人狼議事


212 Dark Six

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【人】 学園特警 ケイイチ

―教会―

[あちらこちらに見える激しい戦闘の跡。後輩の健闘を示すものだろう。しかし多勢に無勢だ。こんな猛攻を受けてしまっては。
長廊下を駆け抜けて角を曲がった瞬間、連立っていた狼が吠えた]

―――――! …ガーディ!!

[思わず声が上がった。それは悲惨な光景だった。
彼の異能は生と死を繰り返すが、それにはある程度の時間がかかる。更にダメージの蓄積も存在する。死に、眠りについて、回復し、その最中でまた損傷されて、延々と地獄のような光景が続いて行く。吸血鬼は"鍵を壊せ"と指示を受けている以上、彼の損傷を止めようとはしない]

……っ、この!

[刹那、自分の戦闘力が著しく落ちていることも忘れ、その一群に突っ込んだ。
吸血鬼の一斉攻撃を裁ききれる筈はなく、傷は増えていき血は滴る。致命傷の攻撃のみ、身体に"口"を出現させて、攻撃を吸収してやり過ごす。しかしその分、確実に動作は鈍る。その隙に攻撃を受けて、また血が流れる。全身が裂かれるように痛むが、後輩の痛みを想えば、こんなものは。
無理やり押し通るように後輩の元まで辿り着く。その小さな身体を抱えると、この場を脱しようとしたが]

(0) 2015/01/21(Wed) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―――――――……っ。

[見つけてしまった。彼の首筋に残る噛まれた跡。

一気に頭から血の気が引いた。これはどう理解すれば良いのだろう。彼は未だ眠っている。しかし目を覚ませば吸血鬼になるのか?いや、今も既に吸血鬼なのか。どうすれば助けることが出来るのだ。彼が死因を受けてから蘇るまでは数十秒。タイムリミットは其れだけしかない。考えろ、考えろ、どうやったら彼を元に戻せるのだ、どうやったら彼を―――]

返せ!!

[狼狽した男をあざ笑うかのように、吸血鬼が後輩の身体を奪おうとする。叫んだ声は泣きそうで、酷く情けないけどどうしようもない。
駄目だ、時間が過ぎていく。もう一回殺して時間をリセットするか?いや、何を馬鹿な。どうしよう、どうしよう、もう多分十秒も残っていない―――]

(1) 2015/01/21(Wed) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[――――――ぱくり]

[結局、妙案なんてなかった。
彼が魔物になってしまう位なら。苦しみを味わい続けるくらいなら。男は体幹に大きな口を開き、そのまま後輩を丸飲みにした]

…………。

[意識のない魔物は死んでいるのと同じだと、かつて言った。
どんな君でも傍にいて欲しいとも、かつて、言った]

―――――〜〜…ッ!

[能力の使用の所為か、心の乱れか、いずれにせよ男に出来た隙を敵が見逃すはずはなく。背を裂かれ、胸を貫かれ、その場に崩れ落ちる。
結局自分は、何もできないのか。反撃しようとナイフの柄を握りなおすが、力が入らず。そのままゆっくりと、瞼を閉じる*]

(2) 2015/01/21(Wed) 01時半頃

【独】 学園特警 ケイイチ

/*
ただのやんでれじゃないか…。

(-0) 2015/01/21(Wed) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―――――ゆらり。

[程なくして、彼は何事もなかったかのように立ち上がった。傷口にはしゅるしゅると蔓が生え、瞬く間に修復していく。同時に、襲い掛かってくる吸血鬼の群を一蹴して]

主上が興味があると言っていたから、
サービスの心算だったんだけどね。

ま、俺がやっても間に合わなかったと思うよ。
諦めなさいな。

[くすくすと笑いながら、男は哂う。身をかがめて、足元に転がっていた拳銃を拾い上げた。おそらく、少年の遺品だろう]

これは貰って行くね。ゆっくりお休み。

[ひらりと手を振って、彼は歩き出す。鍵と思しき少年が消えてしまったが、吸血鬼達も退散していくのだろうか。残党をいっそ優雅に蔓で掃除しつつ、教会の入り口の方へと向かう。
物音がしたのだ。誰か戻ってきた頃合いだろう**]

(3) 2015/01/21(Wed) 02時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 02時半頃


