人狼議事

30 ─今夜、薔薇の木の下で。


【人】 会計士 ディーン

― 図書館からラルフの部屋へ ―

[向けられた無防備なラルフの笑みに(>>278)、ツキリと胸痛むのはある種の罪悪感からか。
両眼の紫を僅か見開く。
光の加減だろうか、それともモノクルのレンズの所為だろうか。
紫は右眼は色濃く、左眼は色薄く……―――。]

 では、行こうか。
 嗚呼、荷物は持たなくとも……―――

[荷物を運ぼうとしてくれる様は、遠い昔、初めて弟と使いに出た時のことを思い出させた。
故に、勉強道具を少しだけ持ってもらい、図書館を出た。]

 ……、……―――

[プールの近くで、中等部の2人と合流する。
「元気だな」とかけた言葉の後、ラルフが見せる言動に、それに驚きを見せるロビンに、密やかに胸中をさざめかしていた。今日1日で随分何かが変わってしまったと思う。その原因は果たしてなんであろうか……―――刹那想いを馳せた時に、微かに薔薇園より風に乗った薔薇の香を嗅いだ。]

(296) 2010/09/05(Sun) 09時半頃

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