92 【バトルRP】歴史英雄譚
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名も知らぬ、朽ち果てた、石造りの遺跡。
そこに黒い影は、居た。]
『なあ、ユダよ。』
[黒い影から沸き起こる「それ」は声と呼ぶにはあまりにやさしく、呪詛と呼ぶにはあまりに猛々しかった。]
『我はいったい、どこで間違えたのだろうな?
人々を救い、獣を救ったが、何も変わらなかった。
人々は私を頼り、奇跡を欲し、そして―――』
(#0) 2012/05/19(Sat) 17時半頃
[黒い影が「ずもり」と動く]
『――なあ、ユダ。
我は気づいていたのだよ、そなたの裏切りに。
それでも、それがそなたにとっての救いになるのならと思っていた』
[――と。
白い影がゆらりとそこに現れた]
「それは、違います。
私はあのようなこと、望んでいなかった―――!」
[ユダと呼ばれたその白い影は、思い出す。
高貴な身なりの男が自分に金貨を、銀貨を預けたことを。
その師へ問われた罪を、とりなして、打ち消そうと持ちかけたことを。
しかしその結果は。]
(#1) 2012/05/19(Sat) 18時頃
『―――気づいたのだよ、ユダ。』
[声はその響きを変えずに答える]
『なぜこの世から争いが絶えないのか。
それは―――「争いの元凶」がこの世にあるからだ。
何、種を最初からまかなければいいのだ。さすれば花が咲くことも、実を結ぶこともなかった。』
[黒い影が濃度を増した瞬間、その影は霧のように辺りを覆いつくそうとする]
「―――・・・・・・!」
[白い影が何事がをつぶやくと、部屋を覆いつくそうとしていた影はその白い光に押し戻されたかのように、動きを止め、元の形に戻っていく。
その光景は、水晶の大きな結晶に映し出されていた。
結晶の前にたたずみ、その光景を見守っていた男―――かつてユダと呼ばれたその男は、脂汗を滴らせながら、膝をつく]
(#2) 2012/05/19(Sat) 18時頃
『わかっておるのだ。我に肉体がない故に、ここに縛られていることは。
しかし、そなたも老いた。かつてほどの力は、ない。』
[黒い影の中に1点、影ではなく、真の闇が生まれる。]
『体がないのであれば、呼べばよい。
我と同じく、人を絶やさんと願うものを―――な。』
(#3) 2012/05/19(Sat) 18時頃
[闇の中から真っ黒な影があふれ出てくるのを見て、男は顔色をさっと変える。]
「―――このままでは…封印が―――…!」
[男も結晶に向かって何事かを祈り、つぶやき始める。
―――と。白い光が、水晶の中に流れ込む。]
「―――…英雄よ…どうか、どうかこの世界を救ってくれ――!!」
[結晶の中には黒い影と、白い光が、まるで雪のように降り積もる。
降り積もる光と影。その白と黒に、結晶は満たされ―――。]
(#4) 2012/05/19(Sat) 18時頃
歴 史 英 雄 譚
(#5) 2012/05/19(Sat) 18時頃
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