人狼議事


191 忘却の箱

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死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/05(Fri) 00時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/05(Fri) 01時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

─廊下─

[シーシャと別れた少し後。
あの人は誰だったのか。首を傾げつつ、何処へ行くあてもない足は…──ズキリ。
突如走る胸の痛みに、膝から崩れ思考は途切れる。]

──ッ!…っ、……!!

[誰からか首元を指で締められているような、そんな感覚。襲い来る息苦しさに、額からじわりと汗が滲み出れば頬を伝い、顎へと落ちて。

犬のように短く、乱れる吐息。
鼓膜を揺らす息に暫くの間、言葉にならない声で短く喘ぐ。]

ぐぅ、え"……ッ、!

[襲い来る不快感。胃の中から込み上げる酸味を喉を締めることで耐えようとする。顔は血の気を失ったように青ざめ、端から見ても顔色が悪いことが伝わる。そんな様子で蹲った、が。

胸が顔に近づくと、ほんのりと広がる甘い蜜。
心臓の痛みが突如として収まった。]

(24) 2014/09/05(Fri) 05時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[視線は床下。
何故こんなにも床が近いのだろうか。
確かめるように手を伸ばせば、容易に触れるリノリウム。
そこでやっと自分が膝を下り、蹲っていたことに気付く。]

……あれ。

[辺りを窺いながら、視線を凝らし。
そこに誰かいたのなら、“何故自分はこんなところで膝を折っていたのか”そう尋ねただろう。

疑いを知らぬ無邪気な子供。
そんなまるい瞳で周囲を眺めながら容易に立ち上がれば、胸元へと手をやって。]

…花、咲いてる。

[淡々と、呟き。
躊躇いなく服に手を差し込めば、ぶちり。
左胸に広がる花弁を捥いだ。ただただ気怠そうに。
身に纏う白に滲む色は、赤*]

(25) 2014/09/05(Fri) 05時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/05(Fri) 05時半頃


【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
忘れたもの
全体的に感情全般は気薄
記憶に関する事柄(音楽関係)に触れた時のみ、感情の揺れあり
音楽を聴き続けている→自身が作曲した=忘れないようにそんな願い
怒り痛みについての記憶無し
患者同士の記憶も恐らくかなり曖昧

勿忘草の花→涙
鴇色→特別な感情に対する記憶(好意や友情など)
胸元の花→痛覚(※痛いを痛いと感じること)

元はその辺によくいるであろう明るく快活な青年

(-2) 2014/09/05(Fri) 06時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[右手の内で揺れる紅鳶色。
親指の付け根に根を下ろす鴇色>>86
と重なれば、ツン、と目の奥を刺激する。

何を忘れたのだろうか。
その忘れたことすら忘れている男は、自分の手のひらに咲く花々に視線を落とすしか出来ず。

ふわりとこちらに漂う香りが、近くなるまで気づかなかっただろう。]

………御機嫌よう?

[振り返れば、淡い花の香りと共に現れた色素の薄い髪と、白い頬。
雪のような女性>>31には、瞬きをしつつオウムのように返す。
彼女の“いつものように”が男には物珍しく映ってしまったから。

「贈り物」そう問われれば、今の男は首を傾げる。]

(42) 2014/09/05(Fri) 23時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

……違う、と思う。嬉しくないから。

[先程自分の胸元から芽吹いた花を毟ったことなど既に記憶にない。
ただ、眼下の花を見ていると自然と手のひらに力が加わり。
きっと、花があまり好きではないのだな。なんて自己完結しようと決めた男は、ふと彼女の左手の紫のスイトピーを見やり、]

……そういうあんたは、誰からか貰ったの?

[意趣返しのように問いかける。

さすれば彼女から、“先生”の左手から手折り差し出されて受け取った>>32のだと、伝えられたか。

もし、彼女の口から“先生”とのやりとりを聞くことが出来たのなら、その顔を思い浮かべてみようと視線を宙へ。

きっとその記憶の中に浮かぶ人の顔は、このサナトリウムへ訪れる際に、少し言葉を交えた一人の男性。
確か名はスティーブンといったようであったけれど、彼はこのように腕に花を咲かせていただろうか。

セシルが彼女の先生であることを知らない男は、暫し逡巡させたけれども、それはやがて意識の外へと掠れていき…だんまり。幾らかきっと交わした筈の言葉は、何も思い出せなかったから。]

(43) 2014/09/05(Fri) 23時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[気遣いの言葉>>33と、滲む赤の存在に気付けば怪我だと気付けば小さく唸って。]

……痛くないのに。

[変だな。呟きながらも促されるままに診察室へ向かおうと足を動かして。
ふと、思い出したように彼女に視線を向けつつ、会釈をする。
けれどすぐに首を傾げて]

………診察室は、何処だっけ?

