─食堂・現在─
[叔父の部屋に向かったヴェスパタインと別れて、食堂へ向かう。ドロテアは一緒にいただろうか。
そこで繰り広げられる舌戦に思わず足が竦むが、唇を引き結んで、皆が集まるその場所へ。
ちょうど、ジリヤとシメオンの視線が交差したところ。>>197>>213
視界に二人を収める。菫色の瞳を少しだけ細めた。信じて疑うのは難しい。でも、やるしかない。]
ヴェスパタインせんせいは、叔父の部屋にいます。
手掛かりを探すって。
[続いて聞こえたヨアヒムの声に>>205きっぱりとした口調。
それから、ヴェスパタインに手渡されたメモをパン、とテーブルの上に広げた。]
これからお話することは、ドロテアおばさまが伝え聞きいた『事実』である事を前提に、きいて。
雪鬼が存在するのなら、叔父の死も、叔父が体験した何かに関係があるかもしれない。
[その場にいる人々を見渡し、ヴェスパタインの指示通り>>193雪鬼が実在する可能性と、能力者が被ることはあり得ないという話を伝える。勿論、ドロテアが能力者である事はその場では伏せて。]
(221) 2015/05/28(Thu) 23時半頃