人狼議事


8 DOREI品評会

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小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 01時頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― 会場 舞台左袖 ――

[偽りのカソックを脱ぎ去る短いストリップショウの次に照らし出されるのは、華奢で育ちの良さそうな少年の姿。
例の藍色のテイルコートに、再び目隠しを着けさせられ、突然響いた道化の声に戸惑っているよう。
未だ状況が把握できておらず、立っているだけで精一杯といった風情。
唇には、また血が滲んでいた。
本人は、大きく「2」と書かれた札が胸元につけられていることも知らない。]

(6) 2010/04/03(Sat) 01時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 02時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[勝者と敗者の壁。そう称したものは、実は主人と奴隷の壁だった。
それを知っても、またも視界を無粋な黒革に覆われた身では、立ち続けるだけでやっと。何度膝をつきそうになったことか。
買う? 誰が誰を? 自分が買われる?
世紀の大債務を自分の身で贖えということか。
それを悟ると、指先まで凍りついた。]

もし、誰にも買われず……気に入られなかったら……?

[それはそれで、また碌でもない結末か、何度でもこのような酔狂な場を盥回しにされるのだろう。易々と想像できて――今までの自分の楽天的すぎる展望を呪いたくなった。
それは多分視線。誰に触れられたのでなくとも。
ひっと喉の奥で音が詰まる。腕を自らを抱くように胸の前で交差させた。]

(18) 2010/04/03(Sat) 02時半頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 10時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

[検分、という言葉が何を示すのか、少女はまだ分かっていない。
ただ、拳を関節が白くなるほど緊く緊く握り締めて耐えるだけだ。
ここには自分を守ってくれるものなんてもう、何一つない。
ぞわり、視線が這うのを感じて背筋を一度震わせた。]

(26) 2010/04/03(Sat) 10時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

ちょ……!
離せ! 僕に触るな!!

[拒絶と悲鳴。
枷のある左足以外の全てで暴れて抵抗するも、すぐに押さえこまれてしまう。
背にひやっと直線の硬いものが当たった。]

何をする……やめっ……いや、や……!

[振り回すも虚しく両手は磔刑の如く横に固定され、開脚させられる。
その一連の動きが全て見られているという恐怖と屈辱に、唇を噛み締めながらもいやいやと身を捩った。
無力を痛感する。]

(30) 2010/04/03(Sat) 11時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

はなっ……離せええぇ!

[悲痛な叫びを聞き入れる者などいない。
ガチャン、と一箇所が固定される音が響く毎に、絶望への序曲が奏でられていく。
詰る声は次第に高く、甘やかな女のそれに変わる。
文字通り手も足も出ない状況で、視界の利かない少女の感覚は、残酷に研ぎ澄まされていった。
頬に触れるのは何か。他者との接触も最小限に留めていた身には、それすらもそら恐ろしい、得体の知れないモノと感じられる。]

無礼者……! ぁ……っ

[喚けば喚くほど見る者の嗜虐心をそそるなど、少女の思考には余裕がなく。
頬をまさぐる感触から逃れるように、何度も首を振る。
その度に、銀の髪が一糸ずつ散る様も、舞台照明は克明に映していた。]

(36) 2010/04/03(Sat) 11時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[会話など耳に入れたくないのに、視界が塞がれた今はやたらと意識してしまう。
No.2というのは自分のことか。あれ、それ、と指示語で示されるものが何なのか、想像したくもない。

シャン!

鎖とは違う、鋭利な金属の擦れる音。はらはらと零れた銀糸が唇に張り付いた。漸く耳の側で鳴ったそれが、鋏なのだろうと気付く。]

やぁ……おね、が……やめて、……ん!

[首筋を辿る弾力のある何か。薔薇色に染まったうなじに触れるそれは、冷たく無慈悲に下方へ前面へと回り、瞳とお揃いの色をしたリボンタイを寛げる。はらり、解かれて首回りが自由になる感触は、余計に恐怖を加速した。]

ぃゃ! 切、らないで……見るな、触る……なぁ!

