[首筋に落ちた唇に吐息が漏れ、身体に甘い痺れが走る。
同時に熱源を弄ぶ手に声が出そうになるのを堪えながら、笑気混じりの言葉を聞いて。]
ん…っ、ぅ、別に貴様の神になりたいのではなく、神になる男だと言っている。
貴様が改宗を望むならオレは受け入れるぞ?
[不躾に刻まれる歯型が誓いの証とも思えなかったが、神としてという言葉と良い子にするという子供扱いする言葉の矛盾に指摘はしないでおいてやる。
信心深いというこの男が本気でそれを言っているかは計り兼ねるものがあるけれど、少なくとも気分は悪くなかった。]
…最初から迷いはないと、言ったはず、だ。
[乗り気だと揶揄る言葉>>3:*61に今更取り繕うつもりはない。
身体の反応が正直なのは明白であることも仕方なかろう。
しかし視覚からの刺激に弱いのもあり、それから目を逸らす様に拙い愛撫を彼の耳に施して]
(*2) death73 2015/11/14(Sat) 00時半頃