人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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【赤】 鉱滓地区 チェビイ

クラリッサ! 今日がお前の命日だ!

2015/07/16(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

―――ねえ、 ……ぼくを 怨んでる? 数百年経っても、まだ。

(0) 2015/07/16(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

………でも、 僕もしあわせに、―――外に。 …生きたい、

(1) 2015/07/16(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

[   影はこくりと頷いた。
   衣を着せた彼の手が、僕に伸びた。 僕は彼を見上げた 。
       ―――薄暗く、 病んだ瞳だった 。 ]



[     鶴がぼくを捕まえる。
     針が僕に向けられる。
    ( 似たようなものを、医務室で )
     ちくりと鋭利なそこが僕に刺さった。

       鶴は 不気味に 笑んでいる。 ]

(2) 2015/07/16(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

[             歪む視界。
             沸騰したように熱い、からだ。
             鶴の姿が遠くなって、 僕は、 ]



       … ぐ、ぇ


(3) 2015/07/16(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

[      僕は、 『 亀 』になった 。    ]*



    ( 遠い影が、 僕に言った。 )
    ( ―――” 鶴と亀が 滑った ” と。 )
    ( そうしてまた言うんだ )
    ( ―――蛙の王様、と )

(4) 2015/07/16(Thu) 02時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

           コロン、 ころころ ……かつん

[ ” せなか ”が痛い。 僕は転がり落ちた先、 螺旋階段の一番上で体躯を隠した 。

    ―――以前はなかった 甲羅に 隠れては 。
ちらちらと首穴から射し込む陽の光が、 眩しかった。
    
        「 ようやく、外に出られる 」

僕の声は、声にはならずに、ただ” 獣 ”の声に成る。 ……ひどく惨めな、感じがした。
……救護員は、 ” ひと ”になったという獣は、今やどうしているのだろうか? 僕はひょこりと首を覗かせて、階段の下を見た 。……暗い。
あんなところに、居たんだなあ 。 ―――そう思う反面、僕は、あの暗闇に追われている気がして ―――急いで足を 外へと踏み出した。 ]


      (  ふるさと、 ―――……もすきーと、  )


[ 建物の出口、周りに過去地下施設へ身を置いたものが居たなら、僕の姿は見られて居たかもしれない 。
それでも僕は、 恋い焦がれた” おもいで ” と ” ―― ” とを。
        一分でも早く、 見たかった 。 ]*

(30) 2015/07/16(Thu) 18時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ


    ( 会いたい )
    ( 会いたい )
    ( 会いたい )
            ( ―――だれに? )


僕のうすのろな足が、止まった。人混みを避けて歩いて来たはずのそこが、いつの間にか人に埋もれる。 僕はすこし、息苦しくなった。

    「 ふるさと 」    「 もすきーと 」

僕を動かすふたつのワード。 ぼくは、 ……なにを探しているんだろう?

ぽっかりと胸に穴が空いた気持ちだった。 はてな?クエスチョン。
こんな空虚な気分は、……ああそうだ、塔を出てからだ。
疑問を飛ばしても、僕にはわからない。 わからないんだ。

      どうしてぼくは、こんなにさみしいのか。 それさえ。*

(52) 2015/07/17(Fri) 02時頃

【独】 鉱滓地区 チェビイ



――――        もすきーと、


    ( ぷくりと、口から気泡が零れた。 …気がした。 )

(-37) 2015/07/17(Fri) 03時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ


[     まるで魔法の言葉みたいに、 決して忘れてはいけない呪文みたいに。
     僕を突き動かす二つの言葉が、脳底に貼りつく。

            焦燥 。

    それは『 こいしい 』から? ただ、『 あんしん 』したいから?僕にはわからない。 わからない、 ……解ろうと、していない。 ]


(88) 2015/07/18(Sat) 00時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

        ……、 ………


[  地下に居たときは、外に出るとしても付近までしか許されなかった。 僕はいつのまにか近しい記憶の外に行っていたことに気が付く。
  消えた人混み 。 ちいさな僕に気付かずに、僕を蹴る人はいない。
  僕は首をぐぐ、と伸ばして遠くを見た。
         ―――とおくとおく、のそら。 合わせ鏡の、うみ。

    『 ―――うみ、 』
       (  記憶のだれかが呟いた気がした。 )( 僕はきょろりと辺りを見渡す )( ……落胆したこころは、 なんだろう? )

 一体何れ程の時間が、此処に来るまでに費やされたのだろう? 疲れたときには甲羅にこもっていたから、太陽の動きさえ掴めずに。

「 まるで砂漠に迷ったみたいだ 」 僕は思った。
思って、ひとまず誰かが焦がれた「 うみ 」へ向かおうと足を伸ばした―――その先、 ]

(89) 2015/07/18(Sat) 00時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ



        ?! ―――ァ、


[ 驚愕に浮いた声が、喉元からこぼれた。 獣の鳴き声は小さく、しかし大きく。
  踏み出した先 いや先なんてなかった。 丘だったんだ、――いや、崖かもしれない。ころころと甲羅に隠れたまま、僕は急斜に転がり出す。
  時折突っかかる障害に、ない眉を顰めながら ]*

(90) 2015/07/18(Sat) 00時半頃

【独】 鉱滓地区 チェビイ

ころがってみました。

(-72) 2015/07/18(Sat) 00時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ



[    おちて、おちて、そのさきは?

  僕はひょこりと首穴から顔を覗かせた。 転がり落ちて、叩かれた体躯は痛く。ずきずきとした鈍痛が僕を苦しめた。

――けれど。

  すん、 鼻を鳴らすと 先よりもたくさんの潮の香がした。
  ぱちりぱちりと瞬きをして、僕は目を開く。 ――うみねこが、 鳴く。 ここは、 ]


(91) 2015/07/18(Sat) 01時頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

     ( うみだ、 )


[    誰かの焦がれた、
             海だった。

  青はどこまでも青く 空には雲が身を横たえらせる。
  『 このけしきだ 』と、僕は思った。
  ―――” なに ”と比べてかも、わからないまま。

     この景色だ。 どこかで見たような、懐古。
     誰かが焦がれたこの景色を。 しょっぱい水を。

        僕は、以前と変わってしまった姿のまま。
        そして変わらない、 独りのまま。


        『 漸く 』と思ったその裏、 ―――僕は、 ]

(92) 2015/07/18(Sat) 01時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ



          、……も、 …――き― と、


(93) 2015/07/18(Sat) 01時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ


[  ……
  近くに『 ふるさと 』がある気がする。 行かなければならない。そうしなければならない。 そうしたら、 僕は一体、なにになれる?
          独りのまま。 ずっと、

  口から漏れた泣き声が、 『 合言葉 』にも似た彼の名前を呼ぶ。


   ( ―――こんな姿では、 きっと。
        ……気付かれることも、無いんだろうなあ。 ) なんて。 ]


(94) 2015/07/18(Sat) 01時半頃

【人】 鉱滓地区 チェビイ

      [    君は、いま どこにいるの    ]


( こてりと、僕は四肢を投げ出した )
( 『 ふるさと 』より先に、彼をと願っては )
( ―――僕の先は長いから、また逢えるまで――と 。 )*

(95) 2015/07/18(Sat) 01時半頃

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