[ガチャガチャガチャ。喉も嗄れよと叫び声に、手首と固定具のぶつかる音が重なった。]

(39) 2010/04/03(Sat) 12時頃

【人】 小僧 カルヴィン

ひぅっ……。

[耳朶に吹き込まれる声は落ち着いていて、余計に恐ろしくてならなかった。
それでも、抵抗がいくらか弱くなる。
鋏の先端が、つぅっと喉元を撫ぜるのに、それが嘘でないと分かったから。
全身に鳥肌がたち、制止を命じられても、今度はがたがたと小刻みな震えがそれを許さない。]

(41) 2010/04/03(Sat) 12時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[声は酷薄なまでに優しく柔らかい。
ぶる、とまた一つ震えが小柄な全身に伝播してゆく。]

い……ゃ……。なに、す  りゅぅ

[ぶつ、と衣装のどこかが切り取られる音。
新たに露出する箇所がないかだけが気掛かり。
それはずっと秘めてきた自身の性別が暴露されるかも知れないという、根本を揺るがす脅威。
問う前に、咎めるように唇に何かが押し込まれた。]

……んんぅ……ん……っ

[おしゃぶりでもしていろというのか。屈辱以外のなにものでもない。舌先でそれが飾り釦のようだと理解すると、最後の抵抗とばかりに、プッと吐き出した。
唾液に塗れた金の小珠が、ころりと嬲る人物の爪先まで転がり落ちる。]

(43) 2010/04/03(Sat) 12時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 12時頃


小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 12時頃


【人】 小僧 カルヴィン

――舞台中央――

[ジョキジョキと遠慮ない裂音、風穴から滑り込む外気。
鋭く息を呑み、はらり散って端切れと化していくフリルは雪のように舞台を儚く彩る。]

な゛っ …… な、にが っ

[次におぞましい感触が、身体の数ヶ所同時に襲いくる。
微細な繊毛の如き細かな無数の足が蠢き轟き、敏感な皮膚の上を這い回り、神経を苛む。振り払おうと身悶えるも、そのくねる腰の動きすら、ねだるように卑猥に映るのだろう。]

気持ち……わ るぃ……のお、
やだ! やめて……許してッ!

[スラックスと腿の合間を進むナニカに、ぴくりとひくつく喉、噴出す汗が照明を妖しく弾いた。]

(56) 2010/04/03(Sat) 14時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[下肢を蝕む芋虫は、淡い銀の繁茂へとさしかかり、その刺激は不快なものだけではなくなってくる。
臍の周囲で暫くとどまっていたものは、白く柔らかな肌の上で産毛を食み、やがて上目指して裂け目から絹のブラウスだったもののトンネルを潜る。掠めていった胸元では、僅かの膨らみの先の蕾が、疼きながら桜色に芽吹いていた。]

も……ぃやぁ……ぁンっ

(60) 2010/04/03(Sat) 14時半頃

小僧 カルヴィンは、黒革の隙間から、苦しい雫が一筋伝ったが、それすら小さな蟲に嘗められる凌辱。

2010/04/03(Sat) 15時頃


【人】 小僧 カルヴィン

ちがっ……、っ、
僕は、 お嬢さん……じゃ、
女じゃなっ

[精通? 処女? 芋虫の不気味な蠢きに切れ切れになった思考には意味までは浸透しない。
最早グロリアの指先も新たなイキモノとしか認識できず、ただ性別に対する言及にのみ、紛れもない少女の高い喘ぎで反発する。]

ぁ……ねが……。
これ、いゃ……だ っ

[我慢なんてできるわけがない。先ほどから必死で振る頭。銀糸の先から汗が飛び散る。
この声が一層周囲の温度を上げるようだと気付くと、必死に奥歯と下唇を噛み、高いそれを殺そうとした。]

……んっ……く そ、
気持ち よくな……んってっ……!

[それでも時折身動ぎとともに甘ったるさを孕んでしまう。
少女はそれすら、同じ奴隷の青年の劣情を煽ることは知る由もない。]

(88) 2010/04/03(Sat) 17時頃

【人】 小僧 カルヴィン

虫、だと……!?

[アイマスクの下で葡萄酒色を瞬いた。
反射的に背を反らせるが、拘束具が一際大きくジャリッと啼くだけ。
いよいよ這い上がる嫌悪感に追い詰められ、]

やめッ ……ァ、や ……!

[無様なポーズをとらされたまま、閉じぬ口から涎を垂らす。
顔面を蹂躙していた一匹が、その口腔に侵入してきた。
金釦のように吐き出そうとしても、今度は舌に口蓋にへばり付いてくる。]

(90) 2010/04/03(Sat) 17時頃

小僧 カルヴィンは、メモを貼った。

2010/04/03(Sat) 22時半頃


【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台中央 ――

[げほげほ、と気管に入りかけた異物を摘まれて咽せる。
それを救いと思うには早い。全て取り去られるでもなく、またも鎖骨の窪みから筋に沿って唾液の糸を引き移動を始める蟲。
不自由な身体と視界、縦横無尽に蟲に蹂躙される感触はあまりに予測不能で慣れるはずもなく、びくびくと過敏に身体が跳ねる。それがまた、観客の目を娯しませた。]

