【人】 奏者 セシル

>>218
(本当にパティは、可愛いなぁ…)

[嬉しそうな顔、顔を赤らめながらも必死にこちらを向いてくれ、そして微笑んでくれる。そんな表情が当たり前に与えられている今が幸せ過ぎて、何故か涙が出そうであった。……何故か。]

――うん、あの子守歌、だね。丁度よかった、俺も弾きたいと…思ってたんだ。

[パティの額に一つ口付けを落とした後、すっと横のテーブルの上のケースからバイオリンを取り出し、肩に乗せ構える。そして弦に弓を乗せ――ゆっくりと滑らせた]

(パティがずっと…幸せでいられますように)

(223) iacopo 2011/11/29(Tue) 00時半頃