人狼議事


192 革命の嵐

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許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/08(Mon) 13時頃


【人】 許婚 ニコラス

―皇帝宮殿―
[アレクセイを探しに行った家臣はなかなか戻らなかった。
侍従をひとり捕まえて、話を聞き出したところ、只今護衛の兵士の一団とともに宮城に向かっているとの連絡があったと教えられた。

ニコライは安堵の息をついた。
要領の良い彼のことだから、まさか叛徒に掴まるようなことにはなるまいとは思っていたが、宮殿に姿を見せていないのが気掛かりだったのだ。
公子はニコライにとって、盟友であると同時に、計画にとって重要な切り札の一枚でもある。
ニコライは自らアレクセイを迎えに出て、宮城に入る前に捕まえることにした。]

(1) 2014/09/08(Mon) 16時頃

【人】 許婚 ニコラス

[アレクセイ公子は、良く言えば自由闊達、悪く言えば放蕩無頼で、幼い頃一緒に育った所為か、従兄の皇帝に対しても遠慮しないところがあった。

皇族の義務で軍籍を持っており、その反抗心が魅力的に映るのか、若い将校や下士官からは人気がある。
本人は自身に皇位継承権がないのを幸い、気ままに振舞っているだけなのだが、気さくで人懐こい性格なので、周囲は何となく我侭を受け入れてしまうのだった。

当然ながら、保守的で生真面目な皇帝との折り合いはよろしくない。
しかし、皇帝には未だ皇太子が生まれず、また皇族の直系男子の数が非常に少ないために、継承権を持っていない公子であっても、帝室の維持には必要だったのである。**]

(2) 2014/09/08(Mon) 16時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/08(Mon) 16時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/08(Mon) 18時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/08(Mon) 19時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―皇帝宮殿―
[皇帝の御前会議は紛糾していた。
大臣級が応対すれば、叛徒たちを一勢力として公に認めたこととなり、それは取りも直さず現在の状態を帝国の危機であると認めたことになる。
かと言って交渉に表れた者を拘束してもそれで終わりにはならず、戻ってこなかったことを考えて、反乱側も何らかの手を打っているであろう事は目に見えていた。

威信を第一に考えるタカ派は、断じて交渉に応じる訳にはいかずと、戦艦に軍を突入させるなどの強攻策を唱えたが、穏健派から宮城を砲火に曝す気かと反対され、一時は両者の間で怒号の飛び交う事態となった。
フリストフォル大公が仲裁に入り、取り敢えず、まず書記官クラスの官僚を当て、交渉の内容について話を聞くところから始めようとの一応の結論に達した。


アレクセイ公子との面会を終えたニコライが、議場に現れたのは、そんなタイミングであった。]

(14) 2014/09/08(Mon) 21時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 よろしければ陛下、その役目、私にお任せ願えませんでしょうか。

[奥に座す皇帝と居並ぶ貴顕大臣たちを前に恭しく一礼し、慎み深く目を伏せた。]

 私は評議会の一員ではありますが、実質的な権限は何もありません。
 しかしながら、叛徒どもは私の邸宅を爆破したことから、私を奴らが打倒すべき貴族の筆頭と思っている様子。
 私がテーブルにつけば、実質的な効力は何もないにも拘らず、奴らは自分たちに敬意を払ったと勝手に解釈するでしょう。
 故に、最初の交渉役としては適任かと存じます。

[目を上げると、思いがけぬ提案に皇帝が考え込むのが見て取れた。
すぐ横の大公は少々不安げに眉を曇らせたが、他の議員たちは皇帝の反応を見て、それぞれ検討を始めたのが分かった。
駄目押しにと顔を上げ、凍れる湖の眸をはっきりと見せて、付け加える。]

 それに私は、私の財産を破壊した叛徒を間近で見てみたく存じます。

[その眼差しにこもった力を良しとしたか、帝国随一の大貴族の意志を尊重したか。
皇帝は、交渉役にユスポフ公爵ニコライを任命した。]

(20) 2014/09/08(Mon) 22時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/08(Mon) 22時頃


