人狼議事

242 【突発誰歓】桜が見せた夢


【人】 営利政府 トレイル

ーー 過去:終わりの始まり ーー

伊千朗。
おれ、引っ越すんだ。親父の転勤が決まってさ、都会の中学校なんだって。

[桐生と出会ったあの空き教室。
放課後に話があると呼び出したおれはそれを伝えることを惜しみ、持ち込んだ菓子を二人でくだらない話をしながら食って。
やっと名前を呼んで切り出したのはもう彼を帰さねばならない時間を時計が示したから。]

残念だなあ、本当は二年は一緒にバカやれた筈だったのにさ。

[後輩と先輩、立場が逆だった時あの人の前でそうしたようにおれは寂しさを表に出さずにいつものように笑う。
桐生は、いや、伊千朗はどんな顔をしていただろう。]

大丈夫だ。
お前はおれよりずーっと立派な先輩になれる。何の心配もいらないよ。

[ごつん、額を合わせてからから声をあげて笑った。
ある日の夕暮れ。*]

(271) 2015/12/16(Wed) 21時頃

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