人狼議事


223 豊葦原の花祭

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花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/04/18(Sat) 02時頃


【独】 花売り メアリー

  ―20XX/2/XX―

[ ぺらり。


一枚紙を捲る。 ]

  おはよう。
  …と言っても、もうお昼だけどね。

[代わり映えのしない室内。
飾られたカレンダーだけが真新しくて。
他の物は少しずつ風化していっている。

微かだが額実な変化。
それに一瞬瞼を伏せつつも、ぼくは変わらず君に声をかけるんだ。]

(-4) 2015/04/18(Sat) 11時半頃

【独】 花売り メアリー



  押し花をしてみたよ。

[ 柊。椿。金盞花。えんどう。雛菊。菫。クロッカス。スノウドロップ。

その中で君が一番好きだったものは何だっただろう。

おかしいな。
君とは一番長く過ごしていたはずなのに。


 ちっとも、 わからないや。 ]

(-5) 2015/04/18(Sat) 11時半頃

【独】 花売り メアリー



  ………ごめんね。
  でも、もう少し勉強してくるよ。

  そうしたら、君とまた話せるだろう?

[ 君は答えてくれないけど。

腕を伸ばしてかさついた指先に、そっと、そっと、触れる。
壊れないように、朽ちてしまわないように。

  ……きえて、しまわないように。


  ねぇ、聞こえてる?  ]

(-6) 2015/04/18(Sat) 11時半頃

【独】 花売り メアリー



  ………だから、待つよ。


[ ぺらり。


凍てついた風が輪郭をなぞる。
同時に捲られた一枚が漣を立てて。

そっと、お話の続きを口にしたんだ。]*

(-7) 2015/04/18(Sat) 11時半頃

【人】 花売り メアリー


[ “ 雪の精 ” “ 雪ん子 ”

兄弟もみんな、なんて名字みたいなものなんだろうか。 ]

  …うん。
  Maryって書くんだけど…。

[怒られるかもしれないけど、土に向かって綴りを。]

  『マリ』じゃなくて、
  これで『メアリー』って読むんだ。

[治療を終えれば再度詳しく自己紹介。
鼓膜を揺らす声は夏の日差しのように明るいものだったけれど。

誰のものかは分からないまま、
“あの子”に教わったことを口にしたんだ。]

(16) 2015/04/18(Sat) 17時半頃

【人】 花売り メアリー


  そうなんだ。
  元気に芽吹くといいね。

[ 一番綺麗な樹がおやすみらしいことには、ぼくも少し肩を落として。
でもすぐに取りなすつもりの言葉を返す。

こちらを気にかけてくれているような言葉>>9には、胸を張って。]

  ぼくは、きっと君より歳は上だからね。
  それより君こそ、気をつけて。

  今日は温かいから、溶けちゃわないようにね。

(17) 2015/04/18(Sat) 17時半頃

【人】 花売り メアリー



  『 雪ちゃん。 』


[彼女が去って行く様子を眺めながら、またねと右手を振って。
さて、何処へ行こうかと思案する。

目的は“人のいるところ”へ。
でも来たことがないぼくにはそれが何処か分からないから、またふらふらと覚束ない様子で一歩を踏み込むのだけど。]**

(18) 2015/04/18(Sat) 17時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/04/18(Sat) 17時半頃


【独】 花売り メアリー

  ―20XX/3/XX―

[ ふわり。


白地に透けるカーテンが柔らかい風に揺られて撓む。

そっと右手を翳してみれば、簡単に陽光は防げてしまう。
まだ微かな灯り。 ]

  ねぇ、覚えてるかな?

[ 花瓶に張った水の中へと生けた花は一輪。

質素だと君は怒るかな。
どうだろう。

君子蘭。カンパニュラ。馬酔木。ルビナス。蓮華草。アネモネ。かたくり。黄蓮。カルセオラリア。

その中から一つ、選んでみたんだ。 ]

(-20) 2015/04/18(Sat) 18時頃

【独】 花売り メアリー



  ぼくは、英語が苦手だっただろ?