[尋ねてみたが、彼女の反応はどうだっただろう。]

(44) 2014/09/05(Fri) 23時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/05(Fri) 23時半頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[壁にかけられた案内図。
示された場所が診察室なのだろうと疑いもせず頷き礼を。]

…忘れた? …診察室、行ったことあったっけ。
……知らない。

[「忘れたの?」わずかに曇る女性>>46の顔。
滲む感情の名前を男は理解出来ない。いや、知らない。分からない。]

………い、く。

[ぐらぐらと揺れる視界。足元が宙に浮いたままのような感覚。
どれもを振り切るように誘いに頷いて。
きっと、“先生”ならどうにかしてくれる。そんな根拠のないことを信じ込んでは、診察室へと足を動かす。]

……虫が食ってる。

[目蓋を擦りながら、小さく小さく呟いた声。彼女に届いたかは定かではないけれど。
どちらにせよ気にした素振りを見せることはせずに、足跡もつかぬリノリウムの床を辿っただろう。]

(51) 2014/09/06(Sat) 01時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 01時半頃


【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
コアが合わない

(-4) 2014/09/06(Sat) 01時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 01時半頃


【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
>>55
>虫が食ってる
雪の女王のカイの言葉だったような

(-5) 2014/09/06(Sat) 01時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

─廊下→診察室─

[ところどころ曖昧な記憶の中。
案内図に示された道のりは、鼻は匂いに慣れているというのに、目に映る光景はどこか色褪せて映る。

まるでモノクロ映画か、年季の入ったフィルムのような、そんな世界の中、やけにサイズの余るスリッパで廊下を歩く。]

…その赤い花、薔薇?

[歩きがてら傍にジリヤ>>55がいたのなら尋ねてみたか。

行きすがら誰か見かけたのならいくらか言葉を交わしただろうか。
忙しそうならちらりと一瞥に留めただろうが。

やがて診察室が見えてきたなのなら、軽くノックを。]

…あんたのいう、花の先生はどんな人?

[留守か、在室しているのか。
確かめる術を知らない男は、暇潰しがてら彼女のいう“先生”について尋ねてみた。]

(56) 2014/09/06(Sat) 02時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 02時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 13時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[「多分」どこかふわふわと浮いた言葉>>58
薔薇を見慣れぬとは、彼女の暮らしていた場所はあまり花の見られない場所だったのか。

はたまた都合により外出などが出来なかったのか。
思い浮かぶ考えはそんなもの。]

綺麗な花には毒がある、だっけ…?

──…あんたの故郷ではあまり花が咲かなかったのかな。

[それとも 花の名を忘れているのだろうか。
彼女が庭園や温室でしか見られなかったことを知らない男は、ポツリと零した。]

(66) 2014/09/06(Sat) 13時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[縁取られた睫毛の先、紫のスイトピー>>59を眺める。]

……なかなか、ロマンチックな先生だな。あんたのいうその人は。

[花言葉など男も知らない。
それは、忘れてしまったのか。元々なのかは分からないけれど。

引き抜かれた花は束の一つだという。
“花に詳しい”のなら、確かに先生には間違いないのだが、それがスティーブンとは重ならず。]

……誰だったかな。

[顔は、浮かばない。]

(67) 2014/09/06(Sat) 13時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

─診察室─

[コンコン。機械的なノックの音>>56
鳴らせば顔を覗かせた白衣の人>>63]

……この人があんたのいう先生?

