人狼議事

60 ─昨夜、薔薇の木の下で。


【人】 漂白工 ピッパ


 …私は…どうすればよかった……?

[ルーカスが去った後顔を覆ったままぽつり呟く。
信じていた世界が軋んでいく。
大事にしていた者が離れていく。
均衡を保っていた天秤は揺らぎ傾きはじめて、
白の中に小さな色が点々と落とされていく。

どちらもなければならないのに、どちらかを取ればどちらかは落ちて。

ふらりと僅かによろけた足で歩きだす。
話さなければいけない――…大事な友人なのだ。
きっと少しの気まずさはあろうが、話せば元に戻れるだろうとそう信じて。

ルーカスの去っていった方向へと彼を探しに歩きだす。
ヨーランディスの騒ぎが起こるのはその後のことか、そこには姿を見せず。

はらり、気付かぬまま去ったのだろう。廊下には汚れた真紅の紐が落ちていた。*]

(224) 2011/08/06(Sat) 00時頃

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