人狼議事


217 【突発誰歓】幸福の壷【十二支騒動記】

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【人】 看板娘 櫻子

[じっと、辺りを観察する。
何か僅かな違和感を、見落とす事無く拾えるように。

>>99子はああいってくれたけれど、子の力が本物なれば、子に牙が向かない可能性は幾許か。
牙から守る力が有ればよかったのに。

幾ら何を欲したところで、何の力も無い。
せめて、目障りだと、そう思われる事が出来たなら、
誰かの身代わりになれるのに。

本当は、最初に自分をと名乗り出ようとしたのは、己だった。
だって、何の役にも立たないもの。
けれど、戌が身代わりになった、
ならば己も誰かの盾に――…]

(9) 2015/02/17(Tue) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

――――ギャンッ!!!

[二人が倒れると同時、響く言葉にならぬ、獣の悲鳴。
胸を抑えて、その場に崩れ落ちるよう膝を付き、蹲る。
痛い、痛い、苦しい…、息が、出来ない。

一瞬で眠ってしまえると、そう思っていた。

守る相手もいない、失うものは、知恵も力も無い、
役立たずなこの身一つ。
それならば、己が盾に、己が犠牲に、と。

その気持ちは決して軽くはなかったのに、
こんなにも早々に後悔するとは思わなかった]

(10) 2015/02/17(Tue) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[己の意思では未だ操れぬ風が、暴れて、辺りに渦を巻く。
けれどそれは誰を傷付けるでも無い、
ただ誰も己に近づけぬ様、守る壁と成る。

痛む胸を呼吸の侭ならない喉を掻き毟り、零した嗚咽交じりの悲鳴は、風の音がかき消した。
意識を失い、人の姿を保てなくなるまで、
誰に手を伸ばす事も無く、独り苦しんで
小さな仔虎がぐったりと倒れ込めば、
暴れた風も弛み、自然と鎮まって行き――]

(12) 2015/02/17(Tue) 01時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[傷は己の爪がつけたそれだけだ。
身に余る鋭い獣の爪が、柔い肌を抉っただけ。

視得ぬ牙は酉同様に、この身を傷つける事無く眠らせる筈だったのだろう。
>>16午に呼ばれる名に、遠ざかっていた意識が還る。
やめて、いいの、これでいい…]

ぁ、…ぁにさま、い、ぃの、このままで…
だめ、からだが、ねむって…しまう、から――…

[視得ぬ牙が穿った痛みとは、違う
己の爪で身体に刻んだ痛みが、己を身体に引き留める。
けれど、長くは持たないだろう…

…――残る時間で、果たして何ができるだろう?]

(18) 2015/02/17(Tue) 02時頃

【独】 看板娘 櫻子

/*
櫻、おなごなのかなぁ?
ちょっと、よくわからない。

少女「のような」って言ってるんだよね、何度も。

(-12) 2015/02/17(Tue) 03時半頃

【独】 看板娘 櫻子

/*
ちなみに、トラの悲鳴染みた声ってのは、どう文字に表していいか判らない音だったので、うちの虎猫で代用。

尻尾踏まれたりしたら戌みたいな声で泣く。
ギャクタイジャナイヨー。

(-16) 2015/02/17(Tue) 04時半頃

【独】 看板娘 櫻子

/*
沙耶ねえさまは華奢だったのね。
骨太安産型のむっちりふかふかマシュマロボディだとばかり。

もんぺねえさまは同じ骨太安産型のむっちりでも、更に爆乳健康的なわがままボディ。

何が違うって?肉質です、弾力と手触りです。
考えるな!感じろ!!!フィーリングだ!!!

酉のねえさまは勿論あれ、
スリーサイズがぞろ目の人系ダイナマイトグラマラス。

スレンダー華奢、ところによりふっくらもちもちはゆりねえさまかしら。

…やっべぇこの寅やっぱり目線がキッチリ野郎だよ(´・ω・`)

(-17) 2015/02/17(Tue) 04時半頃

【独】 看板娘 櫻子

/*
あ、犬みたいが戌みたいになっちゃってた。
タロちゃん違うのよ、ごめんなさいね。

(-18) 2015/02/17(Tue) 04時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[巳に食って掛かった理由は、彼への違和感だけじゃない。
だって、きっと、あにさまも、手を伸ばせない気がしたから。

助けて、なんて、言えない。
縋る手を、伸ばす事なんて、出来ない。
自分と同じ、そんな気がしたから。

彼に重ねた己を、助けたかっただけ。
あにさまは、大人で、強いから、平気なのかもしれない。
けれど彼に重なる己に、大丈夫だと、言ってやりたかった。
…言って欲しかった]

(41) 2015/02/17(Tue) 15時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[助けてなんて、言えない。
本当に助けたい誰かを助ける邪魔になってしまったら、櫻を如何思うかしら?
それ以前に、もしかしたら、誰も――…
考えるのが、こわい。

手を伸ばす事なんて、出来ない。
こんな両手じゃ、みんな、みんな、傷つけてしまう]

(42) 2015/02/17(Tue) 15時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[>>19亥の声が耳に届く。

そうよ、櫻が辛いの。
皆が幸せに溢れてないと、櫻が辛いの。
だって、みんなが幸せに溢れていないと…
(櫻の所まで、お零れが来ないじゃない)

嗚呼、違う、だめ。
『良い子の櫻』の仮面が剥がれてしまう。
猫を被り続けないと…
あと少し、もう少しだけ――…]

(43) 2015/02/17(Tue) 15時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[無理矢理深い呼吸を継いで、呼吸を整えて、
身の内で暴れる邪鬼の放った気を抑え込む。

人の形を思い出す。獣の姿じゃ、届かないから。
半端な姿だったかもしれない、けれど手だけは、爪を隠した
誰にも害為すことない、華奢な手に、化けて]

だ、いじょう、ぶ、
…だいじょうぶよ、助けてあげるから。

[>>34傍近くへ来た巳の頬へ、手を伸ばす。
己の血に汚れてしまったその手が彼に届いたか如何か…
傷付けないように、そっと、撫でたかったのだけれど]

(44) 2015/02/17(Tue) 15時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[>>32耳に届く子の言葉に、子へと視線を向けて微かに微笑む。
辛い役目を、果たしてくれた。
「ありがとう」
声にならぬ言葉を残して、再びぐたりと、獣の姿に戻った。
どうか、おねがい、助けてあげて

おねがい、
       ……助けて――…**]

(45) 2015/02/17(Tue) 15時半頃

【人】 看板娘 櫻子

[辰の腕の中、微睡む意識の淵で、
ただ彼の暖かな気を甘受する。

ゆりを助けたいのに、動けない。
ほんとうに、役立たずな身体。

私が、いけなかったんだろうか。
もっと頭が良かったら、もっとうまくやれたのかもしれない。
巳の内の邪鬼に、悟られる事無く、皆を諭して、
静かに眠らせる事が出来たら――…

こんな事にはならなかった、のに]

(103) 2015/02/18(Wed) 01時頃

【人】 看板娘 櫻子

(ごめんなさい、――…)

[誰に謝りたかったんだろう?
何を謝りたかったんだろう?

判った所で、もう言葉を紡ぐ事は出来ない、
意識が遠い。

分け与えて貰った力で、ずっと変わらぬただ一人を選び続けて、
静かに、抗えぬ眠りに呑まれてゆく――…*]

(104) 2015/02/18(Wed) 01時頃

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