223 豊葦原の花祭
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/* なんとなくそんな気はしてたけど、華月斎さんがろきさんか。 もふちゃんはどこだろ…亀吉さん?
(-0) 2015/04/20(Mon) 01時半頃
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/* はっ、ということは、雪ん子と薄墨桜の奇跡のコラボはすでにできていたのですね(予想外
(-1) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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/* その点では沼太郎さんとももっと絡みたかったなあ…
(-2) 2015/04/20(Mon) 02時頃
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[人の子とかわした約束が果たせなくなってしまう。]
(-3) 2015/04/20(Mon) 02時半頃
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/* 頭が回らぬ、回らぬ… 亀吉さんと花月斎さんのやり取りに心凪ぎすぎて、もっと見たくて屋台の方に行ってしまいました 今です!!!という声が聞こえた気がした
心穏やかになるロルっていうのは凄いなぁ、好きです (メアリーちゃん可愛い乱舞しているのでとても穏やかな心持ちではありません)
(-4) 2015/04/20(Mon) 03時頃
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―――何が嘘で、ほんとう、だというの。
(-5) 2015/04/20(Mon) 04時頃
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[答える声 は ない。]
(-6) 2015/04/20(Mon) 04時頃
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[ 漠然と、 おなじ だと、思った。 ]*
(-7) 2015/04/20(Mon) 04時頃
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――おかあさん。
振り返ると、“娘”が気恥ずかしげに立っていた。 どうしたの、と尋ねると、えっとね、と言いよどんでいる。 そのどこか困ったようにも見える様子を見ていて、気づいた。
「もしかして、大事なお話?」
笑みと共に尋ねれば、暫くの間の後、娘はうん、とうなずいた。 緊張しているのだろう、切れ切れに話す内容は、何某に好きだといわれたというお話。 お嫁さんになってほしいと言われ、つい逃げてきてしまったのだという。 私はにこりと笑みを深くした。
「おめでとう、――。貴女も、彼のことが好きだったんでしょう?」
さっと頬を朱に染め、なんでわかったの、と目で訴えるけれど、貴女はもし、彼が気に入っているのでなければその場で平手打ちをやっているはずよ。 逃げてしまったということが、貴女の好意を一番はっきり示しているじゃないの、と言えばますます顔を赤くした。
(-8) 2015/04/20(Mon) 09時半頃
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愛らしい娘だった。 幼いころに母親を病で亡くし、父親は残っているものの娘の心などわからない。 寂しさが高じて、“母”を求めた哀れな子。 現れた私は本当の母ではなかったけれど、あの子の望むままに愛情を与え、慈しみ、育てた。 とはいっても、私ができることは限られていて、あの子の母がこの子に教えたかったであろうことを想像して伝えたに過ぎない。 それでもあの子は、偽りの母を愛してくれた、と思う。
祝言を上げるのを見守り、嫁いだ先でもずっと見守っていたけれど、あの子には私が見えなくなった。 それもそのはずだ。 母親は、嫁ぎ先にいるはずがないのだから。
決して幸福とは言い難い生活だったのではないかと思う。 娘と一緒になった男は、酒も博打もほどほどにやっていたし、稼ぎも決してよくはなかった。 その日の食事に頭を悩ませることも一度や二度ではなかったし、度々内職をせざるを得なかったのも知っている。 けれど…誠実では、あった。 あの子は最期のその瞬間、先に逝った旦那を想い、子供達に囲まれて、穏やかに息を引き取ったのだから… きっと、幸せだったのだろうと思いたい。
(-9) 2015/04/20(Mon) 09時半頃
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―20XX/5/XX―
[ くるり。
中途半端に伸びた髪がクセになっていた。 鏡に映るぼくの姿は、萎れた花弁みたいに覇気がなくて。 今日も今日とて違う花々を束ねた贈り物片手に、白けた面をしていた。
ライラック。やまぶき。矢車草。アリウム。芍薬。かすみ草。鈴蘭。苧環。
この季節に根を植え付けては世界を彩る彼ら。
でも、ぼくが手にしたのは 勿忘草。紫蘭。金瘡小草。
どれだと思う? ]
(-10) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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君が拾ってきたあの子、もう…三歳になるよ。
[ 水を張った小瓶に花を生けながら、ぼくは今日も語りかける。
冬の静けさはもうすっかりとなくなっていて、代わりに芽を出し始めたのは微かな夏の気配。
カーテンで覆うことのない窓からは眩しい日差しが君を照らす。 ]
雪みたいに白い猫。 だからって雪ちゃんなんて名前、どうかと思ったけど。
[ 底冷えする寒さの中。
困った顔をしてぼくの元へ訪れた君。 両手に抱えた小さな塊を差し出しては、ぼくの元で飼えないかって声をかけてきた。
幸いぼくの両親は、動物が好きだったから快く迎え入れることになって、でも現金なことにぼくは君と会える理由が出来たことに喜んでいたっけ。 ]
(-11) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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…あれから、二年か。
[ ちいさな子供だったぼくらは。
今年の冬を迎えれば大人になる。 でも君の時間は止まったまま動かない。
植木に根付くようにして、君は眠っている。
甘い、花の香りに包まれた箱庭の中で。]
(-12) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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[ くるり。
視界を覆う黒髪。 僅かな隙間から、乾燥した白い指先を覗いた。 ]
読まなくちゃね。
[ 頁を捲る間際、そっと重ねては熱を伝えて。
いつか、君が触れてくれた時に感じた柔らかさに想いを馳せる。 ]
(-13) 2015/04/20(Mon) 10時頃
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/* 華月さんパワ欲しいなーと思ってログ見たらもうあっちいた #ちゃんと読もう
(-14) 2015/04/20(Mon) 11時半頃
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壁に耳あり障子にメアリー!
