人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 靴磨き トニー

――夕刻/寮の玄関――
[赤々とした太陽が、次第に地平線へと近づいていく。一年前――この学園に入学するまでに住んでいた所で日の沈む先といえば、ごつごつと連なる山並みの向こうへ、だった]

――ここだと、森の向こう、なんだね。

[望む先に見えるのは白樺や樫、ブナの樹が生い茂る森。
同じような植生の林がこの学園の裏手にもあり、透明な水を湛えた湖がそれを縁取っていた。
少年にはまだ経験が無かったものの、湖での自然観察や遠泳といった形で、カリキュラムにもその存在は組み込まれている]

――そろそろ、戻ろうかな。

[鐘の音が響いた。
見上げれば鐘楼が夕陽を照り返し、一日の終わりを告げていた。
空は西から東に、茜色から淡い菫色へのグラデーションを纏う]

(381) 2010/09/05(Sun) 17時半頃

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