166 あざとい村
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[>>1:208身体が反るほど息を吸い込むアオイを見て 何をする気か気付いたけれど、両手は見事に塞がっていた。]
────────ッッ!!
[辛うじて出来たのはシノンの頭を胸元に引き寄せ 超音波攻撃から守ることくらいだった。]
(0) 2014/03/06(Thu) 08時半頃
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[キィン──…と耳鳴りの残る耳を肩につけて 余韻をやり過ごしているところに スーザンの高笑い>>1:210が響き、 ポーズを決めるアオイや アオイの頭をぐりぐりするカイルが見えた。
密かな笑みを唇の端に浮かべ、改めてシノンを抱え直す。
スーザンやアオイの視線がヒューと自分に向くと セシルはヒューと目配せを交わし、口を開いた。]
一旦体育館に戻ろう。 シノンが気付いたら、人狼を探す方法を説明する。
(1) 2014/03/06(Thu) 09時頃
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セシルは、体育館に戻れば、ヒューから鍵をかけるよう指示が出るだろう。**
2014/03/06(Thu) 09時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/03/06(Thu) 09時頃
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/* シノンはどんな服装なんだ……。
(-3) 2014/03/06(Thu) 20時頃
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[シノンを抱いたまま、セシルは一度校門へ回り、 そこにも結界が張られていることを確認して体育館へ戻った。]
─ 体育館 ─
[シーツの敷かれたマットの上に水平にシノンを寝かせ 制服の釦を上から二つ外して、襟元を緩めてやる。
顔色を確かめ、脈を取り、そっと腕を下ろす。]
……音と光に驚いただけかな。
脈拍も呼吸も問題ないから 多分そのうち目を覚ますと思うけど──。
(13) 2014/03/06(Thu) 20時頃
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[体育館に入ると、扉は勿論 天井付近のものも含め、窓という窓が手分けして施錠された。
銃弾でも傷がつかない強化ガラス製の窓だ。 一旦はこれで、誰も外から体育館に入ることは出来なくなった。]
……で、ほんとに救護室行くの?
[調子を確かめるように肩を回しながらヒューを見上げ、尋く。]
僕なら動けるよ。 ──っ、正直……万全とは言えない、けど。
[肘がある角度に向いた時、 整った顔を一瞬痛そうに顰めて、正直に口にする。]
(14) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[本当は、肩の怪我など大したことはない。
結界に弾かれた勢いで捻ったのは本当だが、 もう全く痛みは残っていない。
これは演技だ。
廊下でアオイ達に、殊更不安を煽るようなことを言ったのも、 すべて、危機感を抱かせるための演技でしかない。]
(-5) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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[人狼対策科への進級を希望する者もしない者も 合宿に参加する以上ある程度の心構えはあるだろう。
セシルはそこから更に一歩踏み込んだ 現実に近い臨場感の中で、 参加者それぞれが自発的に考えて行動するよう それとなく促す役目を言いつかっていた。
ステージ袖でのダン教諭との会話>>0:171も その打ち合わせであった。]
(-8) 2014/03/06(Thu) 20時半頃
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ここで皆を守るのなんて当然だろ──。
…──そうじゃなくて、 お前が外に出ることを心配してるんだ……莫迦。
人狼が、いるかもしれないんだぞ。 ジリヤを連れて行くなら、──気をつけろよ。
[具体的に、何に──とは口にせずに、注意を促す。]
(18) 2014/03/06(Thu) 21時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/03/06(Thu) 21時頃
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[ヒューの反応を見て 今度はセシルが呆気に取られたように目を丸くする。
しかしすぐに、その顔はいやに良い笑顔に変わり 黒いオーラを放ちながらシノンの横から立ち上がった。]
非常事態だからって心配してやった僕が莫迦だった。
いいよ、行って来いよ。 お前が死んだら墓碑にお前の恥ずかしい話を 僕が知る限り刻んでやるから覚悟しろよ──なッ!!
[にこにこと喋りながらすすっと音もなくヒューの横に近寄ると 無事な左手でヒューの背中を遠慮なく張り飛ばした。]
(24) 2014/03/06(Thu) 21時頃
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──あれ、
[──そうして、顔に似合わぬ怪力ぶりを ヒューの背中で思う存分発揮させた後。
ふと、気付いて辺りを見回した。]
サイモン先輩、どこ行った──?
[することもなく体育館をうろうろしていたサイモンが いつの間にか姿を消している。]
(25) 2014/03/06(Thu) 21時半頃
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……おい、 校舎に続く扉はさっきアオイ達が閉めたよな?
