人狼議事


147 書架の鳥籠

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【人】 良家の息子 ルーカス

―書架の中 不協和音より前のこと―

[サロンを去った後、男は書架の中にいた。
宛の無い”何か”にもサイモンへも辿り着りつくことなく書架の中をさまよい歩く。

並ぶ書の背表紙の感触。
触れ歩く指先は凹凸に微か踊る。
意思籠らぬそれは繰り人形の踊りに似て]



[魔女が現れても。サイモンが事を成しても。
結局のところ――]

魔法のようには 叶わぬか。

[呟き足は止まってしまう。
あざわらうような鐘の音が頭から離れない]

(63) 2013/10/06(Sun) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

少しばかり
あがいて見ようと思ったところで
なかなかどうして
そう、上手くはいかないものだ。

[書架に凭せた背。
座り込みたがる足に上体が前に折れ。
床へと落ちてしまいそうな顔を、
両の手の平が覆い押しとどめる]

…はぁ、

とても、……に、
見せられる顔ではないな。

[男の顔形は覆う手の中。
ランタンの灯りにさえも照らされず]

(64) 2013/10/06(Sun) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

…うむ。

私は、

なにも能がない。
頭もろくに回らない。
病弱なおぼっちゃんだ。
かわいそうに
病に打ち勝つ事すらできぬまま
妻の不貞を暴き立てず
家族と呼べるものも気づかず

[秘めていた自虐の呟き]

(65) 2013/10/06(Sun) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

こころ、
許せるのはたった一人

[ぽつりぽつりと落ちてゆく]

あわれな。

[言葉と裏腹、声は次第に明瞭に]

おまえにそんな想いはさせるまい。

[ゆっくりと顔面をなぞり降りる指先から
覗く男の目に宿るもの――]

(66) 2013/10/06(Sun) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[男の名前を記した本は
彼さえ気づかずこの書架の山のどこか。
表紙に描かれる枯れた庭。
描かれぬ土の中を誰が知れようか。

――たったひとつぶの種が宿る]

(67) 2013/10/06(Sun) 18時頃

【独】 良家の息子 ルーカス

[それだけで、枯れていようが庭は庭たれる]

遠くあろうが。どこに居ようが。
何処の何者であっても。

私は私でいられる。

(-22) 2013/10/06(Sun) 18時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[鳴り響く不協和音。
嵐のように訪れる流れ込む翻弄される”全て”]

[慣れ親しんだ死の影よりも
もっと明瞭にもっと荒々しく。
狂おしいほどの息苦しさ。いきを求めて喘ぐ喉。

シャツの胸元を握りしめたまま、男は書架の森に倒れ込む]

(68) 2013/10/06(Sun) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

―現在―

[そのまま男は書架の中で目を覚ます。
うつ伏せた頬に当たる床は硬く冷たい。
しばらく下にしたままだったのに
シャツを握りしめた腕は痺れもせずに動く]

気にいらん。

[一言、すべてに言いおいて。
床を掴んだ手がしっかりと体を起こした。

立ち上がり行く先はサロン。
誰がどの話のタイミングだったか。
シャツの胸元の皺を払いながら男は戻る*]

(70) 2013/10/06(Sun) 18時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

―サロン―

[男が戻る頃にはサロンに友の姿はない]
[サロンを一回り視線巡らすと、
書見台の前に佇むグロリアと目が合う]

もう、寒くはないのかね。

[貸した上着は彼女の腕の中。
男も書見台の前へと歩み寄ると
グロリアの隣に立ち、
皆に背を向けるかたち本に向き合う]

(78) 2013/10/06(Sun) 20時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/06(Sun) 20時頃


【人】 良家の息子 ルーカス



[グロリアの指が触れぬ方の紙面の隅へ
男の左の手がそと文字をなぞる。

増えた記述。
添えられた名。
記されずとも触れるだけで識るもの。

時折書架の隙間で
書に埋もれるクラリッサとすれ違うことがあった。
彼女の願いどころか、人となりすら知らぬまま]

(83) 2013/10/06(Sun) 20時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[男の手が本から離れる頃。
ホリーもまた書見台の紙面に指を添える様子]


大丈夫かね。

[閉じた瞳が見えなくても。
微か身を竦めたように映り尋ねる声は静かに]

(85) 2013/10/06(Sun) 20時頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/06(Sun) 20時半頃


【独】 良家の息子 ルーカス

/*
あー、しまったー。色々とすれ違い。
挟まらんほうが良かったか?

