人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 若者 テッド

[もし、女の声でなくて、彼の素の声だったら。
萎えただろうか、それとも……―――。
考えは、そこで止まる。
セシルと別れたあの瞬間も、同じ。

彼に向けた表情は、まるで鏡映しに弱々しい笑み。
倫理観にも段階がきっと段階があって、
こえられなかったのは、行為は互いが愛し合ってという段階。]

 ――……はぁっ

[ロザリオに視線を落として、何度目か判らない溜息を吐いた。
神の教えに時折矛盾を感じて、最近良く迷う。

洗濯機が回るランドリールーム。
ロビンの姿があるのなら、ヘクターの姿が見えるなら、
テッドは物云いたそうな視線を向けるだろう。

他者は、どうやって折り合いをつけているのだろうと……。
素朴でいて、聴き難い問いを胸に抱いて。]

(425) 2011/08/04(Thu) 23時半頃

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