[男はそのまま淡々とルールを語りだす。
この島は、この小屋のある山を中心に、直径700メートルのほぼ円形の小さな島だということ。
島の一部には民家などもあり、それらは現在誰も住んでいない廃墟のため壊しても問題ないということ。
公平を期するため、武器は用意されたものの中から選ぶということ。もし自ら選ばないのであれば、適当なものを渡すということ。
武器が使い物にならなくなったらこの小屋で交換や補充可能であること。
また簡単な食料や飲み水も同様にこの小屋で補充可能、勿論民家などに残っている飲み水や食料品も自由に使って可能だということ。
小屋の中は非戦闘地帯だが、10分以上小屋にとどまることは禁止すること。
この小屋10分ごとに一人ずつ出て行き、小屋をでたら戦闘開始であること。
そして――数時間おきに、現在の生存者数を読み上げていくこと。]
(#7) 2013/10/21(Mon) 21時半頃