―――遠くの鐘が、朝を報せる。東雲は去り、朝焼が国を照らし始めた。人々は寝床から身体を起こし、また何時もの様に身支度を整え、味の知れたものを口に喉に通し、……そうして今日もまた、変わらぬ日々を送るのでしょう。 国の真中にある鐘は、色褪せた黄金色を浮かべ、次は夜に、時を知らせに来るでしょう。 その鐘の下、国の中心部の建物は、薄緑に色を包ませながらひとつ。今日も始まるヒミツのコト。誰も知らない、続く物語。 中に住まう一人の男は云うのです。たった数文字、彼の名を。 鐘音に耳を傾けながら、開いた書物を閉じ、その手に衣を着せ透明な言の葉を。
(#7) 2014/09/30(Tue) 01時半頃
sol・la
ななころび
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