人狼議事

162 絶望と後悔と懺悔と


【人】 落胤 明之進

 周君は、お母さんが、いない……の?

[父は知らなかったが、母はとても優しかったから、
 ――少年の記憶ではそうだったから、
 周が母を知らない事はとても寂しいと思った。

 そうした内面の思いはいつも表れない顔であった。
 外の子供には気味が悪いと陰口される無色の笑み。

 周も外から来たばかりだから、同じように感じるだろうか。
 しかし、同じ孤児院の家族には好かれたいとも思った。]

 お母、さんはね、優しくて、頭を撫でてくれる、よ。
 ここに、住んでいる皆と……同じ、温かいんだよ。

[結果、周の頭を撫でようと試みた。
 身長差で可哀想な事になったのは否めない。*]

(264) 2014/02/09(Sun) 01時半頃

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