40 おおかみさんが通る
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[声は見えぬ波に乗る。 傘屋に向かおうとする同類の声]
なぁんか、風の噂に誰かがしょっぴかれたとか
ダンナ、何かなされたンかしらん?? アタシは腹減ったんでつまみ食いしようと思った矢先なんですよ*
(*0) 2011/01/03(Mon) 20時頃
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アタシらが人をくわなんだら、 どーやって事の収まりを見極めるンでしょーネ?
アタシらをしょっぴいたとして、 しっぽださずば如何して人狼と見極めるますかネ?
さぁてさて。
何年入り混じれどもヒトとは解しがたき。
[笑う声は楽しげに]
では、ヒトには狼が在る事実だけでも教えましょかネ
(*2) 2011/01/03(Mon) 21時頃
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[その声は暗に今宵狩りのまね事でもしようかという色乗せて*]
(*3) 2011/01/03(Mon) 21時頃
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[からころり。下駄の音は心地よく。 朝方の道をのんびりのんびり歩み行く。 結局傘はまだ手に入れずじまい。まぁいいかとあっさりと。
何故なら耳に聞こえる噂話に興味はさらわれてしまったから]
だぁれぞしょっぴかれたンですかいね。 おお怖い。手前もぶらぶらしてたら首実検でもされちまわァナ。
[ぷらぷら歩き、至るところはドコだろう]
(14) 2011/01/03(Mon) 22時半頃
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[そういえば一度、聞きかじったことのある噂では、 教会という所の近く、茂る森にはケモノが出るらしい。 そらまぁ森に獣はつき物だろうと思えども、 何か面白い話しでも聞けようと、 ふらふら足はそちらへと向く。
ちなみにきりしたんでもなんでもないから 教会のありがたみというものは欠片も知らぬ]
(15) 2011/01/03(Mon) 22時半頃
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そういやネ。
何でも、きょうかい?という所で人狼が出るとか噂があるようですヨ。 おかしいネェ、アタシらはこうやって人にまぎれて生きておるンにサ。 野犬とでも見間違えたンですかネ?
[ひねる首はこきりとなる。 もしなんだったら、あのきょうかいの人でも襲ってやったら、噂は本当になるンだろうかしらん]
(*5) 2011/01/03(Mon) 22時半頃
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も少し人を食って、耳尻尾隠せるようになったら 人食いはちと辞めようかなァとは思ってますヨ。
アタシ一人ならともかくさ、 お大人の生活まで脅かしちゃァ申し訳ナイ。
銭の少しでも稼がせて頂いて あったかぁいメシにでもありつけて 綿入れ一枚でも着込めたら
アタシはそれでも構わんのですが、ネェ。
[ひょこり。少しはみ出した犬耳がゆれる。 雪で冷えて、寒くて痛い。 尻尾はくるり。袴の中で、ふよふよゆれる]
文明開化のご時勢だモンし、アタシらも暮らしにくくなるんかしラん
(*6) 2011/01/03(Mon) 23時頃
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…ほへぇ…
[教会とやらには初めて訪れるけれども これまたリッパな建物(に見えた)。
そして、傍目に見える、なにやら異人のごとき人。 昨日、なんぞ胸糞悪い思いをしたからか、 少し眉をしかめども]
もし、そこなお嬢さん。 この森、なんぞ面白いものでもありますかいナ?
[興味本位で来た森。噂の真偽も聞きたいところ]
(17) 2011/01/03(Mon) 23時頃
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へぇえ。佳い人、ネェ。 ちらりとお見上げにでもいきましょかネ。 ちょいと興味もあるンすヨ。 いえ何、昨日ちょ〜いといけ好かない異人サンに苛められまして。
…、と。佳い子とは、あの子かしらん?