【独】 学園特警 ケイイチ

/*
闘いが終わるまで、夜は明けない方が良いのかと悩みつつ、しかしぱるぱる襲撃時点で夜だったので、いい加減日付変更した方がよくないかと悩む俺です今晩は。

多分、俺はもっとほかのことを悩んだ方が良い。

(-1) 2015/01/21(Wed) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―教会―

[長い夜が明けようとしている。月は沈みかけ、空が白んでいく]

や、御帰りなさい。

[チャールズとイワンが戻って来た頃、既に教会への吸血鬼の襲撃は収束していた。しかしその爪痕は大きく、建物は至る所が崩れ、無残な屍が転がっている。まるで十年前の事件を思わせるように。
男は"普段と変わりのない"様子で、穏やかに二人を出迎えた。黒いフードを被ったままだが、両眼が赤いことに二人が気づいたかは分からない]

――――…って、あらら。凄い怪我。
手当の道具を持ってくるから、其処で休んでいてくださいな。

[にこりと笑うと言葉通り、救急箱とタオル、お湯の張った桶を持ってきた。抵抗が無ければ、そのまま二人を処置しようとするだろう。もっとも救護は専門ではないので、気休めにしかならないかもしれないが]

お疲れでしょう。何か食べます?

[問いかける声は、惨状に比して暢気に響いたかもしれない。司祭のことも、ガーディのことも、眼のことも、問われない限りは此方から何か言うことはない]

(4) 2015/01/21(Wed) 20時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2015/01/21(Wed) 20時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

―教会―

ご心配をおかけしてすみません。
……少しばかり、予定が狂いまして。

[安堵の表情を見せるチャールズ>>14に、くすりと口許が微笑む。
一度奥へ下がり、持ってきたタオルを手渡しながら、フードの下の瞳が彼の様子を観察する。痛々しい傷跡と左腕の動きの悪さに、僅か眉を寄せた]

構いませんが、無理はなさらないでください。
先生は、とても大切な立場にあります。
俺が役にたてることでしたら、何でも言ってください。

[あてになる"鍵"は、もう眼前にいる彼しかいないのだから]

(17) 2015/01/21(Wed) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

――――此方こそ、大口叩きながらこの様ですから。

[チャールズの謝罪の言葉>>15に、僅か苦い笑みを零した]

橋の時よりも吸血鬼が強くなっている気がします。
ミツボシの力が強まっているのでしょうか。
"対処"にあまり時間をかければ、此方に損でしょう。

[勿論、それを言い訳にする心算は無いが。
吸血鬼は魔物を生み出し、魔物は闇を呼び、闇は吸血鬼を高める。彼女が手に付けられない力を手に入れる前に、終わらせなければ]

教会への被害は…、
建物の損傷はおそらく十年前のときと同程度ですね。
ただ、子供達は無事ですよ。死んでいないと言う意味では。

司祭が内通者と言うのは確かです。
彼の私室に、磔にしたままにしてありますが。
あの口振りでは、相当前から裏切り者だった可能性がありますね。

[答える言葉に嘘はない。全ての質問へ、正直に反してから、そして]

(18) 2015/01/21(Wed) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

ガーディは、死にました。

[最後の問いに対して、今日の天気を告げるみたいに無感情に男は言った]

はは。室内でフードを被るのは行儀が悪いと、
そういえば昔叱られましたっけ。

[フードへの指摘に、静かに肩を揺らしていたが]

(19) 2015/01/21(Wed) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[チャールズの後を追って駆け寄ってきた狼>>13に、くすりと笑う]

―――…通信? …嗚呼。

[そんなこともあったっけ、と。間延びした返事。
その素直な獣が指摘>>16した声と同時に、割れた窓から風が吹き込み、ぱさりとフードが落ちた]

そうだね。 赤いね。

[ただ、肯定して両眼は細まる]

(20) 2015/01/21(Wed) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

……君の眼は、綺麗だね。

[冬芽色の眼差し>>21、此方からも逸らすことはない]

"あの日"の金色とは違うけど。

[それはきっと、彼には意味の分からぬこと]

(24) 2015/01/21(Wed) 22時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[ガーディの死へ動揺を見せるチャールズ>>23に、やはり後輩が鍵であったのかと内心で確認する。いや、動揺の理由はそれだけではなかったかも知れないが]