【人】 許婚 ニコラス

―皇帝宮殿の一室―
[反乱者の首魁のいる部屋へ、ニコライは護衛数名とともに入室した。
細身の身体は、大貴族に似つかわしくないシンプルな装いに包まれていて。
女性的な面差しは、当代随一の美形と呼ばれるに相応しいものだった。]


 君が、反乱軍のリーダーか。
 意外に若いな。

[書生ふうの衣服をまとった青年を、上から下までざっと眺める。
色の薄い瞳は瞳孔と虹彩の色が殆ど均質で、視点の在処が定かでない。]

(25) 2014/09/08(Mon) 22時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/08(Mon) 22時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[立ち上がりもしない青年を暫時見詰めた後。
形の良い唇を横に引き、微笑の形を作った。]

 ――ニコライ・ニコラエヴィチ・ユスポフだ。

[反対側の椅子にさっと腰掛け、改めてシメオンと正面から向き合う。*]

 余計な前置きは抜きにして、率直に聞こう。
 君たちは宮城に砲門を向け、戦艦で脅して、何を要求する?

(29) 2014/09/08(Mon) 23時頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/08(Mon) 23時頃


【人】 許婚 ニコラス

 ――なるほど。それが君たちの「交渉」か。

[ニコライはくっと笑みを深くした。]

 帝国海軍の軍艦を奪取した見事な手並みと言い、敵地の只中に乗り込む度胸と言い、非常に買っていたのだがな。
 非常に残念だよ。

[指を山形に組み、青年を見やる。]
  
 君は、国家の大事を共に語るに値しない人間だと分かった。
 君たちは革命家どころか、もう賊軍ですらない。
 ただの犯罪者だ。
 君は、自ら自分の理想を地に落としたのだよ。

(33) 2014/09/09(Tue) 00時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/09(Tue) 00時半頃


【人】 許婚 ニコラス

[捨て台詞を残して去ろうとするシメオンに向ける視線は、何の温度もない無、]

 政治と外交の何たるかが分からぬものが、国を富ませ、諸外国の脅威を遠ざけ、国民を慰撫するなど出来よう筈もない。
 期待した私が愚かだったな。

[椅子に座ったまま、シメオンが開いた扉の先に待機する書記官と武官に向けて、声を張り上げた。]

 叛徒は逃亡するそうだ! 後はお任せする。

(38) 2014/09/09(Tue) 00時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[シメオンを拘束しようという動きはあるのか、それとも手出しせずにそのまま行かせるのか。
あの男をどうするかは内務大臣殿にお任せよう、と席を立ち、自分も部屋を出た。

議場に戻り、報告を待つ皇帝に、叛徒からの要求を余すところ無く伝える。
敢えて脚色はしなかった。
その傲慢と無礼は明白であり、皇帝が要求を飲む筈もないことは火を見るより明らかであったからだ。
後は、皇帝が帝都を火の海に変えても叛徒共を一掃する決意を固めるかどうかだけだ。

報告の間から議場のあちこちで上がっていた憤怒の雄叫びは、この最終的な決断の場においても活発に飛び交っていた。]

(40) 2014/09/09(Tue) 01時頃

【人】 許婚 ニコラス

[戦艦に攻撃を仕掛けることは了承された。
それに先立って、皇帝とその家族は地下道を通り、数十キロ離れた離宮に避難する。

だが、戦艦制圧の実行に当たるのが、陸軍か海軍かで揉めていた。
重大な失点を犯した海軍が、犬猿の仲の陸軍に任せるのを良しとせずゴネ続けたからだ。
海軍の軍艦二隻が既に遡上を始めていたが、それがヴィーゾフ号と撃ち合えば帝都は大惨事になる。]


 ……攻撃の前に今一度、海軍司令部より水兵たちに投降を呼びかけてはいかがでしょうか。
 正確な艦砲射撃は、熟練の水兵による共同作業だと聞き及んでおります。
 水兵の中には家族の居る者も多いはず。
 それを盾に、家族の安全と海軍兵士の名誉との両道から攻めるのです。
 反乱者の家族がどのように肩身の狭い思いをするかを知れば、心の揺れる者も出てきましょう。
 水兵たちが説得に応じて艦を引き渡せばよし、不首尾の場合でも艦内の反乱兵の間で不協和音となれば良いのです。

