人狼議事


75 サプリカント王国の双子

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【独】 本屋 ベネット

/*
駄目使用人のベネットとは僕の事です。
皆様お疲れ様です、こっそり紛れてたsunaoです。
全然動けずすいませんでした。

とりあえず挨拶だけ、なんとかして…おやすみなさいまたあしたzzz**

(-11) sunao 2012/01/18(Wed) 02時半頃

【独】 本屋 ベネット

/*
実はずっと居た僕。

くっそなげえロール…?ロールなの?っていうもの、流してもいいかな…。

(-122) sunao 2012/01/19(Thu) 01時半頃

【独】 本屋 ベネット

/*
あ、21日までなのか。
そいだらもうちょっと色々がんばれるかなー

>>-123
あいあいさー☆

(-124) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

― ある青年の話 ―

[語られるのは、一人の青年の、話。

青年には父と母がおらず。
唯一の肉親は年の離れた姉だけであった。
しかしその姉も青年が12の時にこの世を去った。

姉が居れば暖かかった毎日も、ひとりぼっちになったその日からは地獄のようだった。
生きる為に汚い事もしたし、時には悪い事もした。

「生きていればきっといい事があるから。」

姉の言葉だけを胸に、必死に毎日を生きた。
けれどある日ふと、疑問が沸いた。

自分はなんの為に生きているのか、と。]

(11) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[生きていれば良い事がある。
良い事、とは何を以って良い事と言うのだろうか。
愛?富?名声?それとも?

どんなに願っても一番欲しいものは二度と手に入らないのに。

何をこんなに必死に生きていたのだろう。
何の為にこんなに苦しい思いをして生きていたのだろう。
急に全てが馬鹿馬鹿しくなって。
全てが虚しくなった。

一度崩れてしまった足元は簡単には戻らなくて。
招かれるように、空を飛んだ。

僕が死んでも、誰も泣かないだろう。

それが14の時だった。]

(12) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[再び目を開いたのは、ベッドの上だった。
病院、と言う訳ではなく、見た事も無い家の中。

次に目に映ったのは、髭がもじゃもじゃの老人だった。

「生きてるか?」

老人はそう、尋ねた。
川辺で拾ってから、3日も眠っていたのだと老人は言った。]

(13) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[それから会話も無く、沈黙だけが続いて。
暫くすると老人は食事を運んできた。

食事と言っても、運ばれてきたのは質素な器に盛られたかぼちゃのスープ。

はじめは手をつける気になれなかったが、腹の虫に負けてスプーンを取った。
ひとくち、スープを口へと運ぶ。
暖かいスープは、あまくて、やさしくて。
自然とスプーンは次のスープを掬う。

ふたくちめは、染み渡るよう。

みくちめは、美味しいと。
そう、感じた。

堰を切ったように、涙が溢れて。
駆け込むように、スープを平らげた。

老人は何も言わなかった。]

(14) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[一週間程もすれば体力はほぼ戻っていた。
老人は何も聞かず、世話をしてくれた。
何故赤の他人にそこまでするのかと尋ねると、拾ったものの面倒を見るのは当然だと返ってきた。

更に一週間経った頃。
此処を出て行くと言えば鋤を渡され、食った分だけ働くのは当然だと返ってきた。

何故か世話になり始めて半月後。
「そちらの方はどなた?」と近所の人に問われると、老人は「せがれです」と当然のように答えた。
お互いに深くは干渉せず、そんな設定を決めた覚えはなかった。]

(15) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[もっと経って一年後。
得体の知れない奴を一年も養うなんてどうかしていると言うと、同じ事を二度言わすつもりかと返ってきた。
何の事かよくわからなかった。

三年後。
庭の菜園の世話と、老人の仕事の手伝いで少しだけ土いじりに慣れた。
その年の差に首を傾げていた人もいたが、この頃にはもうすっかりファトマさんちの息子が定着していた。
形だけのものだと、誰も気付いていなかった。

それから数日が経ったある日。


老人が、倒れた。]

(16) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[倒れてからはあっという間だった。
身寄りの無かった老人。
青年は恩返しのつもりで、息子として葬儀を執り行った。

静まり返った家の中。
また、ひとりぼっちになった。

思い返せば奇妙な話。
川で拾った子供を何も聞かずに養って。
結局最後まで何も聞かないまま、自分の事も何も語らないまま、老人は逝ってしまった。

一緒に暮らした四年間。
あまりにもあっけない日々。


青年は涙も出なかった。]

(17) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[せめて最後に綺麗にしていこう。
家を出て行く前に、青年は大掃除を始めた。

まずは自分が使っていた部屋を。
生活していた空間を。
そして雑然とした老人の部屋をこつこつと片付けていく。

散らばった本の大方が植物に関するもの。
特に花の交配に関する書物が多かった。

壁で埃を被った額縁には、大層な賞状が飾ってあった。
日に焼けて傷んでいるところを見ると、それなりに古いものだった。
埃を払って書いてある文字を読み、青年は目を丸くした。

そこには、宮廷庭師 ウォーレン=ファトマ と書いてあった。

覚えのあるその名は、亡くなった老人の名だった。]

(18) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[もっとよく読もうと額縁を外すと、かさりと何かが床に落ちた。
落ちたのは、埃が被った額縁とは魔逆の、真新しい封筒。

「息子へ」

宛名は、それだけ。
開けて良いものなのか少し躊躇った後、青年は封を開けた。

中には手紙が三枚と、書類が数枚。]

(19) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[一枚目の手紙には、老人の半生が綴られていた。

若い頃に夢を失った事。
奥さんがとても綺麗だった事。
子宝に恵まれなかった事。
奥さんに先立たれた事。
病にかかった事。

生きる意味を、見失った事。]

