人狼議事


189 とある結社の手記:8

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愛人 スージーは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 10時半頃


【人】 愛人 スージー

ー昨日の広間→ 自室ー

…少し、頭冷やしてくる。
ちゃんと、後で呼んでよね。

[叫んだことに、自分が常態では無いことぐらいは判断ついているのだろう。
そう言った女は耳を引っ掻く手をおろして広間を後にした。
装飾はないがきちんと切りそろえられている爪の先はぼかして染めたかのように白い。
血の匂いこそしなかったが、長いこと力が加わっていたのだとわかるはずだ。

酒についての執着だけ残して部屋を出た女は階段を上がり、自分の部屋へと戻る。
固い皺の寄った紙に、誰かの名前を書くわけではなく、とりあえず机の上に放り出して]

…、

[苛立ちのこもった指先は再び、がり、と強く耳の裏を引っ掻く。
金の髪越し、掠れた赤が伸びて一筆]

(37) 2014/08/16(Sat) 21時頃

【独】 愛人 スージー

しにたくない。
けど──誰かの断末魔も、聞きたくない

こわい

(-25) 2014/08/16(Sat) 21時頃

【人】 愛人 スージー

[それからどれぐらい立ち尽くしていたのか。
深いため息を一つはいて、女は酒瓶を手に部屋を出る。
丁度何処かの部屋の扉が閉まる気配があったので近づけば、食べ物の匂いがした。
自嘲するような表情を一つ、それから扉を叩けばリーとワンダの姿があった]

(38) 2014/08/16(Sat) 21時頃

【人】 愛人 スージー

ー昨日のリーの部屋ー

…お邪魔。

[手にした酒瓶を軽く示して邪魔をする。
椅子を勧められると、部屋の隅と少しだけ迷ったが諦めた。
テーブルの上のつまみをみて、ため息を吐く]

こんな時でも、お腹空くとか…本当

[自分の方が、狼よりも余程獣なのではないかとばかりに肩をすくめた。
グラスに半分の酒をちびちびと飲み始める。
数枚抜き取られた手紙は、ワンダの傍から目を通した。
既に、やや前後不覚気味ではあったけれどそれでも読むだけは読んだようで]

(39) 2014/08/16(Sat) 21時頃

【人】 愛人 スージー



…でも。
確実に、守れる、わけ──じゃ無いんでしょ。

[よたついた口調がひとりごちる。
自分の部屋ではないから、潰れ切らないように注意するだけで精一杯だった。
だから、自分の部屋に戻ったのも、翌朝開かれるだろう箱に投じる紙に書いた名前も]

[全てがおんなの中ではひどく曖昧だった]

(40) 2014/08/16(Sat) 21時頃

【人】 愛人 スージー

ー朝ー

[けれど、翌朝叩き起こしに来たはずの結社員がみたのは上掛けの中で胎児のように丸まって、耳を掻きむしって流れた赤で指先を汚した女の姿だった]

(41) 2014/08/16(Sat) 21時頃

【人】 愛人 スージー

ー自室→広間ー

……誰を、ころしたの。

[結社員に向かっておんなは尋ねた。
全員集まる方が先と水を向けられて恐る恐る、部屋から一歩を踏み出した。
広間での一斉の発表の間、女はやはり部屋の隅にいた。
蹲って、何の一言も発さない。
ただ、耳を引っ掻く動作だけが時折発作のようにあった。
三々五々になっても、女は動かないまま]

(42) 2014/08/16(Sat) 21時半頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 21時半頃


【人】 愛人 スージー

[イアンが処刑された。
ラルフが、食われた。
また、紙が配られた]

…もう、ダメじゃん。

[呟く。
はっきりと絶望だけが乗っかっている]

殺さなくても狼がわかるっていった三人の──2人、いなくて、それなのに

[唇が押し黙る。
耳を、引っ掻く]


───狼、が

[ひゅう、と、喉が細く鳴った]

(48) 2014/08/16(Sat) 22時頃

【人】 愛人 スージー

──おおかみは、まだ、いる。

[がり、がり、と、不快な音は続く。
女の掌に、小さな血溜り]

(49) 2014/08/16(Sat) 22時頃

【人】 愛人 スージー

[差し出されたハンカチを青が見る。
騒動の最中にもかかわらず整っているハンカチをみて浮かんだのは引きつった笑み]

いらない。

[手で突っぱねるようなことはしなかった。
けれども、言葉で突っぱねた女は動かないまま]

どうせすぐにまた出てくるから、いらない。
狼がいなくなるか、あたしが死ぬか、どっちかが先に決まるまで、変わんないもん

(53) 2014/08/16(Sat) 22時半頃

【人】 愛人 スージー

……聞きたくない。

[聞こえるのは、死んだものの断末魔。
人に殺されたものの、声]

姿も見えないのに、声だけ聞こえるの、本当、でも、──

[身を縮めて、怯えるのは]

ひとのこえも、おおかみのこえも、聞きたくない。

[人の手で殺されるものが出続ける限り、その声を聞き続けねばならないことに対する恐怖]

(56) 2014/08/16(Sat) 22時半頃

【人】 愛人 スージー

──とおぼえ

[喉がひりついて上手く出てこない声を絞って]

……唸るみたいな、おおかみの、

[自分が聴いたものを、言う]

(57) 2014/08/16(Sat) 22時半頃

【独】 愛人 スージー

/*
自分で書いておいてなんですがね。



よみづれえ。

(-28) 2014/08/16(Sat) 22時半頃

【人】 愛人 スージー

…どうせ、聞こえなかったんでしょ誰も。

[遠吠えが聞こえたことに、だれもきづかなかったという。
その言葉が、尚更現実をおんなに知らしめる]

だったら──あいつは、おおかみだったんだ。
話を聞きつけてきたんじゃなくて、あいつそのものが、理由

[ただ森にいる狼の遠吠えならば誰にでも聞こえるはずだ。
おんなにしか聞こえない遠吠えならば、それは]

──あのよそものは、おおかみだ。

[人の相違によって殺された獣の遠吠えに他ならない**]

(62) 2014/08/16(Sat) 23時半頃

愛人 スージーは、メモを貼った。

2014/08/16(Sat) 23時半頃


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