(-15) 2015/04/20(Mon) 11時半頃
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庭の桜が花をつけた。 ゆうちゃんが嬉しそうに、お花見だよ、という。
「お花見?」
それは、桜を見ながら催す宴のことらしかった。 普段は静かな庭に、大人も子供も集まって、馬鹿みたいに騒いでいる。 私は庭の片隅で、そんなかれらをそっと見守っていた。 この桜は、近所でも随分と有名な、立派なものだったらしい。 ゆうちゃんが、内緒、と言いながら三食のお団子を持ってきてくれたけれど、“夕顔の精”である私は当然食べることはできなかった。
(-16) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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それから幾年。 桜の花が満開のころ、ゆうちゃんはお嫁さんをもらった。 小さくて泣いていたゆうちゃんは、ほかの誰よりも立派な、たくましい体つきの大人の男になった。 きれいだけどちょっと気の強い、しっかりもののお嫁さんをもらって、ゆうちゃんとっても嬉しそう。
「おめでとう。」
囁いた私の声は、ゆうちゃんにはもう、聞こえない。 近所のおじさんにからかわれて、照れたように笑ってるゆうちゃん。 お酒飲まされて酔っぱらって真っ赤なゆうちゃん。 仕方のない人ね、ってお世話をしてたのは、ゆうちゃんのおよめさん。 ゆうちゃんの頭をなでるその人の手が、うらやましかった。
(-17) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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…――私はもう、ゆうちゃんに触れることすら叶わない。
ゆうちゃんの日常は、穏やかに過ぎてゆく。 見えなくなった“夕顔の精”の存在なんて、忙しい日々の隙間に零れ落ちてしまう。
ゆうちゃんに、子供ができた。 男の子と女の子の双子ちゃん。 奥さん、とっても大変そうだったけれど、ゆうちゃんが泣いて喜ぶものだから、それだけでとっても幸せそう。
「ゆうちゃん、もう、一人じゃないね。」
さびしくないね。
(-18) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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家族が増えて、ゆうちゃんのお家が少し狭くなった。 少し大きくしようか、と話をしていたのは知っていた。 だから、お庭が狭くなっちゃうのは仕方ないんだ。
すでに老木となり、盛りを過ぎたらつける花の数も減った桜の木が、伐り倒されてしまった。 燃やすと良い匂いがするんだ、とか言ってたけど、煙の臭いは多分かがないよ、ゆうちゃん。
あら、こんなところに雑草。
奥さんが指差したのは、花の時期ではない、夕顔のつるだった。
(-19) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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――あぁ、それは、夕顔だよ。
答えたゆうちゃんが、なつかしそうな顔をする。
――それは、取っておいておくれ。
精霊が住んでいるから、なんて、それじゃ奥さん、冗談だと思うよ。 ほら、子供たちも笑ってるよ。 馬鹿。
目尻から頬を伝う滴は、地面に落ちる前に消えてしまい、染みひとつ残すことはなかった。
(-20) 2015/04/20(Mon) 12時頃
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/* あや様のこんこんって咳だったのか…! ウワアアア 会いたい 名前をお呼びしたい
(-21) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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/* 最早灰を使う暇がないのでコンスタントに反応できないのが悔しい。
華月斎様やっぱりかーーー! やっぱりというか 淡墨桜だとは分からなかったけど 読み返せばフラグばんばんでむしろ何故気付かなかっただけど 桜様って呼びたかったーーーうおーーー というかどうしよう 実は咲いて人気が少なくなったあたりで淡墨桜に縋って「このまま死にながら生きるならせめて貴方の養分となりて死なせてください」的なことやろうかなと思ってたのですが これやると完全にあの ゆるゆるRP村で何薄暗いことやってるんだと すみません 当初は死にたがりにするつもりなかったです
(-22) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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/* おもん様かわいい #最早定期
(-23) 2015/04/20(Mon) 13時頃
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/* おーっと回想見出しだすの忘れてた
(-24) 2015/04/20(Mon) 14時頃
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/* まじか 俺奇跡起こせんの>>37
(-25) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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/* 他の神へのつなぎ≠付ける意味合いで贈り物してはいた かきごおりとかわたあめは食べたらお終いだけどさ、神様からのおさがり、は一応縁起物なのだ
ところで俺にも願い事がある 温水洗浄便座の温度を下げて欲しい切実に尻が熱い
(-26) 2015/04/20(Mon) 16時頃
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[ひどい混乱が少女を襲う。 それは知らない感覚だった。
いつだって、その時に自分を呼び出した誰かが少女の中では唯一で絶対であったはずだった。 今は、ゆうちゃんも亡くなって、唯一絶対の誰かはいない。 それでも、ゆうちゃん以上の誰かなんているはずがないし、いてはいけなかった。 それは、次の誰かに求められ、姿を変えるまでの誠意だ。 それなのに…
こんなにも暴力的に惹かれ、本能が欲する存在は。 これが、神さまというものか。
人間の願いを叶えるという意味で、少女の本質は神と名のつくものに限りなく近しいのに、その存在は人間に近すぎるため、神には至らなかった、それが言霊という精霊だった。]
(-27) 2015/04/20(Mon) 17時頃
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―――最早死んだも同然のこの命、 せめて愛する村の糧となりて尽きたいと。
(-28) 2015/04/20(Mon) 17時頃
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/* ねえ待って、うすずみさま、「男に見える」じゃん、植物って一株で雌雄同体じゃん、つまり脱がせたらおtintinとおmanmanが同居してる可能性あるってこと…!!?滾る!!
(-29) 2015/04/20(Mon) 18時半頃
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