[見かねて、つい口を挟んでしまった。]

(42) 2014/09/09(Tue) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 加えて、帝都全体に避難命令を布告すべきです。
 皇帝陛下が臣民の安全をお心にかけていると知ろしめす効果がありますし、賊徒共が帝宮のみならず帝都の破壊を目論んでいると印象づけられます。
 一般市民においては、家財を置いて逃げねばならぬ恨みは、賊徒どもに向かいましょう。

[囁き交わす議員たちをよそに、ちらりと内務大臣の方を見ると、向こうも白い眉の片方を上げた。
その顔は揶揄するようでもあり、面白がっているようにも見えた。]

(43) 2014/09/09(Tue) 01時半頃

【人】 許婚 ニコラス

[本来の目的を隠し、大事を為すためには、こういう目立ち方をするつもりはなかった。
だが、危急の時に知恵の出し惜しみをしている場合ではない。
それに、ニコライは決意していた。

この場にはいない、アレクセイ公子との面談を思い出し、目を閉じた。]

(44) 2014/09/09(Tue) 02時半頃

【人】 許婚 ニコラス

―回想・しばらく前―
[宮城を出て、広場に差し掛かったところで、兵士の一団に守られて移動するアレクセイ公子を発見した。]

 私はニコライ・ニコラエヴィチ・ユスポフ公爵だ。
 アレクセイ殿下にお目通り願いたい。

[護衛を背後に連れ、兵士たちの前に進み出ると、確認の後にアレクセイにようやく対面することが出来た。]

 殿下、僅かの間だけで構いません。
 人払いを。

[真剣な表情で、馬上のアレクセイを見上げると、公子は副官に小声で命令を下した。
さっと周囲の兵士たちが退き、二人だけを中心に残して輪ができた。]

(45) 2014/09/09(Tue) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[顔を寄せ、両目を見据えて、強く囁く。]

 アリョーシャ。
 落ち着き次第、君の邸宅を開放し、この度の騒乱で負傷したものや家を喪ったものを、身分の上下の区別なく受け入れると宣言しろ。
 必要な金は私が後からいくらでも払ってやる。

[常にポーカーフェイスを崩さないニコライの、いつになく必死な様子に、公子は苦笑し軽口を叩こうとした。]

(46) 2014/09/09(Tue) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[それを遮り、公子の軍服の襟を掴みぐっと引き寄せ、顔を息のかかるほど近付けて。]

 陛下と対立することになろうと必ずやると誓え。
 君は民衆に人気がある。
 繋ぎ止められるのは君しかいないのだ。

[激しい囁き。
虚を疲れた公子は暫し沈黙した後に、頷いた。]

(47) 2014/09/09(Tue) 03時頃

【人】 許婚 ニコラス

[それを見定めると、手を離し、一歩下がって深々と礼をした。]

 ……失礼いたしました、殿下。
 私がいなくとも、その約束は必ず守って下さいませ。

[と、兵士の間でざわめきが走り、何事かと振り向く。
丁度、帝宮の門を目掛けて走り抜けていく馬車が目に入った。
それが、さしたる妨害も受けずに門をくぐり抜けたと見るや、兵士たちは騒然となった。
それが叛徒のリーダーを乗せた馬車とはっきり理解した訳ではないが、公子も事態が取り返しのつかぬ一線を超えてしまったことを知ったようだった。]

(48) 2014/09/09(Tue) 03時半頃

【人】 許婚 ニコラス

 殿下。
 くれぐれもお忘れなきよう――

[再度優美な辞去の礼をし、踵を返した。
軍籍を持つ公子は、このまま自分の所属する連隊に向かい、宮城守護の任に着くのだろう。
ニコライにはまだ宮城内でやることがあった。

帝国の命運がどこへ向かうか、見定めねばならない。
帝国を正しき道に乗せるため、持てる全てを使おう――
決意を新たに、自分の戦場へ向かった。**]

(49) 2014/09/09(Tue) 03時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/09(Tue) 04時頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/09(Tue) 09時半頃