(-29) 2013/10/06(Sun) 20時半頃

良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/06(Sun) 20時半頃


良家の息子 ルーカスは、メモを貼った。

2013/10/06(Sun) 20時半頃


ルーカスは、見ずとも内容の識れる本に触れたのは、手触りという実感が欲しかったのかもしれず。

2013/10/06(Sun) 20時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

―書見台―

…ん。

[ホリーから返る声に短く頷く。

向けられる瞳の色。
彼とも彼女ともつかない。
中性的に見えるのは年頃のせいだろうか。
遠目に見ても性別の判らぬ猫を思わせる。
きっと黒猫]

君はやさしいな。

[かなしいというホリーへそう言い。
向けられる笑みのぎこちなさに、
触れ慣れない猫が遠巻きにゃあとなく幻影]

(96) 2013/10/06(Sun) 21時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

>>90隣に佇むグロリアの声。
一度離れた視線は本の前でまた交わる]

その辺に置いてもらっても良かったのだがな。

[むしろ手間をかけたと言うように
小さく添えた笑みは、
借り物を置く様な女性ではないと所作を見知るから。

受け取る為に手を差し伸べる]

(99) 2013/10/06(Sun) 21時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[これで全員分>>91
グロリアのたおやかな指先がなぞるもの。
男の視線も数をなぞる]

亡霊を除いて、全員のな。
ああ、でも…

[男はつくりものの星空を見上げる]

もっと、多いのかもしれんな。

[星は数多。ため息が零れる]

(101) 2013/10/06(Sun) 21時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[亡霊でも変わらぬ友。
亡霊であれば友ではない。

耳端に拾う言葉。
発端に不在だった男は出所を知らず]

 ――…っふ

[星見上げるまま漏らした息。
笑い飛ばしたのか。
笑い飛ばしてしまいたかったのか]

[魔女が操る偽りの記憶。
ここでは誰もひとしく亡霊でありうる]

(104) 2013/10/06(Sun) 21時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[上着を受け取る際>>102
男の視線はグロリアに在る]

意外とお茶目なのだな。

[予想外の言葉を添える彼女へ目を細める。
受け渡される上着はなめらかな手触り。
ほのか移り温度があるだろうか
続く言葉に口元を一度だけ結ぶ]

…なんだ、少し気恥ずかしい な
うむ。
まあ、気休めになるならば好かったのだよ。

[彼女が抱きしめたらしき上着に袖を通す。
しゅっと襟元をただせば背筋が伸びる。
引き締めたつもりの表情に微かなはにかみ]

(109) 2013/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

亡霊までは人形にならんだろう。
ルール、というものが定められているらしいしな。

[グロリアの問いへと
魔女が受けた罰を思い返してそう言い]

ああ。いや、我々の話でなく。
あれらが、私たちと同じものなら…
とうてい一度に集まりきると思えん星の数だ。
人形あつめがここで終わるとは思えんよ。

[星々から視線がおりる頃。
レティーシャの声にそちらを見る>>94

(112) 2013/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

 ――――…っ

[黒い獣の姿に刮目する。
それもひととき立ち消えれば。
残されたものは安堵と悪寒と]

幸せは逃げ、獣は追い来るようだ。

[溜め息の話に現実を添えて>>106
獣が消えた空間に目を眇める]

闇の中を手探り… に、か。

[配役の意味。いまさらのよう身に染む]

(113) 2013/10/06(Sun) 21時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[”おかたそう”を肯定するのは上げた眉。
褒め言葉を肯定するのは上げた口角]

……む、

[むむむ。と、
かわいらしいと称された男の口元締まらず。
最終的にはへの字に落ち着いたが、
不快でないことは苦笑の色でわかること]

年を重ね妻を持てば大人。
に、なるわでもなし、だな。

[口元隠す男の指には妻帯者の証]

(126) 2013/10/06(Sun) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[ホリーと言葉交わす時>>116
[所作が愛らしい猫に置き換えられてしまう。
知らず亡霊の可能性を拭いたくなりもするが]

ありがとう。
しかし紳士は仮の姿で本当は
とんでもなくわがままな男なのだよ。
と、言ったら
…困らせてしまいそうだな。反応に。

[冗談ともつかない真顔は
先ほどよりもしかりと向けられる笑みに
がんばりが見えてさらに微笑ましくなってしまう]

