人狼議事


40 おおかみさんが通る

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【人】 親方 ダン

―三日 傘屋―

 疲れたか、茶があるぞ。

[きょとんとした顔をして弟子が茶を運んできたか。
その頃にはもう青年おらず、残る湯呑みの一つは白い煙をただただ出している。]

 何故襲わねばならぬのか、か…難しい問いだな。
 人が家畜を喰うように、獣には必要な事なのだろうよ。

[質問にはそう答え。]

 …なぁ明里、それでは人狼の何が悪いのであろうな。
 ただ、ただ、静かに暮らせれば“彼奴等”もそう願うだけであろうに。

[そう呟いた。
去る青年の背中に向けた言葉は他人事の形式であるに、音は表情はどうであったろう。
明里が見上げていたなら解ろうか。

黒檀の眸は寂しげに在るを。]

(1) 2011/01/06(Thu) 02時半頃

【人】 親方 ダン

 生き辛い、全く持って。

[人と人狼、共存するのは無理であるのか。
耳や尻尾を生やしたままに、野山駆けるは夢幻の彼方。
そんな幻想胸に抱きて、人としての其れがそこに在る。

弟子に貰った茶を啜る。
話に全くついて来れず困った顔の弟子を呼び付け、撫でぐり回す栗色の頭。
また用事をつけ店の奥へと追いやった。]

 解り合えれば佳いだろうな、本当に。

 …本当に。

[明里は気付いているのだろう。
口止めるべきか、せざるべきか。
背を向けた青年の言葉が廻る。

己が生活を片手に、人を襲うを片手に。
答えはいつの時代でも見付からぬ。]

(4) 2011/01/06(Thu) 02時半頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/06(Thu) 02時半頃


【赤】 親方 ダン

 答えなぞ、とうに。

[獲物の息を止めずに在ったあの夜から。
我が身可愛さにと殺さず喰わず、そう実行したあの夜から。

我が身可愛くば息の根止めて、喉笛から噛み殺した方が佳かったのだ。
下手に顔を見られていたなら、もう云い逃れはできぬ。

最早もう、後には引けぬ。]

(*0) 2011/01/06(Thu) 03時頃

【人】 親方 ダン

 謝るつもりは微塵もない。
 己が生活を威かしたのはどちらが先か。

 面白半分に紙面で取り立て、見世物のように扱って。
 いざ襲われたなら廃除の対象、疑わしき無実の同族までも牢獄に入れる始末。

 誰に謝りを入れる?何に頭を下げる?
 此方が頭を下げたところで、此方の首を撥ねるであろうよ!

[徐々に上がる声は店の外にも聞こえるほどに。
強く強く拳を握り、立ち上がれば明里はこうも小さな背丈。]

(8) 2011/01/06(Thu) 03時頃

【人】 親方 ダン

 逃げる紛れるしか道を作らぬ人間風情が莫迦を抜かすな!

[店の奥には届いてくれるな、そんな矛盾した念いのままに張り上げる声は怒号。]

 傘も己も必要とされぬ身、古びた唐傘なんぞ捨ててしまえ!
 見せしめに御前を今すぐ喰ろうてやるわ!!

[腕を伸ばし胸倉掴み、今すぐにでも食い殺してやろうかという勢いで。
声が遠くへ遠くへ届けばいい。
弟子がこの場を見ぬ内に、誰かが警察を呼んでこよう。
すれば全てが終い。

始めから少女を傷付けるつもりなど在りはしない。
決してそれだけはバレぬよう、渾身の嘯きは最後の咆哮。]

(9) 2011/01/06(Thu) 03時頃

【赤】 親方 ダン

 一つ、大きな嘘をついた。

 親ならどんな反応でもいいと。
 あんなもの、大嘘だ。
 人のまま、蔑み憎み泣き怒り直ぐさま首を撥ねられるくらいならば。
 人として接した全てを憎まれるくらいなら。

 物ノ怪として憎まれた方が幾らかにマシだ。






 人に長く、在りすぎた。

(*1) 2011/01/06(Thu) 03時半頃

【人】 親方 ダン

[身を竦ませてそれでも立ち上がる細い身体、息の根止めようかと首に手をかける。
爪は鋭く伸び、黒銀の毛並み揺れる耳と尻尾がじわりと顕わになろう。]

 逃げよう、逃げて見せようとも!
 何時までも人を憎んでやろうぞ!

 この一連全て、あの青年には関係のない事。
 全てが己の私利私欲、腹が減ったが故に襲っただけの話。

 人が追うから逃げるのみ。
 安穏えられぬのならば、牙を向いて立ち向かおう!
 それが永劫続く連鎖、解り合える事などいつの時代も在りはしない!

[傘屋の外で警察の近付く足音がする。
後少しの歌舞伎芝居。]

(13) 2011/01/06(Thu) 03時半頃

【人】 親方 ダン






         忘却れるな、“人”がいかほど身勝手か!!!!!!


 
 
 

(14) 2011/01/06(Thu) 03時半頃

【赤】 親方 ダン

[狼一匹捕まれば、他は全て釈放されよう。
あの同胞も同じくきっと、逃げて暮らす事が出来よう。



約束は、守れずとも。



それでいい。]

(*2) 2011/01/06(Thu) 03時半頃

【人】 親方 ダン

[言葉は劈く、空気を、空を。
役人の足音すぐ側確認すれば、涙に濡れる明里の眸覗く。
矢張り悲しそうで在ったか、けれども面に表すは。]

 明里、人は人を憎んじゃいけねえ。
 共に手をとり足をとり、支え合うのが“人”ってもんだ。
 だから人を憎んじゃいけねえ。

 可笑しいな、生き辛い世の中よ。
 解り合える世界なら佳かった、本当に。
 御前がそう謂ってくれただけで、狼一匹は救われたよ。

 だから、泣くな。
 御前が泣くと、此方も悲しい。

[笑顔は嘘も偽りもない。]

(15) 2011/01/06(Thu) 04時頃

【人】 親方 ダン

 御前の笑顔を一番に念う奴の為にも、泣かずに笑っちゃくれねえか?

[きっともう、その弟子もすぐ側に。
嗚呼、弟子は…哲夫は、どんな表情でいるだろう。
向けるはずがない、向けるはずがない。]

 人は皆、御前のように優しくはない。
 なればこそ憎まれるのは、“人狼”だけで十分さ。

 人は身勝手な生き物だからな。

[役人が身体をおさえつけ、少女と其れを引きはがしていく。]

(16) 2011/01/06(Thu) 04時頃

【人】 親方 ダン

 有難う。



 “身勝手”で…済まない。



[離れる最後伸ばした腕は、ぽんと一つ少女の頭を撫でて往った**]

(17) 2011/01/06(Thu) 04時頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/06(Thu) 04時頃


【赤】 親方 ダン

[憎まれるならば人狼で。
暮らすであれば人間で。

人を襲う物ノ怪のよに、他の目にそう映れば佳い。



“身勝手”で済まない、と謂った念いは人のもの。
伸ばした腕や耳、尻尾や声は獣のもの。

長く人とあった獣は“人の成りした狼”か“狼のような人間”か。



長く在りすぎて解るまい**]

(*3) 2011/01/06(Thu) 04時頃

親方 ダンは、メモを貼った。

2011/01/06(Thu) 04時半頃


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