ぁ……はあぁ、ん……っ ん……

[食い縛る歯の合間から、あえかに濡れた声が漏れる。
じんわり、下肢を荒らしていた蟲に反応して、スラックスの一点に沁みができた。
発育不良で胸こそ薄いが、少女は順調に二次性徴は終えていて、月のものもとっくに迎えている。背が低いのも生まれつきだ。その傷つきやすそうな肢体は無意識の内に、艶めかしく火照りを帯びて、扇情的に捩られる。]

(115) 2010/04/03(Sat) 23時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[お姫様、王子様。
自らの声があがるのを堪えれば、周囲の会話が聞こえてくる。

小さい頃は、お姫様に憧れることもあった。
この地位なら、女として育てられたなら、普通に望めたかも知れない、だからこそ心の奥底に封じていた夢物語。]

……た、すけ っ ……

[一人暗闇の中で願っても、ここには手を差し伸べてくれる王子様なんていない。]

(121) 2010/04/03(Sat) 23時頃

小僧 カルヴィンは、良家の娘 グロリアの声をぼんやりと聞いている。

2010/04/03(Sat) 23時頃


【人】 小僧 カルヴィン

[既に閉じることを諦めていた締まりの悪い口元から、唾液が糸を引く。
外気と蟲足に撫でられた皮膚は血色良く染まり、露になった手足の細さは枷だけで手折れそうなほど。
そして、髪越しに感じる酷く柔らかな肉も、最早恐怖以外を齎すことはない。
駄々をこねるように振った髪の先が、婬らな女の乳房の先端を擦っても、意図せぬこと。
ずっと望んでいたはずだった目隠しの開放も、今の自分の状態を想像すると全く歓迎できなくて、持ち上げられ差し込む光を避けるようにぎゅっと両目を瞑った。]

(134) 2010/04/04(Sun) 00時頃

【人】 小僧 カルヴィン

取るなら、まず蟲を……っ!

[懇願が聞き入れられることはないと分かっても、口にせずにはおれない。
銀細工のような睫毛はまだ、葡萄酒色の空に帳を下ろしたまま。
淡く色づく肢体に群がる蛍光緑の幼虫を、その視界に入れるまいと横向けば、鼻先が柔らかな脂肪の塊に埋もれた。]

(139) 2010/04/04(Sun) 00時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[薄い目蓋の上から光が降り注ぐのが分かる。
――眩しくてたまらない。
意地でも目は開けず、眦を僅か濡らしながら、はぁと苦しげな吐息一つ漏らした後は唇までも緊く結ぶ。]

……っ!

[自分が見ずとも見られている。増して今は、着衣が無残に切り刻まれた酷い格好で。
一層頬に刷かれた朱が濃さを増した。
顎先を舐めゆく優しい仕草さえ、今の少女には這う芋虫と大差ない。]

(144) 2010/04/04(Sun) 00時半頃

【独】 小僧 カルヴィン

/*
何故一人だけ、触手村アゲインしてるんだ……。
蟲素敵(うっとり)

(-31) 2010/04/04(Sun) 00時半頃

【独】 小僧 カルヴィン

/*
あ。
みなさんがお客と屈強な男で誤解されてる。


でもまぁいいよね。
興味ないから、あなたたちで遊びなさいな、
ってなったら末路は一緒だし。

(-32) 2010/04/04(Sun) 00時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

―― 舞台中央 ――

[堪えた。かれこれ十分以上は堪えていた。
それでも、堪えきれずにゆっくりゆっくり、目蓋を持ち上げて即座に後悔する。]

……こっ……な、
なんでも、するっ……から、

……これッ!

[取って欲しい、と。
まずは一番身近なツィーへ、そして一番信頼していた金髪の姉弟へと縋るような視線を投げる。
ひくり、また蟲が見えない翳りで敏感な箇所を通過し、腰を揺らめかせながら。]

(156) 2010/04/04(Sun) 01時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[眼下に飛び込んできたのは、暗い観客席。
大勢でなかったことにほっとしたが、衆目を浴びながら痴態を曝していることに変わりはない。
視界を取り戻して収まるはずだった屈辱は、それを更に凌駕する羞恥と嫌悪に塗り替えられた。
そして、舞台には同じように人間の尊厳もなくいいように遊ばれる者たちの姿も見受けられて。]

……るってる、狂ってる……。

[開いた眼はもう閉じられなくなってしまった。
全ての光景がショッキングで、網膜に嫉きついて離れない。
顎を引けば、正に胸の先端で嫌らしい蛍光色の蟲がうごうごと幾多の足で擽っていくところで、]

ッんぅ――!!

