人狼議事


14 Digital Devil Spin-Off

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視点:


【人】 記者 イアン

― タワー前 ―

 ――っ…

[目の前で、命が一つ消えていく。

   どうして、こうなった?
                  なにを嘆く?
         止められなかった。

  悪魔なら、自分の手で殺してきているくせに?

     殺すために―――――…真っ直ぐに見て…

呆然と立ちつくす主の上に、はたはたと、リョウリが(10)滴の雫をこぼす。]

(7) 2010/06/06(Sun) 00時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 01時頃


【独】 記者 イアン

/*
理を開きたくても開けない、このもどかしさ、なのである。

(-17) 2010/06/06(Sun) 01時頃

【人】 記者 イアン

[これが、あと何回繰り返されるのか。
理が一つになるまで、殺しあいが続くのか。

そうまでして定めた理の世界が、今の世界より良いものになるとも限らないのに?]

 理など――

[――いらない。
そう呟こうとして、ラルフの言葉が、黄金の光と共に降ってくる。]

(17) 2010/06/06(Sun) 01時頃

【独】 記者 イアン

/*
ヘクターさん………わんこ?

(-25) 2010/06/06(Sun) 01時頃

【人】 記者 イアン

 人が人を殺さずに済む世界が出来るなら。

[――今の流血も、意味があるのだろうか。

なにかが抜け落ちた空白に、ラルフの言葉がすとんと*入り込んだ*]

(24) 2010/06/06(Sun) 01時頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 01時頃


【人】 記者 イアン

― タワー前 ―

[呆然としていたところへ、御巫に声をかけられて>>48、あ、うん…と反射的に頷く。]

 行こう、ゾーイちゃん。

[ともかく、この小さな子にこれ以上血を見せてはいけないと、ゾーイを促してその場を離れようとする。
それより前に話しかける者があれば足を止め、話の終わるのを待つ。ゾーイ自身が、別の者と行くことを選んだなら、自分は一人でこの場を離れるつもりで。

 ――ともかく、考える時間が欲しかった。]

(88) 2010/06/06(Sun) 09時頃

【人】 記者 イアン

― 芝 ―

[東京タワーから少し離れたところで、ようやく頭がはっきりしてきた。
ラルフの理。それを語ったラルフの態度。
自分はそれを信じるべきか、否か。]

 あ…御巫くん…

[慌てたような様子で去っていく御巫の背を思い出す。
荒川さんがどうの、と言っていた。
合流出来たら連絡する、と。]

 何かあったのかな…。

[不安げに呟く。]

(89) 2010/06/06(Sun) 09時頃

【人】 記者 イアン

― 芝 ―

[ふと、嫌な気配に体中がちりちりと逆毛立った。
空を見上げれば、化鳥の群れ。
一直線に向かってくるそれに、息を呑む。
COMPのアイコンには、《Gurr》の文字。]

 まずい…っ!

[あの数に襲われたら、ひとたまりもない。
だが、周囲に逃げ込む場所はない。
戦慄したそのとき、清涼な気配と共に、ざぁぁっと音を立ててリョウリが高く、高く、舞い上がった。]

 リョウリ――!

[近づいてくるグルルの群れ。
その前に立ちはだかるようにヒレをそよがせる鮮やかな緋鯉。
その名を呼んだとき、緋色の鱗がきらきらと散って、眩しい蒼の光が空を貫いた。]

(92) 2010/06/06(Sun) 09時半頃

【人】 記者 イアン

 ――――!!

[思わず目を閉じ、ゆっくり開けば、鈍色の空の下で悠々と浮かぶ、蒼く巨大な龍の姿が視界に映る。
雷鳴の轟きにも似た咆吼を上げ、長大な身体を一振りすれば、稲妻がその身体から放たれて、次々とグルルたちを撃ち落としていった。
(03)分もしないうちに、グルルの群れは跡形もなく消えて――]

 ……リョウリ…

[まるで、遠い存在になってしまったような恐ろしさを覚えて名を呟く。と、蒼い龍はふわりと目の前に舞い降りた。]

 「我が名はセイリュウ。今後とも、お前と共に――」

[言葉と、言葉以上の意志が流れ込む。
そっと手を差し出せば、ざらりとした鼻先をすりつけられた。
その首筋に、一枚だけ緋色の鱗を見つけて、ふと、笑みがこぼれる。]

 ああ、これからもよろしく、青龍。

[笑って、その頭をそっと撫でた。**]

(93) 2010/06/06(Sun) 09時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 09時半頃


【人】 記者 イアン

― 回想・タワー前 ―

[ゾーイを促して、その場を離れようとしたところへ、近づいてくる人影があった。
先程の戦いで、眩い光を放った鳥が、少年の裡に帰っていくのを見たような気がする。
ペルソナ使いかと聞かれれば、緩く首を横に振る。]

