人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 さすらい人 ヤニク

[水に匂う花の香に、支えられる熱に、
 留まる視線に、何か感じていたのかもしれない。
 けれど、単なる思い過ごしだろうという程度には軽く捉えて。
 ヘクターの表情を目にすれば、冗談の一つでも口にするところだったのだけれど]

 ――……、

[安堵と落胆、相反するそれに少しだけ身動きが取れなくなった。
 深い碧に過ぎった一瞬の焦燥は、どうにか常の笑みを戻して、
 視線は刻まれたタトゥーを追っていく。別にそれを確かめて口にしたわけではないのだけど、
 軽口を言うタイミングは悪かったかもしれない]

 まあ、……ものの弾みで反応することもありますよね。

[すこし上の空になったのは、刻まれた刺青があの黒く絡まる蔓薔薇の文様に重なったからで、血滲むそれを思い出して眼差しが伏せられる。ぽたり、と濡れた滴が髪から落ちた]

(312) 2011/08/08(Mon) 23時頃

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