[慌てふためくヒューに確かめるように言葉を掛け、 アオイとカイルを見る。
それから、すっと腕を水平に上げて、 渡り廊下に繋がる扉を指さした。]
…────隙間が、開いてる。
(28) 2014/03/06(Thu) 21時半頃
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/* そんなこんなで
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwロビンつええ 一言で追い付いてきたwwwwwww レティーシャもwwwwwwwwwwwwww
(-25) 2014/03/06(Thu) 21時半頃
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[半端に開いた扉の前に何か>>#4が落ちている。 セシルは扉に向かうと鍵を掛け、落ちていた物を拾い上げた。]
…────、
[とある探偵が主人公の推理小説と、そこに挟まるメモ。
セシルは指をメモの挟まっていたページに挟むと メモに走り書きされた文字を見た。]
(37) 2014/03/06(Thu) 22時頃
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[手元を覗き込むレティーシャにノートの切れ端を見せた後、 菫色を見下ろして顔色を確かめる。
平気そうなら無言で元いた位置に戻り、 赤いペンで書かれた三文字を、皆にも見えるように差し出した。]
──────…… これが、扉の前に。
[メモと共に見せるのは、 赤い指紋の付着した、小説の一頁。
『悪霊』の文字が、やけにくっきりと浮かんで見えた。]
(41) 2014/03/06(Thu) 22時頃
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/* スージーさんの本気wwwwwwwwwwwww>>49
幼児化あざといwwwwwwwwwwww あざとすぎるwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-32) 2014/03/06(Thu) 23時頃
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[>>5カイルの問いに、セシルは真っ直ぐに目を見て頷いた。]
サイモン先輩はいい加減な人だけど ここまで悪趣味な悪戯はしない──と思う。
それに──これはただの勘だけど、 ダン先生を探しに行った時から、ずっと嫌な予感がしてた。
(65) 2014/03/06(Thu) 23時頃
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サイモンの勘違いなら、それでいい。 でも、もしサイモンの残したメッセージが真実なら──、
────どうする? カイル。
(73) 2014/03/06(Thu) 23時半頃
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────カイル?
[>>77激昂するカイルを見て、驚いたように目を瞠る。 詰め寄って来た小柄な身体に左手を伸ばし、 宥めるように肩を叩いた。]
カイル、落ち着いて。
ごめん、言葉が足りなかったな。
……あのな、先生達の失踪が悪霊の仕業なら、 人狼よりは穏便な対策で済むんだよ。
先生達も、ただどこかに捕まってるだけかもしれない。
(80) 2014/03/07(Fri) 00時頃
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確か霊能者コースの生徒は、悪霊祓いの札を持ってる。 それを悪霊に取り憑かれた疑いのある生徒に貼れば 悪霊が身体から追い出されて元に戻るはず。
札が効果を発揮するまでには 少し時間が掛かるかもしれないから、 そうだな──それまでの間、倉庫に入っていて貰うか。
(91) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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悪霊祓いは急がなきゃまずい。 結界が解けるまで外への連絡は通じない。
つまり、なにがあっても 僕達だけで対応しなきゃいけないってこと。
あぁ──いや。 ごめん、僕としたことが……動揺したな。
カイルの言う通り、先生達の捜索も並行して行おう。
これがサイモン先輩の勘違いで、悪霊はいなくて 本当に学校内に人狼が侵入したんだとしたら──、
────そっちの方が、ヤバイ。
(92) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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[カイルを宥めようとしてくれるアオイの声に 視線をアオイへと向けて、眉尻を下げる弱い笑みを浮かべる。]
ありがと、アオイ。 でも……言われても仕方ない、これは僕の説明不足だ。
それに、悪霊に気を取られて本当の危険を見落とす所だった。 カイルに感謝しなきゃな。
(94) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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[スーザンが取り出した水晶球>>90をしばらくじっと見て、 意外そうに口を開く。]
──それ、占い師コースの水晶球だね。
それを渡されたってことは、 先生はスージーに占い師の才能を見たってことか。
使い方はわかる?
[わからなければ──と、起きて来たシノンに視線を移し、 差し出された札>>93にまたも目を丸くした。]
(98) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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なんでシノンがそれを……?
……あ、それよりもう起きて平気?
[痛い所はないか、 硬くなっていた声を和らげて尋ねる。]
(101) 2014/03/07(Fri) 00時半頃
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結界を見ただろ。 あれは──ジョークやイベントで発動するようなものじゃない。
[>>100カイルの呟きを毅然とした声で否定する。]
(102) 2014/03/07(Fri) 01時頃
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/* 狂人必死ですよ。
(-53) 2014/03/07(Fri) 01時頃
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[サイモンが怪しい証拠を残したせいで、 偉い苦労を強いられている。
凝り過ぎた小道具などいらないから 打ち合わせ通りに ただ体育館の外で倒れていればいいのに──と、 演出過剰な先輩に心の中で舌打ちした。]
(でも──それに気が付くカイルとジリヤの洞察力は鋭いな)
[同時に、二人の一年生に感心もする。 やはり実地に近い形式の訓練は、 色々と見えて来るものが多いと実感する。]
(-54) 2014/03/07(Fri) 01時頃
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[意図的に説明を避けたサイモンの“証拠”について、 カイルは納得がいかないらしい。
──当然か。
今度はこっそりと嘆息する。]
(-56) 2014/03/07(Fri) 01時頃
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(一つ貸し──だな、これ)
[訓練が終わったら、 さて、何をして返してもらおうか──。
そんなことを考えて現実逃避しそうになる思考を アオイとカイルのやり取りを聞くことで無理やり現実に引き戻し セシルはまた、ゆっくりと口を開いた。]
(-57) 2014/03/07(Fri) 01時頃
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[アオイとカイルのやり取りを聞きながら 再びサイモンが残した紙片と小説に視線を落とす。]
…────。
ジリヤの言うことも、一理あるな。 確かに小説の頁を開くのは余裕がありすぎる気もする。
(110) 2014/03/07(Fri) 01時頃
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もしかしたら───、 ……
[と、何かに思い至ったように唇を開き、 しかし、躊躇するように唇は閉じられた。
誰かに問われれば続きを口にするだろう。
残された小説とノートこそが、 僕達を油断させるための罠かもしれない──と。]
(111) 2014/03/07(Fri) 01時頃
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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