人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 奏者 セシル

>>455

[そのままふらりと食堂方面へ歩いていく。
 いきなりのドナルドからの口付けは、驚きが大きく、ちょっと混乱しているのは無理もなかった。
 ただ、冷静に考えれば、少し、挑発したかもしれない。今まで、そんな挑発をしても、誰もがまずは同室者を思い、何かしらしてくることなどなかった。なので、行為としては十分に経験済みでも、はじめてといえばはじめての経験でもあった。]

 はぁ……

[正直、食べても飲んでもいなかったのに朝から何かいろいろあったような気がする。]

 ――…先輩?

[その時、フィリップの姿が見えて、思わず手をあげた。
 フィリップがさっきいたことも、ましてや一回帰省しかけて戻ってきたことも彼は知らない。
 むしろ昨晩の約束が思い出されて、あげた手をポケットに突っ込む。

 そこにちゃんと大事なものがあれば、なんとなくほっとして…。]

(457) 2010/09/03(Fri) 12時頃

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