−イグファ・回想−
>>198
トム『そう、ほっとしてもらえたならよかった!』
[にかっと笑顔を見せたあと、こちらのグラスが空いたのに気付いたのか、注文を聞かれ、今度は4を注文した。(>>161)トムは酒を作りながらゆるりと話しだす。]
『なぁにご心配には及びませんよ。実は私、アウスト人でしてね。
退避と言っても、王宮の近くの別邸にでしょう?私は入れてはもらえませんよ!
だから、アンゼルバイヤ人のお客さんも滅多にこない。
お嬢さん、アンゼルバイヤの人でしょう?
まぁ身なりがよさそうだからこのへんの人じゃないだろうなとは思いましたけどね!
……あぁ、少し辛かったですかね?実は隠しメニューなんですけどね☆
こちらのお客さんは、時々頼むんですよ。他の人には内緒ですよ?』
[そう言って茶目っ気たっぷりにウインクしたあと、グラスをこちらに置き、グラスを手に取り拭き始めた。]
(228) 2011/11/15(Tue) 21時半頃