人狼議事

162 絶望と後悔と懺悔と


【人】 FSM団 ミナカタ

―むかしばなし:hands―

[あれ以来、リカルダは周が喧嘩をして帰って来る度に、
他者を傷つける為の手を包み込むように握ってくるようになった。

無碍に振り払うことも出来ず、手が汚れるから、やめとけ、という制止も、彼女にとってはどこ吹く風のよう。
結局根負けして、自分には無い感情だが父親が恋しいのだろうと結論付け、リカルダの好きにさせてやることにした]

 ……けどさ、リッキィ。
 お前も、つくづく物好きなヤツだよな。
 
 俺じゃなくても、寂しいなら、
 手を握ってくれる相手は此処ならいくらでもいるだろ。
 
[その日も黙って小さな手を重ねてくる少女に、不思議そうに尋ねた]

(248) 2014/02/09(Sun) 00時半頃

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