人狼議事

276 ─五月、薔薇の木の下で。


【人】 花売り メアリー


 去年、女の子やめたばかりの頃、
 僕が僕だって、誰も判ってくれなかった。
 流石に今はそうじゃないですけど。

[マークの目は、ただぼんやりと雲間の月を捉えて]

 「中庭の眠り姫が転校したらしい」って、
 僕の目の前で後輩に言われた時は、流石に堪えました。

[もう笑い話だよ、とばかりに苦笑ひとつ。
 けれどあの時、本当に「誰も」判ってくれなかったかといえば――そう思い返した時、胸がざわつくのを感じて、マークは自分からの話を打ち切った。]

(264) 2018/05/18(Fri) 21時半頃

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