【独】 さめ ザック

>>-912
［白子の視線がさっと逃げるのを見る。鮫島は、白子へか、麦茶へか、苦笑いになった。］

ぬるいすね。

［手の中でひんやりしているお茶は、別にぬるくもない。でも、そういう事にした。
平たい手がコップを持ち上げ、口に近づいたあたりで、少しだけ傾げた。切って揃えた先の丸い爪。指はそこそこ長い方。手の甲に血管がういている。二口、三口飲んで、唇から放したコップを下に下げた。白子の視線が手を追っている、らしい？鮫島はじっと白子の顔を見てから「あ」という。］

先輩。なんか。ついてます。ここんとこ。

［頬のあたりを示して、指先を白子の頬に伸ばして触れた。まつげか何かを摘まんで取った。］

(-1020) gekonra 2011/05/07(Sat) 17時半頃