[隣にジリヤ>>60がいたのならそう尋ねたか。]

………怪我、してるらしいから。ついでに看てくれないかなって。

[「どうしたんだい?」と問われたのなら、自身の左胸辺りを指差す。
さすれば、彼の目にも滲んだ赤が見えただろうか。
ジリヤが事情>>60をスティーブンに伝えたのなら、口添えせず。
この場を去ろうとするのなら、小さく礼を言おうと口開き]

どーも。………。また。

[名は結局呼べずに彼女を見送っただろう。
窓からは、柔らかな昼の陽射しが射し込んでいた。]

(68) 2014/09/06(Sat) 13時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 13時半頃


【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
メモ
目的:先生に病が完全に回るとどうなるのか尋ねる
出来たら行いたいこと:記憶を忘れていることを忘れて焦りたい
部屋に行く→楽譜を見つける なにこれ? イヤホン見つける曲を聴く→何故か懐かしい→部屋漁る→手紙や写真、日記発見
日記をやめたのは 忘れた以前の自分を自分だとは分からない、知らない そんな自分の記憶を持っていたことを受け入れられない怖いから
だから知らないままでよかった そんなことを思い出したくもないから

灰汚しすまぬです…

(-12) 2014/09/06(Sat) 13時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 14時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 14時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[診察室に設置された簡素なベッドに促されるまま身体を横たえる。
カチャカチャと治療具の音>>69が小さく音を立てている頃、ジリヤはどうしていただろう。

覗き込まれる傷痕。
露わになる自身の身体を蝕んでいた痕に、初めて頬が引き攣る。]

……俺、死ぬの。先生。

[声は淡々と、抑揚はなく。
ただ、機械的に問いかける。

花の匂いが濃くなると、堰を切ったようように唇は動いて。]

俺は……何を忘れてるんだろ。
何か、約束をしたような気もするけど。
それさえも、…思い出せない。
そもそも本当に俺が約束したのかな。約束した俺は俺なのかな。俺は今ここで生きてるのに。俺は俺のことを覚えてない。知らない。俺のことなのに……分からない。

(71) 2014/09/06(Sat) 14時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[寝台に寝そべったまま、問いかけるというよりただ呟く。
彼がどんな反応を示すのか。それは分からないけれど。
自身の存在すら危うい今の男には、周囲を気にする余裕など、無く。]

…俺の部屋、どこだっけ。
何か……忘れ物、したような気がするから、取りにだけ行ってもいい?

[せせら笑いながら、尋ねる。
自身がどのような容態なのか男には分からないからそんな言葉を。
ただ少しばかり*医師の言葉を待つ*]

(72) 2014/09/06(Sat) 14時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 14時頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 14時頃


【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
まーさんいらっしゃる…!
実はお話したかった……

(-13) 2014/09/06(Sat) 14時半頃

【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
まあさんが素敵過ぎる

(-14) 2014/09/06(Sat) 14時半頃

【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
>>83
素で間違えた 綺麗な薔薇には棘があるって打ったつもりだったのに何故毒と打ったんだ…(真顔)

あと皆様に気を遣わせて申し訳なく
特にクリスさんズリエルさんには頭が上がらない
一人でオチつけられるので本当無理しないで

(-16) 2014/09/06(Sat) 15時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 15時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

…そう、だっけ。
なら、あんたの薔薇にも棘があるのかな。

[首を傾げつつ、呟く。
自分の右手にある紅鳶と少しい色合いが似ているような気もしたけれど、その薔薇の花を綺麗だとは思わなかった、が。]

夏の花なんだ。あんたはよく覚えてるね。
……へえ、所謂雪国ってやつなのか。…多分、植物園や宮殿なんか行ったことない。

[白い肌を彩る真っ赤な花。
故郷を語る彼女の装いを見て、一言。]

──あんたみたい。

[温室で咲き誇る薔薇を咲かせた彼女に、小さく呟いた。]

(88) 2014/09/06(Sat) 16時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[彼女の言葉>>84から“先生”の名を知ることはなかった。
だが、それに落胆する素振りは見せず。]

…そう。なら、その花好きな先生にこれ、あげようかな。

[右手にあるやや萎れた紅鳶を眺めて呟いた。]

(89) 2014/09/06(Sat) 16時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[怪我人として診察室に入れば、一人の白衣の男の姿>>69
問いかけに対しての答えには頷く。

その後身体を横たえつつ、女性の声>>86を耳にしたのなら。]

………また。

[花の匂いが蔓延る小さな箱の中で、いつになるか分からない挨拶を彼女へと送った。
結局紅鳶は、鴇色と同じく右手で花弁を散らしつつも、命を落とすことはなく──*]

(90) 2014/09/06(Sat) 16時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[それ>>90を皮肉だと。
歯が唇に食い込む。だが依然として痛みを感じることはなく。
そもそも痛みとは何なのだろう。
色とりどりの花が頭へ、胸元へ、手のひらへ根を下ろす身体。
一つずつ吸い取られる何かが何なのか、やはり分からず。

戸惑うまま、吐露した言葉>>71>>72

扉は引き戸だったか。スライド式だったか。それは分からずとも、ふわりの薔薇の香り>>87を感じれば]

──……ッ!