[喉を反らせて高く啼いた。]

(162) 2010/04/04(Sun) 01時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[どちらもお断りだ、と叫びたかったのは言うまでもない。
グロリアですらあの調子で、その弟は姉に頼めと謂う。]

こんな、の……は、 いや だっ

[じゃあ何ならいいのか、と問われてもこの場に少女が望むものなどあるはずがなかった。
緩まぬ拘束、無理矢理広げられた脚の付け根に、のったりした動きで蟲が纏わり、小さな窄まりの入り口までさしかかっている。
半狂乱になりそうなのを何とか抑え、葡萄酒を絞ったように眸を潤ませながら、喘ぐ。]

(174) 2010/04/04(Sun) 01時半頃

小僧 カルヴィンは、だめもとで、ヴェスパタインとその知り合いも滲んだ視野で探した。

2010/04/04(Sun) 02時頃


【人】 小僧 カルヴィン

お前、早くっ……こいつら、を……

どうにかして、くれ!

[全く立場の分かっていない開脚磔刑の少女は、近づいた人影を碌に確認もせずに頼み込んだ(つもり)]

(179) 2010/04/04(Sun) 02時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[排泄にしか使われることのない器官に潜り込もうとする動き。
最早腰の動きは、抵んでいるのか誘っているのか怪しいところ。]

んなっ、とこ……見なぃ、 っで

[婦人が、今最も少女を嘖む、毒々しいまでの緑の幼虫を発見したらしい。
そこは、乳白色の皮膚から地続きではあるが、秘めるべき箇所。
腰から臀部を拈る、捻る。]

(191) 2010/04/04(Sun) 02時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[グロリアに促がされるまま、ちらり、横目に偉そうな異国の男のストリップショウを窺う。
確かに、泰然と構えた女性は全裸であるのに、今や彼の召使のようで――用意された衣装は自分が憧れるようなドレスであったが――その態は少し頼もしくも映った。]

……んな、野蛮な姿、でっ……、
楽に、なんて……。

[長年培ってきた矜持というものがある。
No.5をぶら提げた女とは、生まれも育ちも違いすぎる。
それでも、霞がかった思考は淫毒にでも中てられたように、次第に麻痺してきていた。
そうだ、嫌がるから悦ぶんだ、あいつらは。
けれど、悦ばせなかった者の末路は?]

気持ち……悪い、だけだ。欲しくなん、て、

[感じてなどいない、と必死に否定する。
最早、女と対比されても性別を詐称することは諦めていた。]

っ ない

[柔らかな茂みを掻き分けていった、指先に対しても。]

(197) 2010/04/04(Sun) 02時半頃

【独】 小僧 カルヴィン

/*
パティメモ>■現在の服装:藍色の燕尾服の残骸に芋虫


これも服じゃないwwwwwwwwwwwww

(-41) 2010/04/04(Sun) 02時半頃

【独】 小僧 カルヴィン

/*
ごめん、髪から何か出てくる液体ってあったっけ、とか思ってry




上と下がわかり難いよわかめ……。

(-42) 2010/04/04(Sun) 02時半頃

【独】 小僧 カルヴィン

/*
三日三晩輪姦とか……ぐろの人に買われるのとどっちがry
内部から破裂とか言うんだよ!? 逃げる よ !!

(-43) 2010/04/04(Sun) 02時半頃

【人】 小僧 カルヴィン

[見えなかった分感度が増したのだろうとは、分かっていても言いたくない。
一番厄介なものは取り除かれたが、他の蟲はまだ背を、脇を、皮膚を傷つけぬようざわざわと移動している。こみ上げるものはまだ、快楽より吐き気が強い。
グロリアの指先からは、素早く視線を逸らせた。
自分が一番分かっている。銀灰の繁茂が粘性の夜露を宿してしまっていること。]

あの、子……? ……あ っ

[問うのも、その先の「壊す」を知りたくなかったせいかも知れない。
こんな狂乱の宴に置き去りにされていたら、自分が壊れるのも時間の問題な気がしていたが。
放り投げられた芋虫の軌跡も追わず、ただ顎を鎖骨につけるようにして身体を小刻みに震わせていた。
時折、堪えるような溜息を零しながら。]

(209) 2010/04/04(Sun) 03時頃

【人】 小僧 カルヴィン

[ライトは容赦なく、襤褸布を巻きつけただけのような衣服の残骸から覗く火照った肌と、飾りと言うには悪質で淫猥な緑がちらちらと見え隠れする様まで克明に映し出す。
濡れた箇所を恥じるように両膝を合わせようともぞもぞ動くも、固定された足首は無用な痣を増やしていくだけ。
グロリアへ向ける目線は、救済を求める嘆願と敵意が綯交ぜになっていた。]

(214) 2010/04/04(Sun) 03時頃

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