人狼議事

22 共犯者


【人】 寡婦 パピヨン

その特別な死者があった場合も、巡礼は毎夜続けられました。
死者が出なくなるまで、ほとんどの場合は、巡礼が全員帰らなくなるまで。
具体的な儀礼手順の伝えでは、正式な巡礼の人数は「その年の月の数」であったと言いますが、村人の間ではそれは容易に「十二使徒」になぞらえて記憶されました。

村の古い家系に伝えられた口承では、その死者は神、あるいは神の御使いによって殺されたもの、だとされています。
私たちの先祖は、その神と契約し、庇護される代償として、死者となる者を差し出すことになったのだ、とそこでは言われます。
巡礼の儀式自体が、そのために作られたのだと。

[くすりと笑う。]

珍しい伝承でしょう?
普通、そういう契約を結ぶ相手は「悪魔」とか「妖精」、「小人」ですし、人間の側が機転を利かせて契約を無効にしてしまうものなのに。
私たちの先祖はその相手を、神、と呼んで伝承してきたのです。

(294) 2010/08/01(Sun) 02時半頃

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