人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 掃除夫 ラルフ

─中庭/物干近くの木陰 ─

[時計を部屋に置いてきたので、何れくらいの時間眠ったのか分からない。
 角度を変えた日光が、青ざめた皮膚を焼く熱で目が覚めた。真っ暗な闇にいきなりスイッチが入り、現実が稼働し始めるそんな錯覚。]

──…ッ

…… あ あ。

[汗ではり付いた長い前髪をかきあげ、滴る汗を拭う。
 熱で身体の重さを感じはしないけれど、熱は熱で心地良さには繋がらない。喉が渇いたと思いながら身を起こした所で、見覚えのある下級生の姿が遠く白い影のよう視界に入った。]

ユーリィ?

(363) 2010/09/03(Fri) 01時半頃

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