  あれはね…嘘なんだ。


[ 明かす真実。

君にぼくの声が届いているなら、
どんな風に思っているんだろう。

期待して顔を上げる。
でも、君は静かに一言も口は利かない。
分かっていたことだけど
希望を捨てたら、可能性を破棄したら。

  ぼくは…何もかもに見捨てられてしまう。

だから、笑って此処に足を運ぶしかないんだ。 ]

(-21) 2015/04/18(Sat) 18時半頃

【独】 花売り メアリー



  …君と話したかった、なんて。
  きっかけが、欲しかったんだ。

[ 今だって鮮明に覚えているんだ。

君と出会った5年前。
まだ15歳だった僕ら。

消しゴムを落とす勇気も
シャーペンの貸し借りに声をかける機会も
何もかも逃してしまいそうだったから。

あの頃のぼくは、あれでも必死に君に尋ねたんだ。

木漏れ日の漏れる教室で、君に。


  笑って、欲しくて。]

(-22) 2015/04/18(Sat) 18時半頃

【独】 花売り メアリー



  ………でも、今度は間違えないよ。


[
もう、あれから。
何年も時が経った。


一冊の本を手にしたのは、
ついこの間からだけど。 ]

(-23) 2015/04/18(Sat) 18時半頃

【独】 花売り メアリー


  ………待ってるから。

[ ふわり。


陽気な春の光が室内を照らす。
その中でも透き通るような肌が、
不健康に見えて口元を引き結ぶ。

浅い呼吸。
詰まる声を押し殺して、頁を捲る。

まだ、終わりそうにないから。
今日も静かに文字を声に乗せるんだ。]*

(-24) 2015/04/18(Sat) 18時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/04/18(Sat) 21時頃


【人】 花売り メアリー

ー巨木の根元→ー

[おさがりを貰った後>>18
入れ違いのように現れた誰か>>1には気付くことはなくて。

蕾が提灯のように幹を彩りつつあることにも、浮かれた頭がまだ知る由もなかった。

せめて赤い手毬に気付いていたなら、]

  ―――ぅあ"!?

[ こんな、間抜けな声を上げることはなかっただろうに。 ]

(26) 2015/04/18(Sat) 22時頃

【人】 花売り メアリー


  な、…な、なに………?

[ コツン、とした硬い感触>>24

驚きにつんのめりかけた身体をすんでのところでつま先が受け止める。

まだまだぎこちない動作なれど、
仕様は掴めてきたから、首を傾げるようにして背後へ向き直る。

その顔は眉間に皺を寄せていて、
恐らく子どもの顔に相応しいような仏頂面。

でも、その人が手に持っている物をみれば脚が悪いんだろうかと視線を巡らせて、再度彼の顔を窺う時は気遣うような色を乗せただろう。]

(27) 2015/04/18(Sat) 22時頃

【人】 花売り メアリー



  お爺さん…どうかしたの?

[脚が悪いようなら負傷兵でさえよければ彼のアシになろうなんてことを考えて、口に乗せた言葉だった。

そんな最中、今更に行きしな耳にした破壊音>>0:77を思い出せば、
もしやこのお爺さんこそ被害者なのではないかと、勘違いは水面下で拍手をかけていく。

止められない限りはきっと、転がっていく手毬並みの速さで。]

(28) 2015/04/18(Sat) 22時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/04/18(Sat) 22時頃


【人】 花売り メアリー


[ 余裕の表情である>>30
というか貫禄のようなものかもしれない。

顎に生えた髭は指通りが良さそう…なんて考えていれば、差し出された杖を反射的受け取る。

手に持ったは良いがどういうことか。
訝しげに視線を彼が取り出した紙面へと綴られていく文字に、ぽかん。]

  ………よく見てるんだね。
  さっき、転けたんだ。

[ 理由は分からないけれど、
 ぼくはこの文字が読めるらしい。

何故彼が筆談を用いるのかは分からないけれど、もし耳が聞こえないのなら、ぼくにも考えがある。

二つ目の文章>>31については、困ってしまったことを隠して。]

