人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 執事見習い ロビン

―自室―
[そろそろ食事時だから誰かが覗きに来るかも知れない。
そう思いつつも、快感を紡ぎ出そうと動く手は止まらない。
歯を食いしばって、声を押し殺すのが精一杯だった。



――時が経って。
濡れたシーツの上に四肢を投げ出して横たわる身体は、壊れた人形の如く。
白い膚は未だ薔薇色の火照りを残して、白い穢れを下肢に纏わせていた。
着衣も乱れて、半裸よりも裸に僅かに服を纏っているだけで、ほんとうに凌辱を受けたかのようにも見える。

けれども、既に欲望は開放されて静まった筈なのに、求める息苦しさは消えないのだ。
それは薔薇の呪いのような外から来たものではない――元々彼が持っていたもの、ずっと隠匿してきたものが偶然の重なりで引き出されただけ。

一度火が点いて現実味を帯びてしまった妄念は消えはしない。]

(355) 2010/09/05(Sun) 15時頃

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