……死因でしたら、俺に喰われたということになりますね。

駆け付けた時には、吸血鬼に噛まれた状態でしたから。
魔物化するくらいなら、消えて貰った方が良い。

[答える声は冷めていた。ただ、努めて感情を殺そうとしているような声でもあった]

―――――…。

[何があったのかと問う声に、一拍の間を置いて相手の方へ振り返り、微笑んだ]

別に、大きな問題はありません。
眼が何色でも、俺は、俺ですよ。

(25) 2015/01/21(Wed) 22時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[その微笑みは普段の彼と何も変わらぬようで、全く異質のものだっただろう]

…ま、そうですね。
能力の過剰使用の代償とでも考えて頂ければ。

でも此方の方が都合が良いんですよ。
"吸血姫"を倒すには。
ご迷惑はかけませんから、安心してください。

[大したことではないからと、哂う]

あ、別に吸血鬼化した訳でもないですからね。
不安でしたら、銀の銃弾で撃っていただいても構いません。
ただし、急所以外でお願いします。

[先程教え子と対峙したばかりの彼の気持ちを知ってか知らずか、律儀にそんな言葉を付け足した]

(26) 2015/01/21(Wed) 22時半頃

【独】 学園特警 ケイイチ

/*
何となく先が見える怖い(ふるえ)

(-7) 2015/01/21(Wed) 22時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[困惑の色を隠しきれないチャールズ>>28へ、一歩、二歩と歩み寄る。腰を下ろす彼の眼を覗き込むように、赤い瞳が細まった]

大丈夫です、先生。
――――…全て終われば、疑問は何も意味をなさなくなる。

[許されるなら指を伸ばし、撫でるように彼の頭にそっと触れよう。
彼の元を離れかけて、悲しげな声>>30に振り返る。真面目な話、疑惑が出るようなら自分で腕でも撃ち抜いて見せようかと思っていたが、やらなくて良かったと心内で呟く]

軽率でした、すみません。

[言葉と共に返した表情は、複雑だった]

(35) 2015/01/21(Wed) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

……………。

[チャールズの傷を一瞥し、彼とイワンの一連のやりとりを見届けてから]

分かりました。
縫合するなら流石にお手伝いしますよ。
少しお待ちくださいな。

[イワンの方へ静かに笑いかける]

ありがとう。俺も此処の出身者だからね。大体わかるよ。

[そう告げて、教会の奥へと向かって行った]

(36) 2015/01/21(Wed) 23時半頃

ケイイチは、イワンが普段整理整頓しているであろう棚から、必要な道具を探す。

2015/01/22(Thu) 00時頃


学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2015/01/22(Thu) 00時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

[道具を揃えるにしては少しだけ長い時間の後、再びその場に戻ってきた。言われた通りの物とは他に、少し厚みのある茶封筒を手にしている。磔の司祭(まだ存命であった)の部屋の本棚から見つけ出し、抜き取って来たものだ。
男はチャールズの側へ机を準備すると、治療道具を並べていく]

すみません。針と糸は、
裁縫用のものしか結局見つかりませんでした。

それから、消毒液、水、追加の脱脂綿、包帯―――…

[最後に、その封筒を彼の傍らへ]

―――――…あと、これ。

読むか読まないかはお任せしますよ。
酷くつまらないものですが、
決戦前の暇潰し程度にはなるかもしれません。

[それは組織の秘密実験研究の資料だった。吸血鬼を倒すための非倫理的な研究内容、凶暴な食虫花の存在が、記されている]

(39) 2015/01/22(Thu) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[まあ、それに彼が目を通すのは、止血した後のことだろう。
痛々しい傷跡の処置を、今度こそ手伝おうとする。その最中、気がかりであったことを訊ねてみた]

そうそう、俺も一つ疑問があるのですが。
"始祖様"を呼んだのもDark Sixの働きなのですか?

あの方の性格からして、
素直に加勢してくれるとも思い難いですけど。

["アンバー"にとっては、ヴァイスと出会ったのが一番の想定外事項だった。始祖が降臨していなければ、此処まで人格が独立化することもなかったと思われる。彼は始祖がなぜこの千砂倉に居るのか、ましてカリュクスの中に存在しているのかも知らない。故に組織の年長者である彼へ問いかけたのは、純粋な疑問だった]

(40) 2015/01/22(Thu) 00時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

―教会―

[何処か落ち着かない様子のイワン>>41を目敏く見つけ]

………どうしたの?