【人】 許婚 ニコラス

―皇帝宮殿―
[だが、とニコライは目を開けて、会議の模様を観察しながら考える。

交渉に臨む前は、敬意を払うに値する人物と認めたならば、密かに手を結ぶことも考えていた。
だが、蓋を開けてみれば、戦艦を奪取した革命勢力の長は卑小な人物だった。
相手が飲むはずもない要求を突きつけて、力を誇示して悦に入っている、子供だった。

その交渉と呼べぬ稚拙な脅迫で何が得られると思ったのだろう。
戦艦を1隻手に入れただけで、まだ帝都全域を自分たちの影響下に置いたわけではないというのが、まるで分かっていない。
陸軍も海軍もまだこちらが掌握している以上、帝都を犠牲にする覚悟があれば、戦闘をすることは可能なのだ。

そして、眼前の愚かな権力者たちは、その選択肢を取るだろう。
それを止めることは、自分にも不可能だ。]

(57) 2014/09/09(Tue) 10時頃

【人】 許婚 ニコラス

[革命家らしく、人道主義の夢想を語るなら、まだ可愛げもあった。
参政権なり農奴解放令の発布なり、貴族への課税なりを要求していたなら、落とし所を探れもしただろう。
皇帝が突っぱねたとしても、民衆の反乱を防ぐためには目に見えた改革が必要だという雰囲気に持って行くことは出来る。
それは、ニコライたちが望む未来に、一歩近づけることにも繋がる。
しかし、何の駆け引きもせず、その必要はないと言わんばかりの態度で、相手の何を変えられると思ったのか。]


 ――或いは。
 それが、目的だったのか。


[であるならば、彼を首魁として抱いた反乱者たちは何と不幸なことだろう。
冬の夜空に咲いて散る花火に、自分たちの理想と生命を託すとは。]

(58) 2014/09/09(Tue) 10時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/09(Tue) 10時半頃


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/09(Tue) 11時頃


【人】 許婚 ニコラス

[結局、海軍が水兵への投降を呼びかけている間に、陸軍の部隊が小舟で接舷、乗船し速やかに反乱軍を制圧する。
それでも奪還がならぬ時は、到着する戦艦二隻で攻撃。
具体的な打ち合わせは両者で行う、という形に落ち着いた。
ニコライの策は一応受け入れられ、皇帝陛下の名で帝都市民への避難勧告が下されることになった。

会議は解散となり、それぞれがそれぞれの職務を果たすべく、動き出した。
官職を持たぬニコライは、取り敢えず帝宮に与えられた部屋に下がった。]

(59) 2014/09/09(Tue) 11時頃

【人】 許婚 ニコラス

[安全確認のため一足先に部屋に入った護衛が、素っ頓狂な声を上げた。]

「何だこの猫は」

[護衛の言葉にそちらを見ると、部屋の中央に三毛猫がちょこんと座っていた。
きちんと前足を揃えた姿、ただならぬ風貌。
護衛がさっさと追い払おうとするのを止めさせ、そっと猫に近づいてみた。]


 ……皇女がたの飼い猫が迷い込んだのかな?

[皇帝には幼い皇女が三人ほどいたが、その内の誰かのペットだろうか、と頭を傾げる。
まさか、近くの帝立美術館で鼠を捕るために飼われている猫が、ここまで迷い込んだということもないだろう。
試しに、そっと手を伸ばしてみた。]

(60) 2014/09/09(Tue) 11時頃

【人】 許婚 ニコラス

[人馴れしているようだが、媚びたところのあまりない猫だ。
撫でたり抱き上げたりと、愛でることはないが、自然に表情は緩む。
厳しい無表情に、ほんの僅か春の雪解けの如き笑まいが浮かんだ。]


 飼い主が捜しているかも知れない。
 奥に連絡して、猫がいると知らせて差し上げなさい。


[配下に命じた後、傍らの椅子に腰掛け、猫を眺め続ける。]


 お前は、何をするも何処へ行くも自由なのだな。
 人間というのは不自由なものだ。

[肘掛けに乗せた右手に頭を預け、独りごちた。**]

(62) 2014/09/09(Tue) 11時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/09/09(Tue) 11時半頃


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