人狼議事


99 あやかしものと夏の空

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【人】 巫女 ゆり

―――神 社―――

ん…くすぐったいよ、しらたま…

[ちろちろと頬を撫でる小犬の舌先にやんわり抗議する。
まどろみの中ゆっくり目を開ければ、見知った烏の姿>>104が視界に入った。]

――――うりさん?

[横座りの膝元、佇む老烏に目を何度か瞬かせつつも、
あの頃の習慣なのか、すぐにその細い足に括り付けられたものに気付いて。]

…亀君、さっき会った時に言えばいいのに。ね?

[くすりと笑う。

診療所の窓。
いつも心待ちにして、小さな手を伸ばしていたあの頃。
目が見えなくても、近くに来れば、その気配は感じることが出来たから、何の不自由もなかった。]

(144) 2012/08/09(Thu) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

――――…あ、大変。しらたま。
花火、花火買わなきゃ。

[老烏から四文字だけの小さな手紙を受け取り、その頭を撫ぜながら。
何故か少し不機嫌な気配を漂わせる子犬に告げる。

毎年、ここに来るようになってから、亀吉につきあってもらっていること。
誰も居ない夜の、蛍だけが舞う川辺での線香花火。

あの頃は、静まり返った闇の中、微かに響くその音が大好きだった。
とても繊細で、どこか寂しくて、だけど本当はとても柔らかくて優しい音色。

一緒に遊んだ誰かとの記憶。

その誰かに会えるような気がして。]

(145) 2012/08/09(Thu) 21時頃

【人】 巫女 ゆり

あれ?これ、いつのまに?

[身体を起こしかけた時、脇に置かれた缶ジュース>>106に手が触れた。
眠っている間に景子が訪ねて来ていたとは露知らず。
調度良い具合に溶けて、それは今が正に飲みどころといった状態だった*]

(146) 2012/08/09(Thu) 21時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2012/08/09(Thu) 21時頃


巫女 ゆりは、メモを貼った。

2012/08/09(Thu) 21時半頃


【人】 巫女 ゆり

―――神 社――

誰が…

[残された缶ジュースに手を伸ばす。

『こっちこっち。』

心地よい冷たさと同時に、あるひとつの声が過った。

あの頃、夜の脱走に比べると昼はなかなか大変だった。
ちょっと目を離すと居なくなる問題児だった為、大人達の警備の目は厳重で。
けれど、いつも誰かがあらゆる策を講じて、自分を連れ出してくれた。

いつも、様々な作戦を考案して笑っていた誰か。
そして、その誰かが大人達を翻弄している間に、もうひとりの誰かが手を引いてくれていたのだった。

『こっちこっち。』

密やかに小さく、そう言って。]

(315) 2012/08/10(Fri) 02時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2012/08/10(Fri) 02時頃


【人】 巫女 ゆり

―――現在:宿泊所前―――

…あれくらいで良かったのかなぁ。
値札無いから、返って心配。

[目的の線香花火のほかにも、駄菓子をいくつか。
立ち寄った雑貨屋にはひとの気配は無く、
その代わり、「おかねをおいてごじゆうに」という張り紙があった。]

"十分だよ、十分。"

[主人の少し前を歩きながら、子犬は応えて。
近づく宿泊所を前に鼻をぴくぴくさせている**]

(334) 2012/08/10(Fri) 03時頃

巫女 ゆりは、メモを貼った。

2012/08/10(Fri) 23時半頃


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