(20) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[二枚目の手紙は、青年への感謝が綴られていた。

出会えた事へ。
此処へ留まってくれた事へ。
仕事を手伝ってくれた事へ。
老人の戯言に付き合ってくれた事へ。

夢を見せてくれた、事へ。


読み進める青年の手が、震える。]

(21) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[最後の手紙には、書類の事が綴られていた。

出来る事は、これ位しかないと。
せめてもの礼だと。

重荷になるなら、破り捨てて構わない。
元々この手紙を読まれる事がなければうやむやになる話。
無かった事にして、思うように生きて欲しいと。


「我が息子の行く先に、大きな幸あれ。」


手紙はそう、結ばれていた。]

(22) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[ぽたりと、紙に雨が降る。
眺める書類にも、ぽたぽたと雨は降った。

同封されていた書類は、養子縁組の書類と遺産相続の書類。
老人は、残った全てを青年へと。
青年は、バカだと、笑った。

そして、声をあげて  泣いた。

一緒に暮らした四年間は、あっけなくなんかなかった。
形だけなんかでは、決してなかった。

老人にとってその日々が宝物であったように、青年にとってもそれは掛け替えのないものだった。]

(23) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【人】 本屋 ベネット

[それから二年後。
青年は苦難の末に、宮廷庭師になった。

義務感でも、哀れみでもなく、自らの意思で。


義父の夢を、継ぐ為に。


語られた青年の名は、ベネディクト=ファトマ。

絶望の果てに、宝物を手に入れた青年の―――お話。**]

(24) sunao 2012/01/19(Thu) 02時頃

【独】 本屋 ベネット

/*
じいさんとぼく。

最後の失速ぶりったら、ははは。
ログながしすまんこってす。


そして市原ベネ子の中身はバレバレでしたね☆

(-125) sunao 2012/01/19(Thu) 02時半頃

【独】 本屋 ベネット

/*
>>-126 グレーアム様
宝物を手に入れつつ速攻死亡っていう残念属性が僕さ(キリッ

ちょいちょい出してくつもりが全然出せなくてこんな形に
キリングのお返事もしたいけど先に供養しておくのでした

あとはハンス様と涅槃でデートをだな…

(-127) sunao 2012/01/19(Thu) 02時半頃

【独】 本屋 ベネット

/*
しかし今日はもうリミットなのであった…。

明日必死こいて落とす、ぞ!


でも、ハンス様は気にせず起きて下さっても大丈夫ですよ

(-128) sunao 2012/01/19(Thu) 02時半頃

【独】 本屋 ベネット

/*
あとはみんなのとこふよふよしたいなーなんて想いつつ、投げ逃げでおやすみなさい**

(-129) sunao 2012/01/19(Thu) 02時半頃

【独】 本屋 ベネット

/*
ベネットはこんな残念なキャラになる予定じゃなかったんだけどなあといいつつ、こんばんは。
レーティングなくてびっくりした反動かな(お前

(-159) sunao 2012/01/19(Thu) 21時頃

【独】 本屋 ベネット

/* 芽キャベツふいた

(-160) sunao 2012/01/19(Thu) 21時頃

【独】 本屋 ベネット

/*
>>-162 なめおん様
バーニャカウダて食べたことないなあ。
お久しぶりー。
素敵なキリングに感謝…☆

(-163) sunao 2012/01/19(Thu) 21時頃

【独】 本屋 ベネット

/*
箱前に戻れたよ。
ハンス様、こんばんは。

シルヴァーナ様>
豪華客船…!ガタッ(お前ときたら
庭師と王女はなかなか遠かったねw
よた得で村終えて1年ぶりに入る村がしろ得ってなんてこと。
まあ、嫁に呼ばれて来ない訳がなかったですね!
あんまり絡めなかったけど、愛はお届けに参りたいなあ。

(-166) sunao 2012/01/19(Thu) 21時頃

【独】 本屋 ベネット

/*
>>-165 ミッシェル様
僕はよた得以来村に入ってないので、多分一年前に同村したきりだね。
にゃーんはwww本当www残念すぎてすいませんwwwwwwww
なんとか不審な行動をせねばと…。

雰囲気的にそんな感じではなかったのでないないしたけど、トチ狂い逆上ルートもあった僕です
そしてないないしたら何故かアホの子になってしまった…

(-167) sunao 2012/01/19(Thu) 21時頃

【独】 本屋 ベネット

/*
僕はあの世でみんなを待っているよ(爽

エリアスの病人ぶりは大層萌えた僕でした
素晴らしい咳き込みでしたよ、ええ

(-173) sunao 2012/01/19(Thu) 21時半頃

【独】 本屋 ベネット

/*
>>-177 みっせるさま
だが残念!ベネットは死んでしまった。
つまりアホの子のままということでした。

全力で不審ありがとうwwwww
王女様ズは庇って下さいましたね。てへ。

じいさんは変な人だったけどあったかいひとでした。

(-180) sunao 2012/01/19(Thu) 21時半頃

ベネットは、(=^ェ^=)

sunao 2012/01/19(Thu) 21時半頃


【独】 本屋 ベネット

/*
>>-182 えりあすさま
ええそれはもう、素晴らしかったですとも。ええ(拳を握りつつ
ねこすけさんには毎度毎度やられてしまっている僕でした

しんみりあざす!
僕は、とても幸せなんです。ふふふ。

(-184) sunao 2012/01/19(Thu) 21時半頃

【独】 本屋 ベネット

/*
さて、ちょいとばかしゆるゆるモード

(-185) sunao 2012/01/19(Thu) 21時半頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ベネット 解除する

処刑者 (3人)

ベネット
20回 (4d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび