【独】 会計士 ディーン

>>-195　清流

[冗談めかして苦労しながらの言葉に、はにかんだ。
　いつも沢山清流が言っている言葉だけど。今特別に感じるのは、想いを告げた後だからだろうか。
　本気で言われてしまっては、きっと、心臓が持たない。――だから、これで、丁度良い]

　……ああ、いや。これは……

[触れる指の先、流石の悪戯を指摘されれば、困ったように]

　いや、お前も悪戯す――……

[するつもり、のような言い方を咎めようとするも。
　距離が詰まり、ドキリとする。
　視界を遮る、清流の喉元。
　視線を上げれば、唇と舌が自分の眉間を舐めているのが見えて]

　――　ぁ、っ

[混乱、戸惑い、それ以上の何かで。制止できない。静止する。]

(-200) lalan 2011/03/02(Wed) 20時半頃