人狼議事

162 絶望と後悔と懺悔と


【人】 落胤 明之進

―回想・零瑠について―

 ――ひいらぎは、どんな冬?

[冬の木と書く、と教わった直後に返した言葉がそれだ。
 正確には柊は木である。冬ではない。
 刺があるから鬼が嫌って寄り付かないのだと言う。]

 とげとげ……

[まだ幼い両の掌を見た。そして零瑠を見上げた。]

 …………鬼じゃなか、ったら、大丈夫?

[感情のない黒檀と小さな声だった。*]

(243) 2014/02/09(Sun) 00時頃

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