(35) 2015/04/18(Sat) 23時頃

【人】 花売り メアリー


  起きたらここにいて、
  そこからはどうにも…何も覚えていない。

  でもそうだね、今は一番綺麗だと噂の桜を見ては見たい。
  あと、色んな人と会ってみたいんだ。

[ 今は振り向いたから遠くに聳える薄墨桜を指差して。 ]

  あと…花は好き、なのかも。
  見ていると、何だか懐かしい気分になる。

[そこに理由を求められたのなら、「わからない」としか答えられないのだけど。]

  お爺さんこそ、此処にはどうして来たの?

[興味は彼へと移ろう。
転けたまま録に手当をしなかった膝元は風に吹かれて血が固まりつつある。

恐らくそのうち、瘡蓋にでもなるのだろう。]

(36) 2015/04/18(Sat) 23時半頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/04/18(Sat) 23時半頃


【人】 花売り メアリー


[ 相槌>>41

自分の考えが勘違いであることに気付けば、少し頬に熱が灯りそうになって息を吐いた。

頭を切り替えようと相手の墨の行方を見守る。 ]

  桜の木………?

[ 思わず彼に視線を向ける。

何処からどう見ても老年のお爺さんにしか見えない。
でもさっきも雪の精に会ったのだ。

寧ろ驚かなかった自分自身にぼくは動揺しながらも、胸中に広がらない驚きの芽に胸が柔らかくなるんだ。]

(47) 2015/04/19(Sun) 00時半頃

【人】 花売り メアリー


[ でも、ある一文に。
  「 思い出したくない 」
 そんなこと、そんなことは、ない。

漠然と、左胸に広がっていく。

どうしてだろう。
分からない。

その内に手当は施されていて>>42
一枚の紙を受け取る。]

  お爺さんは、………咲いて枯れてしまわないよね。

[ 一言。

思わず呟いた言葉に自分でも引き攣ったように口元を動かして、逃げるように視線を同じ方角>>42へと向ける。]

(48) 2015/04/19(Sun) 00時半頃

【人】 花売り メアリー


  あのね、ぼくはメアリーって言うんだ。
  桜のお爺さん、これ…あげる。

[まだ芽吹くことのない桃色の提灯。
どのように色付くのだろう。
どのような香りを漂わせるのだろう。

  もし、奇跡があるのなら。 ]

  星に願うといいとも言うから。

[「おさがり」として貰った飴>>0:84を一つ取り出せば、無理やり彼の元へと押し付けるように腕を伸ばして。

受け取って貰えなかったら今度こそ拗ねた顔をするのだろうけど。]

(49) 2015/04/19(Sun) 00時半頃

【人】 花売り メアリー


  淡墨桜みたいな力にはなれないかもしれないけど、ね。

[ ふいっと視線を嗅覚を刺激する甘い匂い>>32へと向けて。 ]

  …もうちょっと、色々と歩いてみるよ。
  お爺さんのお陰でほら、足も痛くないし。

[花見をしているようなら邪魔は出来ないから。

そう切り出せば、お爺さんの杖を返そうと腕を伸ばして。]

  桜が咲きますように。

[お願い事を一つ残して、右手をひらりと閃かせた。]**

(50) 2015/04/19(Sun) 01時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/04/19(Sun) 01時頃


【人】 花売り メアリー


[ ぼくは、真剣なのに。

何で笑われなければいけないんだろうか>>58
決して声が洩れる訳ではないけれど、肩を揺らす様に口元を歪めそうになるのを耐えて贈り物を。

ついで杖を返せば礼と同時に天井に影が差す。
薄くて乾燥していて、枯れ木を思わせるささくれ立っていて。
それが掌だと気付くのに遅れてしまった。]

  …こどもじゃ、ないんだよ。

[ 眉を下げて視線を泳がせる。

だって目線はあまり変わらないから。
真っ直ぐ向き合うのは些か、勇気が必要に思えた。

でも手渡された紙に綴られたお願い事に>>59 

  左胸が 脈打つ。  ]