[至った教会、立つ娘を丁度見やり]
(*8) 2011/01/03(Mon) 23時頃
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ほ。お大人も中々弱気でいらっしゃる。 ンでもアタシはまぁだそこまで人の世に根っこ生やしてる訳じゃぁないんでサ。 気が向けばここからおさらばでもすりゃいいハナシ。 ですからなんかあればアタシを突き出してもかまやしませんヨ。 ただ逃げるだけだしサ。
とはいえお互い難儀ですナァ。 生き難い世の中だことで。
(*11) 2011/01/03(Mon) 23時半頃
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あらん。
[振り返った娘の顔をまじまじと見つめつつ]
これまた別嬪な異人サン。コンニチハ。 日本語、お上手ですナ。
やっぱり、噂は本当でしたンかい。 そりゃ怖いですネ。隣に住んでいらっしゃるならなお更か。
しかしまぁ安心すればいいと思いますヨ。 こんなとこで人狼なんぞいやしませんて。 多分、ですがネ。
[酷くあっけらかんと答える声は、娘にはどう聞こえただろう]
(19) 2011/01/03(Mon) 23時半頃
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名前ですかい?
さぁて…人の字を借りた名前は興味半分でつけましたが… 狼としての自分は、名無しですナァ。 名無しの権兵衛でもかまやしません。
さぁてさて。
なんか、人狼といわれてしまいましたよ、と。
[目の前の娘に人狼呼ばわり。のんびりと伝えるのは、危なくもないという伝え]
(*13) 2011/01/03(Mon) 23時半頃
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ヤニクは、マーゴに「…は?」とぽかーん
2011/01/03(Mon) 23時半頃
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まぁまぁ、難しく考えなさンなよ。 こちとら同様でございまサ。 いざというときは頼りにさせて頂きますヨ、と。
にしても…どうしましょ、アタシのことを狼呼ばわりする娘がおりましてサ。 この子、襲っちまいましょうかネェ。
[命まで取るとは行かないだろうけれど、 なぁんか、脅かしてやりたい所も少なからず]
(*15) 2011/01/03(Mon) 23時半頃
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いやいや。そンだけお話しができれば上出来上出来。 別嬪さんてぇのは、美人さんってことですよ。飛び切りのネ。
手前がこの森に人狼なんぞいないと思うのはサ、 だってホラ、人の姿して森で生活なんて、 不便極まりないと思いません? そンなら狼の姿のほうが、森ではよほど便利でしょうよ。 ですからサ、いるとしても野犬の類と手前は思いますがどうでしょう? それでもちょいと危ないのはかわりませんかナァ。
(22) 2011/01/04(Tue) 00時頃
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と、手前は「人狼」というくらいだから、 人の形してるもんだと思ってるだけでネ。 いるなら逆に、人ごみの中じゃぁないかと思ってますヨ。
[そしてなんか人を狼呼ばわりする娘に一瞥くれてやって]
頭の悪いお嬢さん、も少し人を見てから物をおいいナ。 そういうお嬢さんは人猫かしらん? 眠っていそうなお顔をしていらっしゃる。
(23) 2011/01/04(Tue) 00時頃
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いやいや、アタシは昔から一匹狼、 呼ばれぬ名など、要らんのですヨ。
お会いできたら、人の名でも名乗りまショ。 お大人はいつもはどちらにいらっしゃるンで?
(*17) 2011/01/04(Tue) 00時頃
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パパとよんでいいですか>だんだん
(-2) 2011/01/04(Tue) 00時頃
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いいじゃないンですかね。手前はお綺麗と思ってるンだし。 大和撫子も嫌いじゃぁないけどサ。頭がよければ。
人狼とやらにはお会いしたことがないンで 変化するかどうか、手前はわかりませんわナ。 じゃぁ逆に満月以外は人狼なんていないってぇことでショ。
[異人の娘には少し肩を竦めつつ、そして別ににやにや笑いなんぞしてはいないが、猫といって怒る娘に一度ため息]
貴和子さんネ。はいはいよろしく。 手前は名乗るほどのもんじゃぁないンですよ。 どうせその頭じゃ忘れちまうッショ。 ご縁があれば名乗る機会もありましょうしサ。
(26) 2011/01/04(Tue) 00時頃
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異国の人狼はなンで満月に変化するんでしょうネェ。 月明かりで丸見えじゃぁないですかしらん?
