みに柔和な笑みで応えた。 メアリーに向けるのはただそれだけ。
本当に、心底嫌なことではあるが、表面上更生したように見せればそれくらいは容易かろう。 吐き気がする程におぞましい。 やはり辞めようか、いやいやと自問しながら暫し逡巡]
(116) 2013/12/09(Mon) 00時頃
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/* そろそろヤニクと絡みにいかねば
(-59) 2013/12/09(Mon) 00時頃
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[逡巡の中で目を瞑り、眉を顰めたり、唸ったりしていたかもしれない。 それも>>117 クラリッサの快い返事を聞けばはたと止まった]
クラリッサ君も仕事が山のようにあるだろう。 夕食後には時間は?
[クラリッサの空いている時間があれば、その時間を指定することだろう]
(120) 2013/12/09(Mon) 00時半頃
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礼には及ばぬよ。 ついで、だからね。
[>>119 メアリーにこれまでにない満面の笑みを向けた。
クラリッサとの時間の確認ができれば、片手をあげて別れの挨拶をした。 立ち去る速度はゆったりと、遅く、スローゥリィーに。
この後起こることは後でクラリッサに聞けば良いだろうと考えながら、籠から出る手段の模索に戻るのだった]
(123) 2013/12/09(Mon) 00時半頃
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―廊下―
[ふむりふむりと廊下を歩く。 廊下を歩けば人とすれ違う。 白のトレンチコートの裾を翻しながら、使用人達の痛い人を見る視線を一身に受けているとドリベルとすれちがっただろうか?]
(129) 2013/12/09(Mon) 00時半頃
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[>>132 ドリベルが頭を下げている。 その光景に...はぽかんと口を開け、非常に間の抜けた表情をしていた。
この姪っこが自分に? これは一体どうしたことだ?
思考を侍らせていたが、ドリベルが頭を上げれば表情は元に戻した。 少しばかり見られていたかもしれないが]
……嗚呼、先ほど聞いたよ。 私は待ちぼうけだったが、なぁに気にすることはない。 私が寝不足になっただけなのだからね。 そういえば――
[ふと何かを思い出したかのようにぽむりと手を打った]
ドリベル君のお母様が誂えてくれた服は……その、黒、だったかな?
(135) 2013/12/09(Mon) 01時頃
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