(60) 2015/04/19(Sun) 03時半頃

【人】 花売り メアリー

  ――――ぜったいだよ。

[ ぐしゃり。


いつの間にか、力の入った掌は紙を撓ませていて。

慌てて指の力を抜こうと、皺を伸ばそうと努力をするのだけど。

徒労だと判断すれば、大人しく飴と一緒にポケットに入れる。
手の内にあるのはペットボトルが一本。
持ち物はそれだけ。

でも、それだけで、十分。 ]

(61) 2015/04/19(Sun) 03時半頃

【人】 花売り メアリー


[ 風を切るようにして後ろを向く。

後ろには芽吹く前の桜の木。
まだ開花していない筈なのに

ふぅわり揺れる空気が運ぶ香りが
何処と無く桜の木を彷彿させて

あまい、あまぁい匂いと混じり合って心地よかった。*]**

(62) 2015/04/19(Sun) 03時半頃

【独】 花売り メアリー

  ―20XX/4/XX―

[ ゆらり。


碇草。杏。一輪草。ハナミズキ。
様々な花びらが落ちた水面に、ぼくは笑う。 ]

  今年の桜は遅咲きだったよ。
  でも、蕾から芽吹くところは綺麗だったかな。

[ 小窓から洩れる日差しはすっかり春の陽気さを滲ませていて。

ひと月前までは、上着を羽織ることがあっても十分だろう。]

(-39) 2015/04/19(Sun) 04時頃

【独】 花売り メアリー


[でも、満ちていく暖かさとは裏腹に
日に日に失せていく瑞々しさ。


透明感のあった肌はただの土色になりつつあって、
弾力のあった唇は乾燥してひび割れている。 


  自慢だった長い髪だって、
    すっかり 傷んでしまった。]

(-40) 2015/04/19(Sun) 04時頃

【独】 花売り メアリー



  ………伸びたね。


[ そっと、腕を伸ばして指先で髪を梳く。
毛先まで通そうとして軋んで絡まる一本に、諦めたように腕を引いて。

 代わりに頭を撫でた。

 小さな子どもにするように、何度も、何度も、何度も。]

(-41) 2015/04/19(Sun) 04時頃

【独】 花売り メアリー

  ―――…いっしょに、桜を見に行こう。


  来年こそは、……ぜったいに。

[ 言葉尻に声が掠れていく。

それでも、何度も、何度も、何度も、何年も。



    ぼくは、願いを込める。]

(-42) 2015/04/19(Sun) 04時頃

【独】 花売り メアリー



[ ゆらり。


 雪は溶けて、訪れた春。

桜さえも葉桜と姿を変えて舞っては土に還る世界でも。]


  ………さて、続きを読もうか。


[ 何度だって、繰り返す。 ]*

(-43) 2015/04/19(Sun) 04時頃

花売り メアリーは、メモを貼った。

2015/04/19(Sun) 10時半頃


【人】 花売り メアリー

  ー巨木→屋台街ー

[ お爺さんと別れた後>>62

 甘い匂いの場所>>32は何処かと足を動かしたんだ。
 もしかしたら誰か>>73とすれ違ったかもしれないけれど、気付かずに。

でもその途中、大きな囲いの中に揺らぐ赤>>6を見つけた。 ]

  …きんぎょ。

[ 狭くて底の見える世界の中を
 ゆらゆらと尾を揺らして滲む金色の鱗。

ふと、立ち止まったぼくに、
「やって行くかい?」と薄い紙で出来た網を手にしたおじさんの声が聞こえる。

 その間際にも綺麗な着物を身に纏った女の人が、同じくらいの男の人と腕を組みながら透明の袋を下げて歩いている。

  小さな箱庭の中では金魚が心狭そうに水泡を生み出して、ぷかりと浮かび上がっていた。 ]

(74) 2015/04/19(Sun) 14時半頃

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