 ――いや。
 相棒たちに手を貸してもらってるだけの、しがない一般人…だよ。

[自嘲気味の返答の後、ゾーイと知り合いなのを察して、彼の元にゾーイを預よう、と思う。
こんな時は、出会ったばかりの人間よりも、もっと親しい人と一緒にいるのがいい。]

 浅見くん……東雲さんの…

[会いたいと言っていた相手。
仄かな笑みを浮かべて、求められるままに名前と連絡先を交換して、その場を立ち去った。]

(206) 2010/06/06(Sun) 21時半頃

【人】 記者 イアン

― 皇居前 ―

[リョウリがセイリュウへと姿を変えた後、そのままふらふらと皇居の方へ歩いていた。
崩壊前と変わらず水を湛えた堀の縁に腰掛け、緑に包まれた一角をぼんやりと眺める。]

 なあ、お前はどう思う?
 理って、必要なんだろうか?

[傍らでとぐろを巻いた青龍に聞いてみても、琥珀のように深く澄んだ金の目で見返されるばかり。

 ――それは、お前自身が結論を出すべきことだ。

そんな意志だけが伝わってくる。]

(207) 2010/06/06(Sun) 21時半頃

【人】 記者 イアン

― 皇居前 ―

 もし、ラルフさんの言うとおり、この世界から争いが無くなるなら。

[あのとき"降臨した"、大天使の姿を思い浮かべる。
光に満ちた、神々しい姿。]

 今、流れていく血も、無駄ではなくなるのかな。

[ポケット中で、蜃がふわりと息を吐く。
ラルフの《アコウ》で満たされた世界。光に遍く照らされ、空では天使がハレルヤを奏でる。喜びと光と秩序に満ちた、一片の影もない世界。そんな蜃気楼が堀の上に浮かんで、消えた。

それを見ていた青龍が、僅かに不快げに身じろぐ。]

 ……? どうしたんだ?
 ――…天使とはそりが合わないから嫌いだ?
 そっか。悪魔同士にも好き嫌いがあって当然だもんなぁ。

[暢気に話をしながら、結局理を持つ者たちはみな同じ場所を目指しているんじゃないか、とふと思う。
ほんの少し、目指す形が、理想を実現する方法が違うだけで殺し合っているのなら、それは哀しいことだと。]

(210) 2010/06/06(Sun) 22時頃

【人】 記者 イアン

― 皇居前 ―

[ふと、思い出して携帯を取り出した。
御巫が荒川を探しに行くと言っていたが、見つかったのだろうか。
そう思いながら携帯を開くと、未読メールの表示がある。
それは御巫からのものだった。>>97]

 ――荒川さんが、怪我…?

[身体から、音を立てて血の気が引いていった。
添付の地図を見て、場所を確認して。
青龍と顔を見合わせる。

直後、青龍の背中に跨り、空へと舞い上がっていた。]

(213) 2010/06/06(Sun) 22時頃

【人】 記者 イアン

― 事故現場 ―

[空から探せば、すぐに場所は知れた。
既にそこには多くの人達が集まり、中心の人物を――赤く染まったその人を取り囲んでいた。]

「――死の臭いが濃い。」

[青龍が低く唸った言葉は、なにに向けたものだったか。
大鴉に乗って立ち去る吾妻>>208に視線をやりつつ、入れ替わるように地面に降りて、駆け寄った。]

 ――荒川さん…!

[いくつかの回復魔法の光に照らされて、なおも血の気のない荒川の顔が目に焼き付く。]

(216) 2010/06/06(Sun) 22時頃

【人】 記者 イアン

― 事故現場 ―

 なに勝手に倒れてるんですか!
 あなたにはまだ教えるべきことがあるでしょうに!

[咄嗟に口をついて出たのは、非難の言葉だった。
あんなに強かったのに…こんなことになってしまうなんて信じられない…――そんな嘆きの言葉は頭に一瞬浮かんだだけで飛び去って…時間がないことを、無意識に感じていたのかもしれない。]

 ちゃんと、するべきことをしてからにしてくださいよ…

[言葉尻が、僅かに滲む。]

(222) 2010/06/06(Sun) 22時頃

【人】 記者 イアン

― 事故現場 ―

[そこまで言ってから、ようやく周囲の人物たちに視線をやった。
必死の治療を続けるゾーイと浅見。彼らの努力が実ればいいと真剣に願う。
静かに佇む霧島は、先程の戦いの余塵を纏ったまま、どこかそれまでとは違う空気を帯びていた。
少し離れて佇む赤毛の女性は、そういえばタワーでの戦いの時も見かけた気がする。

そして。
荒川のすぐ側に立つ御巫の顔は、何かを決意した強さを宿していて。]

 ―――…。

[複雑な思いが胸中で渦巻いた。]

(224) 2010/06/06(Sun) 22時半頃

記者 イアンは、メモを貼った。

2010/06/06(Sun) 22時半頃


【人】 記者 イアン

― 事故現場の路地 ―

 ――っ…すまない。
 ……すみません。

[御巫に止められて、唇を噛み、御巫と荒川に頭を下げる。
一番辛いのは、彼らだろうに。
不思議な縁で結ばれた二人。]

 ……何があったんだ?