(131) 2013/10/06(Sun) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[男はまだ書見台の前に立つ。
オズワルドからかかる言葉>>117

守護、と。彼女の名の記しが増えている。

[識ることは出来るから、
文字として綴られていることを伝えて]

…、ふむ。

[添えられる言葉を内に落とす響き。
己の内に手探るそれは長くも短くもない。かたち]

幸せとは、長短の計りだろうか。
難しいとは、誰が決めることなのだろうか。

[批判の色はなく。純粋な問いがそこにあり]

(136) 2013/10/06(Sun) 22時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[オズワルドからの答えが返るのと
レティーシャが駆け出すのはどちらが先か]
[男は追わずグロリアの傍にあるまま、書見台からサロンの方を向き直る]

その連鎖を――

[言葉は>>122へ]

断ち切る先は、決めたか?

[問いかけは彼女を見ずに。
男の視線の先には、円卓の上に置かれた紅茶と。
サイモンの人形に向けられた祈り>>128

――私は、
”そう”でないと
思いたくなる者ばかりが増えて行く。

(142) 2013/10/06(Sun) 22時半頃

ルーカスは、グロリアに向けた声は苦いもの。

2013/10/06(Sun) 22時半頃


【人】 良家の息子 ルーカス

[不意にオズワルドから投げられた帽子>>138

む。

[ばすっと良い音を立て顔に当たった。
ぽてりと落ちる時さえキャッチできずに。
運動神経からきしの男の髪が一房乱れて額へかかる]

やれやれ。

[拾い上げる帽子。髪を手のひらで撫で整え]

…そんな事を言われては
また増えてしまうだろう。

[下げた帽子の唾が男の目元を隠した]

(146) 2013/10/06(Sun) 22時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

……、

[帽子の庇の影から、
青い瞳がグロリアを見つめ>>151
ことばの形と星見上げる彼女の形を手探る間]

では、
私も君ではない。今は。

[傍のグロリアにだけ聞こえる声量で。
偽らぬ誠を伝える]

…どうしたものかな。

[呟きは、ひどりごとに似る]

数の問題ならば、分が悪い。

(158) 2013/10/06(Sun) 23時頃

ルーカスは、カトリーナの行動を見守っていれば、告げられる言葉に瞬く――

2013/10/06(Sun) 23時頃


ルーカスは、シメオンに話の続きを促した。

2013/10/06(Sun) 23時頃


【人】 良家の息子 ルーカス

――な、…

[何を、言っているのだろうか。
目の前の出来事に二の句が告げない。

美徳なのか。
怠惰なのか。
もはや判別もつかぬまま。

男の目はカトリーナを捉え見開かれていく]

…ああ――

[嘆息は低く]
[紅茶を本当に美味しそうに飲む彼女に。

ほの薄暗い奥底で火の立つ微かな音を聞いた]

(172) 2013/10/06(Sun) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[帽子の庇の影、押し殺す気配]

グロリア、私は断つ鎖を決めた。
…、 カトリーナを 選ぶ。

[数の問題と言った男ははっきりと告げる。
名を口にする時ばかりは躊躇い混じり。
揺るがぬ意思は声音の重さに現る]

(180) 2013/10/06(Sun) 23時半頃

【人】 良家の息子 ルーカス

数の、問題ならば

[触れるのは先ほどの話題>>167
男の声に死の宣告の時の影はない]

ふむ。
たとえば、私の例をあげるならば。

[言葉は、
グロリアが名乗らない可能性のひとつ。
自身で触れられる範疇に収めて]

君と命運を共にするのも、悪くない。
と、想っている。

[前を向いたままグロリアへと流した視線
静かな瞳には意思が宿る]

(186) 2013/10/06(Sun) 23時半頃

【独】 良家の息子 ルーカス

/*

[あなたのおひげが、とても好きなの。]

ズキューン。
はあ、きゅんきゅんする。
ちょうきゅんきゅんする。

(-47) 2013/10/07(Mon) 00時頃

【人】 良家の息子 ルーカス

[傍立つグロリアの腕に籠る力、
握りしめる拳はあるがままにさせる。
問いへは緩く首を振る]

そうだとも言えるし
違うとも言える。

私は彼女に髪の毛ほどの可能性も、
――預ける気がない…ということだ。

たとえこれが間違えた選択であっても。

(194) 2013/10/07(Mon) 00時頃

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