人狼議事

162 絶望と後悔と懺悔と


【独】 猫の集会 クシャミ

―今から五年前の話―
[絶対大丈夫。孤児院が燃える前に確かにそう話した。
俺の言葉をきっと絢矢もリカルダも明之進も信じてくれていたのだろう。]


 ………何が「絶対大丈夫」だよ。
 助かるって希望持たせて、明之進が傷ついて、リッキィも絢矢も傷つけて。
 

[安吾に明之進とリカルダ、それにこの場に居ない家族は安否不明だと聞かされた。
恐らく死んでいるだろう、そんな雰囲気も感じ取れた。

安吾を、恨んでいるかと本人から聞かれた。
涼平はそれに首を振る。
もっと早く絢矢を連れてあの場から出れば良かったんだ。そうすればリカルダも明之進も居なくなる事は無かった。
そういって泣きそうになりながらも笑い顔を作った。

安吾を恨んでいないのは本当だ。
本当に憎いのは金色の髪をした始祖でもなく吸血鬼でもなく、家族を助ける事ができなかった自分自身。*]

(-23) 2014/02/10(Mon) 02時半頃

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