[低い声で、御巫に確認する。]

(233) 2010/06/06(Sun) 22時半頃

【人】 記者 イアン

― 事故現場の路地 ―

[みなに声をかける荒川を見る。
その表情は穏やかで、それがいっそう胸を震わせた。]

いえ、生意気なことを言って、すみません…。

[荒川に、力無く頭を下げる。
出来ることなら、自分の命と交換したい。そんなことまで、ふと思う。]

 ……こんなことをしてまで、成したいこと――

[御巫の言葉>>244に、唇を噛んだ。
成したいこと――理…。
そこまでしなければいけないものなのか――]

 荒川さんを、…こんな風にしてまで――

[呟いたとき、ぐらりと世界が揺れるのを感じた。
近づいてくる巨大な気配に、離れていた青龍が、威嚇の唸りを上げる。]

(250) 2010/06/06(Sun) 23時頃

【独】 記者 イアン

/*
ベネットさん、つんでれ?

(-94) 2010/06/06(Sun) 23時頃

【独】 記者 イアン

/*
そうそう。ちょっと余裕出来たから書いておくけど、たつのこたろうをやりたかっただけなんだ――!
(↑青龍の背中に乗って、ひゃっはー)

(-95) 2010/06/06(Sun) 23時頃

【人】 記者 イアン

― 事故現場の路地 ―

 ――hydra…

[神話に出てくる、九つ首の竜、その巨大さに圧倒される。
神話通り、首を切ると2本生えてくるんだろうか、とか思いながら、COMPを戦闘モードに切り替える。]

 ゾーイちゃん、下がって。

[泣きじゃくっているゾーイを下がらせようとする横で、立ち上がった荒川の姿に目を見開いた。]

(264) 2010/06/06(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

― 事故現場の路地 ―

 何を無茶して――

[荒川を止めようとした手は、途中で止まった。
今はやるしかないのだと、理解する。]

 ――蜃、守りの手を。

[せめてもの力になれ、と命じれば、大蛤の口から漂う透明な気が、戦おうとする者たちを守るべく、その身体を覆っていく。]

(276) 2010/06/06(Sun) 23時半頃

【人】 記者 イアン

―とある路地:VS Hydra―

[そのまま蜃にゾーイの守りを任せ、御巫と視線を交わす。]

 …行こう。

[苦いものと、熱いものを湛えて御巫に言葉をかけてから、青龍を呼んだ。

 舞い上がった青龍が、荒川に落ちかかろうとするがれきに尾を叩きつける。]

(282) 2010/06/07(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

―とある路地:VS Hydra―

 うわ…

[荒川が切り落とした首が2本に増えて再生するのを見て、思わず声を上げる。]

 伝説通りなら、焼かないと――

[青龍を見上げれば、任せろと言うように尾がうねった。]

 荒川さん、御巫くん、青龍がそいつの傷を焼きます!
 首を落としたら、一旦離れて!

[前に出た二人に声を張り上げ、タイミングを計る。]

(290) 2010/06/07(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

―とある路地:VS Hydra―

[荒川がヒドラの首を落とす。と同時に、青龍が口から炎を吐き出した。
焼かれ、黒く煤けた傷口からは首が再生する気配はない。]

 いける――!

[ぐ、と拳を握る。]

(299) 2010/06/07(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

―とある路地:VS Hydra―

[御巫の刀がさらにもう一本の首を切り飛ばす。
再び青龍が吐きかけた炎は、傷口を焼き、他の首にも僅かに痛手を与える。

が、次の瞬間、中央にある一際巨大な首が牙を剥いて、青龍に襲いかかるのが見えた。]

 ――青龍!

[跳ね飛ばされた青龍が、土煙を上げて地面に転がる。]

(300) 2010/06/07(Mon) 00時頃

【人】 記者 イアン

―とある路地:VS Hydra―

[危険を忘れて、青龍に駆け寄り励ます。
その横を、ヒドラがゾーイの方へと向かっていった。]

 危ない――

[声を上げかけた矢先、荒川がヒドラの牙を受けつつも、それを押さえ込むのが見えた。]

 荒川さん!!

[叫びに感応した青龍が再び立ち向かうが、他の首を引き裂くのがやっとのこと。]

(320) 2010/06/07(Mon) 00時半頃

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