[一度だけ、確かに顔をハッキリと歪めた。
空は今も尚、綺麗な青で──]

花が、咲いて る。

[視線は、足首。飴色の蕾。頭の中の音楽がプツリと、消えた。]

(91) 2014/09/06(Sat) 16時頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 16時頃


【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
自由に動き過ぎているような…

(-17) 2014/09/06(Sat) 16時頃

【独】 死ね死ね団 サミュエル

/*
誤字脱字が多くて申し訳ない…
>>88
俺は行ったことない
>>91
ふわり、と

自室で〆よう帰ってきたら

(-18) 2014/09/06(Sat) 16時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2014/09/06(Sat) 21時頃


【人】 死ね死ね団 サミュエル

─診察室>>87の前─

[──勿忘草病。
その名を実際に耳にしたのはいつ頃だったか。
人の記憶を糧にして咲き誇る花々。

“私を忘れないで”
頬に伝うしょっぱいもの。
割れたフィルム。 千切られた紙片。
割れる騒音。

断続的な記憶が突如として膨らむのは、種がまだ足首に植えられる前。]

死ぬ、ことは…ない?

[医師の言葉>>92を繰り返す。
このサナトリウムに入る前から聞かされていたかもしれない話。
だというのに男には、初めて聞いた。そんな響きを持っていて。]

(114) 2014/09/06(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

……植物人間、みたいなもん、か。

[脳裏に描かれたのは、虫に食われた穴だらけの花。
生きているのに、生きていない。
抜け殻のような自分。
想像すると鋭い吐き気が催される。痛みなど、抜け落ちていたと思っていたのに。身体が、鉛のように重たくて、仕方が無い。

だが、傷口に施される治療は、医師の言葉とは裏腹にやはりちっとも痛みなど感じることはなく。

扉が再び開けられる>>87その時まで。
気怠い身体に浅い息を繰り返していただろう。*]

(115) 2014/09/06(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[新たに芽吹こうとしている蕾。

──次は何が無くなる?

膨らむ直後にあらゆる記憶が薄っすらと頭の中で思い出されるのは、そのことを忘れてしまうから、なのだろうか。

ならば次に失う記憶は、きっと。]

──…ッ!

[目の前が暗くなった。
彼女の言葉>>101を耳にするまでは。]

(116) 2014/09/06(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

…咲いて、ない。

[足首に新たに根を下ろしては糧を得ようとしているそれ。
“咲いてる” と言った自分を否定するかのような響き。
少なくとも男にはそのように届いた。

視線をもう一度蕾へと向ける。
確かにまだ咲き切ってはいない。記憶だって、曖昧ではあるが留まっていて。

「行こうか」>>96と医師の言葉に頷く。
だが、足首を巣食う根からうまく動くことは出来なくて。
歩くのでやっと。許されたのならば、スティーブンの助けを請うただろう。

診察室から足を踏み出す瞬間。
ジリヤの姿>>102を見れたのなら、唇だけで挨拶を送っただろう。“おやすみなさい”彼女に伝わったかは定かではないけれど。*]

(117) 2014/09/06(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

─診察室→廊下─

[つま先の軸が危うく感じるのは何故だろうか。
先程から急速に浮かんでは消える記憶は、まるで宙を舞うシャボン玉。
パチン、乾いた音。
透明に七色を乗せた泡。
最後は地面へ暗い色を落とすだけ。
それだけ。]

忘れるくらいなら、…

[その時一人で歩いていたのなら、何処か覚束ない動きで。
誰かに支えられていたのなら、情けなくも殆どの体重を預けていただろう。]

(118) 2014/09/06(Sat) 22時頃

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