アタシはいつも、新月にしてるンですがサ。
(*18) 2011/01/04(Tue) 00時頃
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群れたことがないンでサ。 別に厭うこともありゃしません。
[声色に隠れたものを読み取ったか。 応える声は至極軽い]
お大人もお気をつけて。まぁ何かあればお助けに参上しますからして。 傘屋とはまたなんと偶然。偶々、傘一本都合しようと思ってたとこなんですヨ
(*20) 2011/01/04(Tue) 00時頃
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噂の森を見に来ただけでネ、そろそろお暇しますよ、と。 中に入って、襲われずとも迷子になんぞごめんでして。 ご期待に沿えずに申し訳ない。
ところで猫のお嬢さん、今日なんぞ人狼がらみで一人しょっぴかれたとか。矢鱈に人を人狼呼ばわりして、へんなことを起こしなさんナ。アンタ、責任も取れないでしょうしサ。
(28) 2011/01/04(Tue) 00時半頃
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じゃ、そこはアタシらはまだ慎ましい方なんでショ。 外様さんにも一度はお会いしてみたいようなそうでないような。 騒ぎが収まったら長崎でもいってみましょうかしらん。 あちらになら、お外の狼さんもいらっしゃりそうですしさ。
(*22) 2011/01/04(Tue) 00時半頃
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手前が人狼なんぞ知るわけないでしょう。 手前、山犬でもかまやしませんサ。 次までにお嬢さんが覚えているならネ。
柴門といいましたか、あの店主。 火のないとこに煙は立たず、大方なんぞやましいことでもあったんとちゃいます? まぁ無実ならそのうち釈放もされまショ。 そこまでご無体をするお上でもないかろしサ。
じゃ、手前はこれにて。お嬢さん方、気をつけてネ。 人狼云々ではなくて、やっぱり一人は危ないヨ。
(33) 2011/01/04(Tue) 00時半頃
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他所さんの狼なんぞ知るかいナ。
[猫娘の言葉に、ちと苛苛したか。 あるいみ「人狼は知らん」というのは本当で]
(*24) 2011/01/04(Tue) 00時半頃
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[男の去り際、ぽんと白い娘に手渡すのは]
お守り。お二人にあげたいと思いましたが、 一つしかないから、まずは貴女にあげときましょ。 怖い思いが薄らぐといいンですが。 どうやら手前、貴女のお顔に惚れたらしいですよ。 笑顔も少し、見たいと思って。
[綺麗な細工の、桜の形の小粒銀。狼避けのお守りに、と]
猫のお嬢さんは街にいらっしゃるようだから、まだ安全かしらん。またお会いできたらその機会に差し上げましょ。
あぁそうそう。手前、名前は子梨といいますンで。
[からころり。振る雪とは裏腹に下駄の音は軽やかで*]
(34) 2011/01/04(Tue) 00時半頃
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お綺麗な人ですナァ。どうしようかナ。 あの子、怖がらせたかないンですがさてはて。 尻尾耳が見つかったら、アタシはブタバコ行きかしらん。
あのいけ好かない異人さんにしようか、 それとも猫を怖がらせてみようか
[鼻歌交じり。呟く声は、悪戯を楽しむ悪ガキのようで*]
(*25) 2011/01/04(Tue) 00時半頃
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[彼女らがいう「人狼」は異国のもの 自分はこの「ニホン」の狼だから
だから、知らぬ。
日本の狼を聞かれれば、冗談半分に応えてもやったろうが*]
(*26) 2011/01/04(Tue) 01時頃
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バラまいたのはいいけど、何につかいましょうね>小粒銀
(-6) 2011/01/04(Tue) 01時頃
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なんか、狼がマジもんのばけもんになってますに
人死にもないしまったりを目指してたンだけどもん?
(-9) 2011/01/04(Tue) 09時頃
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[からころり。下駄の音は通りを歩く。 向かう先は唐傘屋。やまぬ雪、凌ぐ為にと前から求め。 やっと重い腰を上げた訳。 昨今は蝙蝠傘がはやりと聞くが、やはり自分は見知った唐傘が好みであって。
店の前まで到って首傾げ。 店頭で帳簿か何か、書きつけている若者をみやり]
もしもし、お尋ねしますがね。 こちらで一本、傘を見つくろって頂けますかナ?
[声かけるのは若い男性。さてはて、それは弟子か何かか。 店主というには若すぎる]
(52) 2011/01/04(Tue) 10時頃
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