[お腹でも空いているのだろうか、と見当違いな思考を巡らせている]

(52) 2015/01/22(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

…あ!

[チャールズの傷の処置をする途中>>42、彼が資料を読みだした。痛みでそれどころではないと思っていたのに。別に構わないのだが、目の前で読まれるとこう、どんな顔をすれば良いのか分からなくなる。
止めるのも無粋なので、治療の方に専念する。顔は下を向いたまま、赤い瞳が相手を見つめることはない]

まあ、この研究が無ければ、
十年前にとっくに死んでいた訳ですから。

"ケイイチ"は、感謝しなくてはいけないのでしょうね。

[資料にはこの研究の危険性、同化が進むことによる被検体の人格崩壊についても触れられていた。聡明なチャールズならば、これである程度現状を察することが出来るだろう。
彼の声>>43に返す言葉は、次第に独白染みた呟きに変わった]

与えられた命は、ただ吸血姫を倒すためのもの。

他に意味なんてないんです。
"ケイイチ"には、もうそれしか残っていないんです。

(53) 2015/01/22(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[チャールズの反応>>43を見るに、組織と始祖は現時点で関係がなさそうだ]

ええ、逢いましたよ。

どういう訳だか、
カリュクスの身体に"始祖様"が降臨していましたが――…

[首を捻りかけたところで、祭壇の前からする声>>@1に気付く]

―――――……、おや、観測者。

[ホリーに対する知識は、"アンバー"の記憶に由来する。
もっとも、あくまで見知っていると言う程度だが]

(54) 2015/01/22(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

前から思っていたけれど、君は案外親切だな。

[零したのは、観測者へ向けての言葉]

嗚呼、ミツボシがまだ何か考えていると。
本当に彼女はエンターテイナーだね。

(56) 2015/01/22(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

――――…んー。

[のんびりとした返事をかえしつつも、内心では不味いなぁと思案していた。観測者が現れるのは、物語の転換の狭間。冷やかしではなく、この後必ず何かが起こるという確信がある。
生前の"アンバー"は、彼女に出会った直後、死亡したのだ]

そうだね。魂が記憶に宿るのならば、御久しぶり。
橋の上でも、あったけど。

[挨拶>>@7へ此方も律儀に言葉を返し、続けて与えられるヒント>>@8に考え込む]

居る場所……、本部か。
あまり上層部とは関わりが無かったから―――

[言いかけて、様子が変わったチャールズ>>58に視線を向けた]

先生?

(60) 2015/01/22(Thu) 01時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

犬っぽい雰囲気はあるけどね。

[犬だ狼だと言う会話に、小さく零す独り言]

(61) 2015/01/22(Thu) 02時頃

【独】 学園特警 ケイイチ

/*
しまった。ホリーさんを傍観者ではなく観測者と呼んでしまった。

(-25) 2015/01/22(Thu) 02時頃

ケイイチは、イワンへにっこりと微笑んだ。良い笑顔だ。

2015/01/22(Thu) 02時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

――――…さて、いずれにせよ宜しくなさそうですね。
俺はいつでも動けますよ、先生。

[チャールズの声>>63に、これまでと一転して真剣な表情で立ち上がる]


血桜。


[続けられた説明に、その単語に、どくりと鼓動が速まった]

(66) 2015/01/22(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[嗚呼、やっと、やっと、これで]

[口許に静かに笑みが浮かんだのは、ほんの刹那]

["傍観者"以外にはきっと、観測されることのなかった顔]

(68) 2015/01/22(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

急ぎましょう、走れますか、先生?

[チャールズ>>65の足へ心配そうな視線を向けつつ、後に続く]

ほら、行くよ。"狼"さん?

[傍らの青年も、促しながら]

(69) 2015/01/22(Thu) 02時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

何を言っているの、俺はケイイチだよ。

[イワンがなかなか動こうとしないのなら、蔓で縛りつけて引きずってでも連れて行く心算だ。しかし荒っぽい運び方になるので、チャールズの移動の手伝いは出来ないのが辛い所だ]

君が欲しい答えに近づけるなら、
俺"も"ケイイチだと言っても良い。

十年も一緒にいれば、区別なんて殆どなくなっちゃうんだ。

[真実しか彼は言ってはいないのだが、くすくすと笑う姿は、煙に巻いているようにも見えただろう**]

(73) 2015/01/22(Thu) 02時半頃

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